“2011年9月”の記事一覧

やっぱり焼酎が人気!

焼酎ブームは去りましたが、それでもやっぱり焼酎なんですよね~!

不況の影響か、暑さが続いているためか、最近はいわゆる「キンミヤ焼酎」のような甲類焼酎の動きが良いようです。しかし、その影響なのか逆にビール系の動きが鈍くなっている気がします。

 ちょっと前までは、第三のビールなどのビール系を飲んで、その後に芋焼酎という家飲みコースが多かったようです。しかし、この連日の暑さのためか、経済的な理由のためか、はたまた健康面を気にしてか、甲類焼酎を炭酸などで割ってレモンを加えるなど、よりグビグビといける、割って美味しい甲類焼酎が選ばれているようなのです。

 確かにこうも暑い日が続くと、お酒のアルコール度数に関係なく喉を潤すためにグビグビと飲んでしまいがちで、そのあげく飲み過ぎてしまうのかも知れません。これが甲類焼酎を何かで割って飲む場合には、自分でアルコールの濃さを調整できる便利さがありますね。

健康管理のためには1日24ccのアルコール摂取が理想的だといわれております。健康面を気にされている方で、なおかつ毎晩グビグビとお酒が飲みたいと思えば、アルコール度数の低い酒を選ぶのが理想的ですね。でも味わいが薄くて満足できないのは嫌ですよね。

 その点、焼酎割りは焼酎の味わいよりも割り材の味わいで楽しみますから、より満足できるはずなのです。例えば、25度の甲類焼酎を1:7で炭酸等で割った場合にアルコール度数は3度になります。1日のアルコール摂取限度を24ccにしたいと考えた場合でも3杯ぐらいは楽しめることになるのです。

たぶんアルコール度数3度のお酒をがぶ飲みすれば、アルコールを摂取し過ぎる前に水分でお腹がいっぱいになってしまうのではないでしょうか。それは、ある意味では理想的かもしれませんね。

賢く家飲みを楽しみたいと思えば、焼酎は外せない存在なのかもしれません。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「エル・シルクロ」 秋の風を感じたら・・・グルメワインはいかが!

まだまだ 残暑がキツイ・・・。

本当に 秋が待ち遠しいですね。

でも、この台風がいってしまえば、いよいよ 秋到来!というはなし。

秋といえば、スポーツ!という方もおおいでしょうが、

やっぱり、秋といえば 食欲の秋!

美味しいものが 楽しみですね。

 

今日は、お食事に合わせたくなる、スペインの銘醸地 リオハ地方の赤ワインをご紹介します。

「エル・シルクロ 2008」 

パゴス・デル・レイ

 

とろっとした口当たりで、チェリーやストロベリーの香りに 甘草の香りが混ざり、熟成した深みも感じられます。

渋味成分のタンニンも、細かく滑らかで、スムーズに口の中に広がります。

とっても リッチな感じ。

リオハの伝統的製法である、オークの小樽による熟成により、こんな深みが生まれるのです。

 お値段が手頃なのも、このワインの魅力。

高級感のあるラベルもいいですね。

普段の食事も 楽しくなりそう。

これからの季節 さんまにあわせるのが いいんじゃないかな。

このワインのとろっとした感じが、さんまの脂と

絶妙のハーモニーを醸し出しそう。

是非是非 お試しくださいね!

「エル・シルクロ 2008 」    1200円(税込)

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ヘンチキ・ヒル・オブ・グレース」レア・オーストラリアンワイン!

オーストラリア最高方のシラーズとして、ペンフォールドの「グランジ」と双壁を成すヘンチキの「ヒル・オブ・グレース」です!

 

Henschke Hill of Grace ヘンチキ ヒル・オブ・グレース 750ml

2011年9月16日現在「1992年」と「1996年」の在庫がございます。

このヒル・オブ・グレースは、間違いなく酒倶楽部ステップにあるお宝的ワインの一つ!

先日、シンガポール在住のワイン通の方がご来店されました。その時にこのヒル・オブ・グレースを発見されて、

「このヒル・オブ・グレースはまた、メッチャお得でんな~!」「これ、シンガポールだったら最近は、この10倍以上の40万円ぐらいで値が付いてまっせ~!!」「ここで買ってシンガポールへ持って帰ったろうかな~!」(ホントは関西弁ではなかったのですが!笑)

って、ホントにおっしゃってたんですよ!ビックリです!!とは言ってもここは日本、今の日本ではそんな値段で買ってもらえそうにないため、絵に描いた餅で、「シンガポールへ行商に出かけたろうかな!!(笑)」みたいな状況なのですが!(汗)

生産量が元々少ないのに加えて、日本に比べて景気の良いシンガポールでは、かなりタイト感があるようです。また、余裕のあるオーストラリア人もシンガポールには多いのかも知れません。

ひょっとしたら、バブル景気を経験し、ワインブームを経験した後での不況で、高級ワインは転売が目的でなければ、日本は世界一お得な価格で購入できる場所となってしまったのかも知れません。あまり現実的ではないかも知れませんが、日本で高級ワインを買って中国や香港、シンガポールへ持って行けば儲かっちゃう可能性もあるのですね!

