“2010年12月”の記事一覧

「八一 特別純米」これほどまでにぬる燗が旨い酒を他には知らない!!

酒倶楽部ステップ一押しの清酒蔵、長岡の高橋酒造さんが醸す芸術的にぬる燗が旨い酒です!!

「八一 特別純米」 一升 2,400円 720ml 1,260円

高橋酒造さんの酒造りは名杜氏である平澤清一さんや蔵人達が自然農法により育てた酒米を使用して、豊富ですんだ地下水と雪深い越後の冬の気候を生かし手造りにより醸されます。

原料の良さ、造りの良さは酒を人肌ぐらいの温度に上げて味わうと良く分かります。この「八一 特別純米」では、その原料の良さ、造りの良さが本当に良く分かるのです。

味わいはどこまでも滑らかでやわらか。やわらかい中に辛さも感じ飲み飽きしない感じ。口に含んだ瞬間、その味わいのやわらかさと優しさに、それまで溜まっていた精神的な疲れが一気に解き放たれるような感じがして、とっても癒されるんですよ。

燗酒の良いところは何と言っても、この癒される感じなんですよね。であればより味わいには優しさがある方が良いのです。「八一 特別純米」の優しさとやわらかさには身体がホントにとろける感じなんですよ!実は酒屋のオヤジはこの「八一 特別純米」が大好き!正直この「八一 特別純米」のぬる燗よりも旨い燗酒を知りません!天地神明に誓ってホントの話!!

それに、この「八一 特別純米」と、その上のランクの「八一 吟醸」は、酒倶楽部ステップの品揃えの基本方針である「体に優しく、和食などデリケートな味わいにもあう、上品で優しい味わい」の代表銘柄のような存在なのです。

忘年会シーズン真っ只中の今、「八一 特別純米」を人肌に優しく燗を付けて、じっくりと酌み交わせば、穏やかで優しい気持ちにさせてくれて、和やかな感じの良い忘年会になると思うのですがね~!!

Don’t think. Feel!!





※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ワインオークション東京

日本を代表する美術品オークション会社のシンワアートオークションさんからワインオークションの案内が届きました。

酒倶楽部ステップで凄い資産家ワインコレクターのお客様がいて、その代理でオークションに挑む!みたいな商売に憧れてしまいますが、ステップには残念ながらそんなお客様はいません。(涙)

では中国で人気のChラフィット・ロートシルトを自分で競り落として、中国でひと儲け・・・・!!ってのも現実的じゃないし、それに中国は来年、金融の引き締めに向かうかも!?って話もありワイン市場も調整期にはいる可能性もあります。ワインオークションの案内を頂いて嬉しいのですが、なかなか参加しにくいのです。

東京で開かれるオークションは今の時期に香港で開かれているワインオークションに比べると、量も金額的にもだいぶ淋しい感じは正直します。好景気に沸きたつ国と、不況感たっぷりの日本との違いでしょうか。

それでも、流石はシンワアートオークションさん。12月11日に開催されるワインオークションには高級シャンパーニュや高級ボルドーワインが蔵出しで出品されるのだそうです。東京の方が良い点があるとすれば、たぶん香港よりも割安な価格で落とせる可能性が高いところ。量は求められませんが、その分相対的に割り安になるかも知れませんね。

でも、スゴイ値段が付きそうな超注目ワインが東京に来るとは思えませんが!(汗)

ワインオークションには所有している自分のレアワインを出品することも可能なのだそうです。リリースされて間もないため品質に問題ないドン・ペリニョン・エノテーク・ロゼを持たれてる方は出品してみても面白いかも知れません。興味を持たれている方はいると思いますよ!問題はたぶん前例がないので最低落札価格をいくらにするのか!?でしょうか。

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しぼりたて無濾過生原酒「手取川」

国内外で評価の高い石川県の名門「吉田酒造店」さんのしぼりたて生酒です!

しぼりたて 無濾過生原酒 手取川 一升 2,300円  720ml 1,150円

石川県のクオリティーの高さで定評のある吉田酒造店さんの季節限定生酒です。石川県産の酒米「石川門」と「五百万石」を使用し、まさしくしぼったままの無濾過の状態で出荷されたお酒です。

味わいは爽やかでフレッシュ!まだわずかにガスが残っており最初にビリッと心地良い新酒の爽やかな刺激を感じます。この感じは時間とともに消えて、よりまろやかな口当たりへと変化して行きます。

みずみずしくすっきりとした酸味と、滑らかで深みのある味わいの中に、きりっと一本筋の通った無濾過の新酒です。

要冷蔵の商品で、冷やで楽しまれるのが基本ですが、オン・ザ・ロックや炭酸で割っても楽しんで頂けます。

この商品は入荷したばかりなのですが、一本購入された清酒通のお客様から「この酒はうまいですね~!とりあえず5本取り置きしといて~!!」と早速連絡を頂きました。この時期にハマってしまう味わいの新酒らしい新酒なのです。

しぼりたて生酒の良さは、フレッシュで軽快な味わいの中にガツンとくる旨みがタップリと感じられること。これがクセになるのです。一度に沢山の量を飲めないところも良いですね。ダラダラと飲む気にはなれないのです。

帰宅して、よ~く冷えてる「しぼりたて無濾過生原酒 手取川」を一杯やったら、まるで味わいの濃ーいビールでも飲んだ時のように「あ~っ!!」って、幸せの安堵の溜め息がついつい出ちゃいますよ!それぐらい満足できる味わいです!ホント!

