“シャルドネ”に関する記事一覧

奥野田ワイナリー 花かす取り作業

先週の日曜日

塩山の奥野田ワイナリーの

畑作業に参加しました。

 

今回の作業は

「シャルドネの花かす取り」。

奥野田花かす取り 006

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今 葡萄たちは

受粉を終え、実が膨らみ始めたところ。

葡萄の花には

花びらがないんです。

 

実のなるところに

雌しべと雄しべがあり、

その上に「がく」が被さっています。

開花する時に

「がく」が飛びながら雌しべと雄しべが

くっついて自家受粉します。

 

奥野田花かす取り 020

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも シャルドネ、

特に 奥野田のシャルドネのクローンは

その「がく」を飛ばす、力が弱いため、

人工的に 「がく」を

取り除いてあげる必要があるのだとか。

 

「がく」を取り除かないと

ここが病巣になる可能性があるそうです。

 

作業の仕方は

比較的簡単!

 

化繊入りの軍手で

葡萄の実を 軽くしごきます。

そうすると

静電気のおかげで

茶色い 「がく」 が

ポロポロっと。

 

奥野田花かす取り 008

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かす取り前 ⤵

奥野田花かす取り 016

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かす取り後  ⤵

奥野田花かす取り 019

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

除葉といって

要らない葉も取り除きますので

このかす取り 作業を

終えると

畑の湿度は 一気に落ち、

さっぱりとした清々しい感じに

畑は包まれます。

 

 

奥野田花かす取り 026

 

 

 

 

 

 

桜沢ヴィンヤードの急斜面での私。

 

 

朝降っていた雨もすっかり止み、畑仕事には

ちょうどいい曇り空。

 

奥野田花かす取り 029

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葡萄畑の周りには

サクランボ農園がたくさんあって、

サクランボ狩りのピークです。

たくさんの家族連れとすれ違いました。

 

奥野田花かす取り 048

 

 

 

 

 

 

 

 

奥野田の畑は

無農薬・無肥料・無耕作。

 

地力を高めるために

マメ科の植物たちが 活躍しています。

クローバーもたくさん 育っています。

 

奥野田ワイナリーの中村社長が

うちの畑には 4つ葉のクローバーがたくさんあるんだよと

仰るので、

4つ葉のクローバー狩りに挑戦。

なんと ホントに

見つかりました!!!

 

 

奥野田花かす取り 049

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無肥料なので

地中から

栄養分である窒素を

得られない分

空気中の窒素を

少しでも多く得ようと

葉の面積を増やそうとする結果

4つ葉のクローバーが

たくさん自生しているそう。

 

やっぱり

美味しいワインを造るのって

奥深いですね。

あ~、楽しかった☻

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

甲州 塩山で シャルドネ 収穫体験

9月5日の土曜日

山梨県甲州市塩山牛奥にある 奥野田葡萄酒で

シャルドネの収穫体験に参加してきました!

朝、6時に 畑に集合ということで

前日は 甲府駅前のビジネスホテルに宿泊。

翌朝、始発に乗り 塩山へ。

 

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早朝は 結構 ヒンヤリしていました!

 

他の参加者もいらっしゃったので

ワイナリーの中村社長が 塩山駅で

ピックアップしてくださいました。

奥野田葡萄酒 シャルドネ収穫 003

 

 

 

 

 

 

 

今日は 長門原ヴィンヤードのシャルドネを収穫予定。

すでに 作業をスタートしている方もいます。

受付で 収穫用のハサミをお借りして

収穫の仕方を レクチャー頂き、

いざ収穫スタート!

 

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すっかり農家のおばさんしてます!!!

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今年は病虫害の被害が少なく

健全なブドウが たくさん‼

枝からとったブドウの房に

ハサミを入れることなく

収穫かごに入れるものも多かったです。

 

 

 

 

たまに 下の写真のように

熟していない小さな粒を取り除いたり

するぐらい。

この小さな粒は 仕込みに入ると

ピーマンみたいな香りがしちゃうんですって。

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収穫かごには まず四隅から 房をおいて

重ねていきます。

いっぱいになれば 10kgの葡萄を収穫ということになります。

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朝 6時過ぎから 途中 数回 休憩をいれて

午後1時半まで

黙々と 収穫作業は続きます。

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朝は 涼しかったけど

日が差せば

さすがは 甲府盆地

とっても暑い!

