“2011年6月”の記事一覧

「長陵 壺中天地 金賞受賞酒」今年も入荷です!

平成23年度の全国新酒鑑評会で、今年もまた長岡の高橋酒造さんが金賞を受賞されました。

長陵(ちょうりょう) 壺中天地(こちゅうてんち) 金賞受賞酒 AL17.5% 日本酒度+3 酸度1.3 720ml 4,200円

実際に鑑評会に出品した酒のタンクから瓶詰めされた、限定数量の商品。この金賞受賞酒は6月の後半に一回だけ出荷されます。40%まで磨いた酒造好適米「山田錦」を使った、柔らかな香りに、なめらかで深みのある味わい。爽やかな後味が特徴です。

 ラベルの「壺中天地」の書は、蔵元である高橋酒造さんと縁の新潟市出身の孤高の文人(書家、歌人、教育者)會津八一により書かれれたもの。

「壺中天地」の由来

中国後漢の時代に編集された歴史書「漢書」にある語句。壺公という仙人がいて山で薬草を採り、市に売っては大きな壺の中で酒を飲んで暮らしていた、という故事から、俗世間を忘れた別天地、仙境を意味するのだとか。

日本酒は外国での贈り物として喜ばれます。比較的大手のメーカーの日本酒は、今では海外中で購入することができます。しかし、少量生産の地酒蔵の酒となると、海外ではまず見ることはありません。

それぞれの国によって喜ばれる酒のタイプは違うのですが、酒屋の印象からすれば、特に中国での贈り物には、縁起を担ぐような贈り物が喜ばれるようです。つまり味わいもさることながら、見た目とネーミングが非常に大切なのです。

中国の歴史書に出てくる語句「壺中天地」がお酒の名前になっている美味しい酒の贈り物は、間違いなく中国の知識人に大いに喜んでもらえると思うのです。

 この時期、よ~く冷やして飲んでもらって下さい。そうすれば、そのあまりの旨さは、飲む人の心を”別天地””仙境”へ誘うでしょう。そこで一気に商売の話をまとめちゃいましょうね!社内での株が急騰する事間違いなしなのでありますよ(笑)!!

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上海にワイン取引所ができていた!

上海地方政府は、信頼のおけるワインの取引で中国に健全なワイン消費文化を提供するため、インターネット上で運営されるワイン取引所 The Shanghai International Wine Exchange (SIWE)を3ヶ月前に設置した。

このサイトは会員専用。消費者、ワイン投資家、ワイン・ネゴシアン、ワイン商などを呼び込む予定なのだそうで、国際的な投資家にも解放されるのだとか。また中国の商業銀行が取引所のブローカーと組んで、中国の富裕層へのワインのパッケージを提案するのだそだ。

サイトを通じて売られるワインの出所は非常に厳しくチェックされ、売られるワインにはトレース・レコードが付くとのこと。

SIMEのワイン投資家にとっての魅力は、絶対的な信頼性とコストの安さ。中国国内で輸入業者やワイン商からワインを購入するよりも、SIMEを通じて購入したほうが安くて安全なのです。

取り扱われるワインはボルドー、ブルゴーニュ、アメリカ、スペイン、イタリアで、有名米国人ワイン評論家であるロバート・パーカーさんがハイスコアーを付けたワインなら何でも扱うとのこと。

信頼できる先からのワインの供給を呼び込めるかどうかが成功へのカギとなりそうですが、今のところボルドーのネゴシアンはワインを中国の輸入販売代理店に販売しており、もしこの取引所に参加すれば、その取引先である代理店と競争になってしまうと、あまり積極的ではないようだ。

上海を中心とした中国でのワイン投資人気の高まり、それに伴う偽造ワインの排除、ワイン市場に対する中国国内での限られた情報などの問題を一気に解決できる素晴らしいアイデアだと思います。しかし、大きな需要に対して、信頼に足りる供給が十分に取りこめるかどうかは難しいところで、今後のワイン市場は他のコモディティー市場同様、中国でのファクターで更に投機的な市場へと変化しそうな気配です。

 ちなみに、サイトにはまだ英語表記のサイトはなく、取引通貨や細かい取引ルールなどは一般的にはまだまだ知られていない様子。今後が楽しみです。

 

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暑い!

今日は暑いですね!

昨日、用事があって長野県に日帰りで出かけて来ました。空気がサラッとしていて本当に気持ちが良かった。写真は長野県にある某湖の写真。今日のようなやけに蒸し暑い日に、一服の清涼剤となれば幸いです。

この静まり返った、空気の気持ちのよい湖には、よく見ると小さなボートに乗って静かに釣りを楽しむ方がわずかにおられて、本当にうらやましい光景でした。いつか酒屋のオヤジもそんな風に一日を過ごしてみたいと思いますが、今の状況ではまったくムリ。運よく年金がもらえる歳になったらできるかな~などと考えたのですが・・・・・・国民年金だった!少ない・・・・(涙)!