限定入荷です。お試し下さい。

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仏ボージョレワイン委員会はPET容器に怒っている!!

ペットボトル入り格安ボージョレ・ヌーヴォーは幻になるかもしれませんね!

お酒屋さんの雑誌「酒販ニュース」より

仏ボージョレ・ワイン委員会のグザヴィエ・バルベ共同会長兼広報委員長がボージョレ・ヌーヴォー解禁日の11月18日にフランス大使公邸で会見。

「2011年中にAOCボージョレの生産規定を変更して、ペットボトルのボージョレ・ヌーヴォーへの使用を禁ずる条項を盛り込み、監督機関であるIAO(国立原産地名称研究会)からの承認を得る予定だ。」と述べたのだそうだ。

昨年からくすぶっているボージョレ・ヌーヴォーへのペットボトル容器使用の是非をめぐる問題だが、今年ペットボトル入りボージョレ・ヌーヴォーが日本の大手スーパー間での安売り合戦の道具に使われたことから、ボージョレワインが安ものワインのイメージを持たれてしまうことを危惧しているようだ。

ペットボトル入りボージョレ・ヌーヴォーをめぐっては今年の3月に同委員会がワインの安全性を理由にペットボトル使用禁止を決議したと伝えられたが、6月にフランス農務省が「ペットボトルはワイン容器として安全性に問題はない。」とし事態は一変したとのこと。

政府の見解の方がボージョレの委員会より当然上でしょ!ということで一気にペットボトルの導入に動いたようだ。それに、そもそも法的根拠となるボージョレAOC規定にはペットボトルに関する規定がなかったとのこと。

この問題では、そもそもペットボトルが安全かどうかが問題の本質ではなく、ボージョレ・ヌーヴォーのイメージが低下し、安物ワインになってしまうことを阻止するのがペットボトル禁止の意図。

フランス的なブランドイメージを利用した商売とは、かなりかけ離れた商売の仕方に怒っているのです。フルボトルで500~600円台のボージョレ・ヌーヴォーが登場していることについて「ボージョレ・ワインの質が重視されるべきだ!!」と怒っているらしい。

来年中にボージョレ・ワインのペットボトル使用は禁止となる可能性は高いと思われますが、そうなれば当然最低価格は引き上げられます。

クリスマスケーキの質と価格がピンキリなように、スーパーで安いボージョレ・ヌーヴォーが購入できるからといって、それがイメージの低下にはつながらないのではないかという気もします。余計に実際に誰が生産しているのか!?が注目される気がするのです。

日本のワイン市場は現在、相当に成熟していると酒屋としては感じます。消費者の皆さんはそれなりに自分好みのワインの味わいと価格のバランス感覚をお持ちです。

ボージョレ地区のワインにだって芸術的な品質のワインから料理酒的なワインまであるはずです。そんな中で、料理酒的なワインが低価格で販売されることも、日本市場の消費者のほとんどがある程度以上のボージョレ・ヌーヴォーの味わいを既に知っていますから、悪いことではないと思うのです。

より味わいと価格のバランスに注目する消費者が多くなるのではないでしょうか!クリスマスケーキのように!

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Chムートン・ロートシルト2008ラベルに中国人芸術家で価格は急騰か!?

Ch・ムートン・ロートシルト2008のラベルは中国人の芸術家リュリーさん!

 

ラベルを年ごとに世界の偉大な芸術家に依頼している高級フランスワインのシャトー・ムートン・ロートシルトは、2008年ヴィンテージを中国人の偉大な芸術家リュリーさんに依頼したとのこと!このワインのラベルには過去にシャガールやピカソなど、本当に世界の偉大な芸術家がラベルを担当しているのです。

高級ボルドーワインのマーケティングは中国市場に100%注力しているようですね。数週間まえ、同じボルドーの高級ワインであるシャトー・ラフィット・ロートシルト2008のボトルに中国で縁起の良い「八」の文字を刻むと発表したとたん、価格は1ケース£8,500レベルから一気に1ケース£21,500まで中国人と中国人に転売を狙う投機家の買いにより大急騰しました。

関連記事⇒ https://www.stepstep.biz/wine/chateau-lafite-rothschild-2008rally

Ch・ムートン・ロートシルトが2008ヴィンテージを中国人芸術家に依頼するのではないか!?という噂は前々からあって価格は上昇基調にあったのですが、まだまだCh・ラフィット・ロートシルト2008に比べると割安なようです。勝負に出ますか!?(笑)

高級ボルドーワイン・フィーバーに沸く中国市場で、さらに火に油を注いでいる感じですね。今後中国が更に大きな高級ボルドーワインにとっての打ち出の小づちとなって行くのか!?次にどんなマーケティング戦略を計画しているのか?今後が面白そうです!!

やっぱり価格が高いお酒は価格が高いことが魅力であって、価格は高くないとダメなんですよね!バックや車と同じなのです。つまりマーケティング戦略や、それに対しての消費者(投機家)の買いで商品価格は上がり、さらにその商品の価格が高いことで魅力は増して存在感をより強くしていくのです。女子にとってルイヴィトンのバックを持つと気分が高揚するのと同じでしょうか!(笑)

商売としても高級ボルドーワインは偉大なのです!!

 

 

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