今日は 30度にまでなるって!!!!

奥野田葡萄酒 シャルドネ収穫 015

 

 

 

 

 

 

 

マダム 亜貴子お手製のピクルスは

美味なうえに

熱中症 対策としてはバツグン!

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ワイナリー スタッフから

ワイン造りについて

いろいろな話を 聞きながら 作業。

奥野田葡萄酒 シャルドネ収穫 004

 

 

 

 

 

 

 

 

とっても勉強になりました。

 

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25アールの畑から

約30人で 約3トンのシャルドネを収穫。

一人100kgです。

よく頑張りました!

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けっこう 急な斜面に畑があるんです。

収穫終えて ホッとしています。

 

ワイナリーに戻り

みんなで 乾杯して ランチ。

 

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マダム お手製の シャルドネのコンフィチュールを

クラッカーにブルーチーズとのせて。

シャルドネの種が カリッと アクセント。

 

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10月には

この奥野田葡萄酒 の デラゥエアでできた新酒も入荷予定。

おススメのワイナリー。

是非 お試しください。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ステップ ワイン会 3月15日

来月 ワイン会を開催します。

2012.12.2 ワイン会 008

 

 

 

 

 

 

 

今回の テーマは ブルゴーニュ。

ブルゴーニュ地方のワインを中心に輸入している専門商社AMZのスタッフを

お招きして ブルゴーニュ地方のワインを 愉しみます。

 

 

ワイン会16Nov13 016

 

 

 

 

 

 

 

日時は

3月15日(日) 13:00~15:00

場所は

ステップの2階です。

 

昼から飲むの~という 最初 抵抗感がある方も

いらっしゃいますが

結構いい感じの休日なる!とのことで好評です。

気軽な会ですので 子連れでも OKと させて頂いています。

 

 

2014年6月1日ワイン会 033

 

 

 

 

(以前のワイン会)

 

 

今回 飲む予定のワインです。

Andre Bonhomme Cremant de Bourgougne 2009

Cave St Vermy Le Chardonnay 2013

Paul Pernot Bourgogne Chardonnay 2013

Thomas Morey Bourgogne Chardonnay 2012

Cave St.Verny Le Pinot Noir 2013

Mongeard Mugneret Bourgogne Pinot Noir 2012

Remoissenet Bourgogne Rouge Renommee 2006

Remoissenet Santenay Clos Genet 2006

 

 

手づくりのパンやおつまみも 併せて

いつも通り

気軽で楽しい飲み会ですので

是非 ご参加くださいませ。

 

 

2012.12.2 ワイン会 006

 

 

 

 

 

 

ステップ ワイン会

「ブルゴーニュワインを愉しむ会」

3月15日(日)  13:00~15:00

ステップ 2階にて

参加費 お一人様 5000円(税込)

 

お申込みは

2015年 3月8日(日) までに

ご来店、お電話、メール いずれでも 結構です。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「アタ・ランギ」品質とポテンシャル

都内中心部に位置する由緒ある会員制クラブの施設にて、ニュージーランドの有名ワイナリー「アタ・ランギ」と「フェルトン・ロード」からワインメーカーが来日されてのセミナー&試飲会です。

「ニュージーランドは、間違いなく今後世界で最も注目されるべきワイン産地の一つだ!」と感じたセミナー&試飲会でした。

ニュージーランドワインに長い歴史はありませんが、ワイン造りへの理想、技術そして環境と、ホントに何から何まですばらしいのです。

二つのワイナリーともに共通するのは、「果実味が凝縮したようなビッグなワインは造らない!」「フィネスやエレガントさのある余韻の長いピュアーな味わいを目指す!」「量より質を重視する!」などの明確なワイン造りへの方針。

先ずは「アテ・ランギ」から。

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【アタ・ランギ 醸造家のヘレン・マスターズさん】 

ヘレンさんは非常に聡明な印象のチャーミングな女性。先代のクライヴ・ペイトンさんの姪で高校時代からアタ・ランギとかかわっているのだそうだ。

 「アタ・ランギ」といえばやっぱりピノ・ノワールですが、このピノ・ノワールはロマネ・コンティから持ち帰ったものというのも有名な話らしい。

1970年代、ニュージーランドの税関職員で、オークランド近郊の自園でブドウ栽培をしていいたマルコム・エイベルが、ある日ニュージーランド人の旅行者がフランスのロマネ・コンティの畑に忍び込み、違法に持ち帰ったブドウの穂木を入国時に没収。そして検疫所で検査した後、それを自園の畑に植えたものがエイベル・クローンのはじまり。