「ヒル・オブ・グレース」とは:

 オーストラリアのエデン・ヴァレイにあるヘンチキが所有する単一畑から収穫されるシラーズを使用。しかもオーストラリアでは珍しい無灌漑の畑。それも樹齢150年の超古木を含むフィロキアの被害に遭わなかった古木から収穫されるシラーズ100%で造られます。それらの超古木は根が非常に長く伸びており、遂に地下深い水脈にたどり着いているようなのです。

 オーストラリアのシラーズといえば、ガッチリと凝縮感のある味わいを想像しがちですが、このヒル・オブ・グレースは非常にエレガント。滑らかで気品あふれる味わい。

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ひやおろし」円熟の味わい!

まだまだ残暑厳しい日々が続いておりますが、今年も清酒が一番美味しくなる時期に出荷される「ひやおろし」の時期になりました。

写真は最近入荷した「ひやおろし」。

 「ひやおろし」とは、厳冬に仕込んだ酒をタンクに貯蔵し、ひと夏を越して気温が下がった秋に出荷される熟成酒。気温の高い夏に急速に熟成が進み、その後、気温の低下と共に味わいは馴染んで、旨みが増してまろやかな円熟味のある味わいへと変化した酒。

「ひやおろし」はしっかりとした旨みとまろやかさが特徴で、旨みのある秋の味覚との相性が抜群なのです。

また、「ひやおろし」とは表示されませんが、雪を使った雪蔵貯蔵で気温の低い状態で「ひやおろし」と同じように貯蔵熟成されたお酒もこの時期に出荷されます。こちらはキレイな風味が残ったままで、まろやかさを増した味わい。エレガントな味わいです。

 今日あたりは、まだまだ厳しい暑さが続いており、秋というよりも夏の終わりという感じなため、まだまだ冷たくて喉ごしが良くグビグビ飲める方がありがたいようですね。それでも、この先急に涼しくなったりする日があると、とたんに旨い清酒が恋しく感じたりするんですよね。そんな時に、脂の乗った魚や、秋の味覚のたっぷり入った鍋などと一緒に、今が旬の酒を楽しんでいただきたいと思うのです。

 うまいが一番ですね。秋を楽しみましょう!

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

8月のビール類出荷量は1992年以降最低!

ビール大手5社が発表した8月ビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)の出荷量は前年同月比で3.8%減り、8月としては1992年に統計を取り始めて以来最低となった。

9月13日の日経新聞朝刊より。

酒類別にみるとビールが6.3%減、発泡酒が11.2%減で、割安な第三のビールだけが4.4%の増加と好調だった。

第三のビールが好調だったのは自宅で飲む「家飲み」傾向が続いたのが大きいようだ。一方、ビールの減少は業務用の減少が大きかったようだ。

今年の8月は震災の影響で大きなイベントが自粛になるケースが多く、そうなればイベントでのビール需要、その打ち上げで業務店でのビール需要と、明らかに減少している感じが酒屋としてありました。それと、節電対策などで企業の夏休みが例年より長かったり、サマータイムの導入があったりで、宴会需要も減った影響もあるようです。

一方、第三のビールの売れ行きは好調なようでしたが、街場の酒屋としてはあまり実感がありませんでした。思うに、特に家飲み派の方々の消費行動は合理的と言うか堅実で、飲む分だけを購入するような、安いからと言って余計には買わない感じがします。それにビールばっかり飲んでいない感じもします。

今まで酒類の消費をリードしてきたと言っても過言ではない団塊の世代の方々の、次の世代で酒類の消費をリードする人々の傾向を表しているような気もします。それに堅実な家飲みでないと、これからはやっていけないのかも知れませんね。

ビールを含む酒類市場の縮小はまだまだ歯止めが掛かる気配はありません。こんな市場環境の中で街場の酒屋としてはどのように変化して行けば良いのか?どうすれば生き残れるのか?

こんな記事を目にする度に酒屋としては悩んでしまうのでした。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