それにしても今日は暑いですね。本日の最高気温は36度台の館林だそうです。ちょっと前まで熊谷で「なぜ埼玉?」と思ったのですが、最近は「なぜ群馬?」ですよね!猛暑が内陸部に異動している感じで、あまり良い傾向ではなさそうですね。温暖化の影響か!?

夕方になって少しは涼しくなってくれれば、「あ~今日は暑かったな~!」ってビールやホッピーを飲みたくなるのですが、暑いままじゃビールも飲む気になれませんよね。酒屋にとっては昼間暑くて、夕方から涼しいのが、たぶん理想的な夏です。アフター4の過ごし方が注目されておりますが、酒屋としては夕涼みしながらゆるりとお酒を楽しんでもらいたいと望みます。

それにしても長野には地酒屋さんはポツポツあるのですが、地ワイン屋さんがありそうで、ありません。酒屋としては、ややもったいない気もした次第でした。

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「レアル・テソーロ オロロソ」旨安の熟成シェリー!

非常にリーズナブルな熟成感ある辛口シェリーです!

Real Tesoro Oloroso レアル・テソーロ オロロソ AL18% 750ml 1,330円

ハッキリ言って「何でこんなに安いの~!」みたいなシェリー酒です。一般的にシェリー酒は2,000円~5,000円ぐらいの価格帯での販売価格が多いようですが、このオロロソは千円とちょっと。

では味わいは?と言えば高額なシェリー酒に負けないぐらいの味わい。ホントにお得なのです。フィノの場合には代表銘柄のティオペペが千円台で購入できますが、このシェリーは熟成感たっぷりのオロロソ。

オロロソとは、フィノやマンサニージャ、アモンティリャードがフロールと呼ばれる白い膜に覆われて空気に触れないように熟成された淡麗ドライ系の味わいなのに対して、フロールなしで空気に触れさせて熟成させたシェリー。そのため腐敗防止のためにアルコール度数も18度と高いのです。

色は紹興酒のような茶色。風味もたっぷりとしていてナッツやドライフルーツのニュアンスがあり、より味わいに複雑味が感じられる大人の味わい。オロロソとはスペイン語で「香りが良い」という意味なのだそうで、その豊かな香りは官能的と表現されます。

樽香の効いたヴィンテージものの白ワインのようなニュアンスもあり、それを考えると相当にお得な気がします。酒倶楽部ステップの周辺にお住まいのシェリーファンは圧倒的に男性。酒屋のオヤジにはその気持ちが良く分かるのです。

白ワインではサラッとしていてもの足りないし、今日みたいな暑い日には赤ワインはちょっとね!って感じ。でもシェリーは冷た~くして美味しいし、味わいにボリュームもあって満足できるんですよね~(笑)!

ピスタチオとシェリーの相性は絶妙と言われております。お試し下さい!

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「ラッピング・サービス」贈答品は贈答品らしく!

いよいよ父の日、お酒を贈るのにもキレイにラッピングされていれば、気分も盛り上がりますね!

上の写真はラッピングしたお酒です。酒倶楽部ステップでは基本的には無料でラッピング・サービスを行なわせていただいておりますが、材料費が必要なラッピング方法のみ100円頂いております。ちなみに上の写真では左側は無料ですが、右側はカーリングリボンを使用するため100円頂いております。

また、箱に入れてギフトセットにする場合にも箱代が必要となります。もちろん最初から化粧箱に入っている商品の場合は、箱代は不要です。

 父の日にお酒をお父さんに贈られる方は、「ラッピングを簡単にお願いしま~す!」とご希望される方が多いですね。家族の中での贈り物ですから、あまり堅苦しかったり、大げさなのはどうもね~!(汗)みたいな感じでしょうか。それにラッピングに使った材料は、その後特に使い道がないためゴミとして処分されることが多いですからね。

ラッピングはムダと言えばムダなのですが、それでも最小限のムダで贈り物の文化を楽しむのが、今風のやり方なのかも知れません。

お客様の要望に応えたラッピングをしようと思えば、ラッピングは奥が深い気がします。幸い蕨市には北町にギフトショップ「ビーリボン」さんを営んでおられるギフトラッピング・アート・アカデミー講師の方がおられます。今後しばらく酒屋のオヤジはその方にご指導をお願いして、酒屋としてのベストなラッピング方法の勉強をすることに決めました。

少しでも上達することができたら、このブログで紹介させて頂きますね!

 

 

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