そのエイベルさんからクライヴ・ペイトンさんが、その樹を購入して自分の畑に植たという、ややメチャクチャな流れなのですが、でもその樹は確かにロマネ・コンティから来ているようです。

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アテ・ランギのワインの良さは、フィネスを感じる透明感のあるピュアーなエレガントさでしょうか。ミネラル感があり、しっかりとした酸で余韻が長い、ややドライな印象です。

 また、アタ・ランギの素晴らしいのはピノ・ノワールだけではありません。シャルドネもまたピュアーでミネラル感あるキレイな味わいです。

ピノ・ノワールは2011年、2010年、2009年、2008年と試飲させていただいたのですが、結論から言えば「若いうちに飲んでしまうのは、本当にもったいない」と感じたレベルの高いワインでした。

より高い品質を目指すアタ・ランギでは殺虫剤、化学肥料、除草剤などは使用せず、調合剤やワイルドフラワー、地下の自然の土を掘り起こし散布するなど、サステナブルと一部バイオダイナミック農法を取り入れており、環境マネジメントシステムISO14001に認定されています。

ヘレンさんは「アタ・ランギ」のワイン造りでもっとも大事なのはバランスだと言います。特に収穫のバランスのよいタイミングと、発酵でのタンニン抽出のバランス。

収穫はかなり神経質になります。状態のよいものだけを収穫するピンポイント収穫です。このブドウの状態をみながらのピッキング・デシジョンが非常に重要で、ブドウの実が熟し過ぎればフィネスやエレガントさが失われてしまうのだそうだ。だから収穫はマーティンボローで一番早いとのこと。

またタンニンの抽出も重要でスイート・スポットと呼ばれる瞬間を見定めるとのこと。

現在アタ・ランギの樹齢は平均22年で最も古いのが32年。樹齢が古くなるほどにワインの味わい良くなっていくと言われますが、非常に将来性のあるワイナリーだと感じた次第です。

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 いつか本家を超える日が来るのか!?

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

春を感じる食材に合わせたい 白ワイン

昨日の嵐は すごかったですね~。2013021212310000.jpg

みなさん、被害には合われなかったですか?

特別な予定がなかった我が家は、ホッとしました。

でも、子供たちはここぞ!とばかりに家にこもり

ゲームをやり放題・・・・。トホホ・・・・。

春の砂嵐は嫌ですが、

いよいよ、寒い冬とも さよなら ね!と思うと ちょっと嬉しい気持にもなりますね。

 

今日、ご紹介するのは そんな春を 感じる今!飲みたい白ワイン。

「 イゾラ シャルドネ コッリ・ボロネージ 2011」

イタリアのエミリア・ロマーニャ州、ボローニャの近郊、モンサンピエトロ市の奥、モンジョルジュ村にあるワイナリー。

ワイナリーというよりは、農家と言った方がいいくらいの、小さな家族経営の造り手です。

DOC コッリ・ボロネージ というと、赤は バルベーラ種主体、白は アルバーナ種主体 というように

土着の葡萄品種を使うのが一般的のようですが、

こちらのワイナリーのように シャルドネのような国際品種を使うことも あるとか・・・。

そう、シャルドネ 100%で できたこの白ワインは、

クリーンで、フルーティで ミネラル感 たっぷりのさわやかな味わい。

この 純粋で 気持ちの良い味わいは なぜ?と思えば

やはり、有機栽培した葡萄を 丁寧に醸造しているから  とのこと。

1954年生まれの父親マルコの後を、その息子 ジャンルッカが2000年に継承。

寡黙な父親が見守る中で 勉強家の息子が 伸び伸びとワイン造りに精をだしているとか。

そんな様子も このワインの味わいから 想像できますよ。

そんな小さなワイナリーなので、生産量も とっても少ないのです。

今回 日本に初入荷ということですから、

まさに 今! 飲んで頂きたいワインです!

 

 春といえば ふきのとう の天ぷらに合わせてもいいし、

これから出てくる たけのこ料理にも 合うんじゃないかしら・・・。

クリーンな味わいが お料理を引き立てること、間違いなし!です。

 

「イゾラ シャルドネ コッリ・ボロネージ  2011」    2500円

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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