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ニューワールドでつくるスプリッツァ(白ワイン&炭酸水)

 

 

白ワインを炭酸水で割ってつくる飲みものを「スプリッツァ」と呼ぶのだそうです。

こう暑くなってくると、シュワシュワっとした発泡系のお酒が美味しいですね。

そんな理由もあってか最近ではウイスキーを炭酸水で割るハイボールが人気です。

それでも、あるお客様は「ハイボールはウイスキーを使っているためか、なんだか喉にひっかかるような気がする。かといってビールはどうも・・・」みたいなことを語っておられました。

そんな方におススメしたいのが、個人的にも大好きな「スプリッツァ」です。

それも、いわゆるニューワールドの白ワイン(オーストラリア産ん、ニュージーランド産、チリ産など)をベースにしたもの。

ニューワールドのほとんどのワインは、味わいのキャラクターがハッキリしているため炭酸水で薄めても満足感が高い。

もちろん価格的にスタンダードなワインでなくてはもったいない。

そんなスプリッツァにおススメしたい白ワインです。

 

 

 

 

 

 

【オーストラリアの白ワイン クール・ウッズ ソーヴィニョン・ブランとシャルドネ】

オーストラリアのワイン生産地のメッカであるバロッサ・ヴァレーで、10年連続で5ッ星最高評価のワイナリーであるソーン・クラーク・ワインズが造るスタンダードクラスのワインです。

サラダやスパイシー料理など、暑い時期においしい料理によく合うと思います。

オーストラリアの白ワインでつくるスプリッツァは如何でしょうか?

 

 

 

 

 

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「Etsuro Abiko 」名人の名前入りシャルドネ

 

 

アーバンワイナリーご紹介の最後は、門前仲町の深川ワイナリーさん。

無濾過や自然発酵などベテラン醸造家が、さまざまな試みをされているワイナリーです。

また、原料のブドウも素晴らしく、その栽培農家さんの名前がラベルにプリントされております。

 

 

 

 

 

 

【深川ワイナリーのワイン】

写真右の黄色いラベル「Fukagawa Winery TOKYO2017 Chardonnay」には「Etsuro Abiko Sagae Yamagata Japan」と記入されております。

特別な栽培農家さんが手掛けられたシャルドネに、絶妙な樽香が加わり、仕上げられているワイン。バランスが良く旨みを感じる味わいです。

醸造家の方曰く、特にお寿司などの和食に合うとのことで、どこか上質な清酒を連想させる味わい。

生産量は800本ほどですが、既に予約分などがあり、流通量はさらに少ないのだとか。

国産ワインファンの方々にとって、外せない一本ではないかと感じた次第です。

 

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「富士の夢」御徒町のボルドー系

 

 

御徒町にワイナリーが存在するというから驚きました。

葡蔵人(ブックロード)という、名前もワインもおしゃれなワイナリー。思わず「・・・・あの御徒町ですか!?」って聞き直しちゃいましたよ。

ラベルからは合わせる料理や、そのワインを飲むのに合う状況を暗示させてくれます。

 

 

 

 

 

 

【葡蔵人(ブックロード)のワイン】

一番最後に試飲させていただいたワインが「富士の夢」。ブドウ品種の名前なのですが、まったく聞いたこのない品種でした。

味わいはヤマブドウ系で濃くて、酸っぱくて、しっかりとした成分が感じられます。ラベルに描かれている合う料理はステーキ。

なんでも「富士の夢」は、ヤマブドウの「行者の水」と「メルロー」を交配したブドウ品種なのだとか。産地は茨城県つくば市です。

交配とブレンドでの味わいの違いはよく分かりませんが、御徒町で造られるボルドースタイルのワインと言えなくもないように思います。

2017年ヴィンテージを試飲させていただきましたが、このワインもまた熟成のポテンシャルを試してみても面白そうだと感じた次第です。

 

 

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「Motomachi」中華料理で酸と油のマリアージュ

 

 

岩手県九戸村産ヤマブドウ100%の赤ワインを横濱ワイナリーさんが醸しております。

このワイン以外のラインナップはすべてドライでスッキリとしたタイプなのですが、このワインだけ別物。

しっかりと酸っぱくて、成分の濃さ、豊富なポリフェノールを感じさせる味わいです。

 

 

 

 

 

 

【横濱ワイナリー Motomachi 2017】 岩手県九戸村ヤマブドウ

横浜のアーバン・ワイナリーだからでしょうか、「きっと中華料理にあうんだろうなぁ」などと考えながら試飲させていただきました。

勝手な思い込みなのかも知れませんが、なんだか横浜の中華街の料理は味付けが濃い印象を持っております。

そんな、たぶん本格的といえる中華料理には、こんなしっかり酸っぱいヤマブドウのワインや、他のドライでスッキリとしたワインが、たしかに合うのかもしれません。

ヤマブドウワインの場合には、その酸味を中華料理の油に合わせるイメージでしょうか。それも相当に濃厚な味わいの料理でもいけそうです。

また健康効果も期待できる食べ合わせではないかと感じた次第です。

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「東京スペシャル」抗酸化を感じるストラクチャー

 

 

たぶん唯一だと思うのですが、東京のブドウを使い、東京で造られているワインがありました。

東京産といっても多くの東京産清酒と同じく多摩地区産。それも昔から健康効果があると言われているヤマブドウが使われています。

ヤマブドウは果皮が厚く、種や皮に非常に豊かな健康成分が含まれているのだそうでう、ポリフェノールなどは一般的なブドウの3倍も含まれているのだとか。

その抗酸化成分は昔から注目されているようで、ご近所のご年配の方も大病を患った後に、東北からヤマブドウを取り寄せ、焼酎に漬けて健康のために飲んでいると聞きました。

個人的には非常に興味のあるブドウ品種です。これだけの成分を持ってすれば赤ワインとして長期熟成のポテンシャルを追求できるのではないか、と勝手に想像している次第です。

 

 

 

 

 

 

【東京ワイナリー 東京スペシャル2017】

今回試飲させていただいたワインの中にはヤマブドウ100%のワインもありましたが、このワインは日野産の高尾と国立産のヤマブドウをブレンドした赤ワインです。

しっかりとした酸、しっかりとしたタンニン、濃厚な成分からしっかりとしたストラクチャーが感じられます。

ある意味、非常に贅沢なワインだと思います。でも少しやわらかさがほしいような。

個人的には、すぐに飲むのではなくしばらく保管しておいて、何年かに分けて味わい、その熟成のポテンシャルを確かめてみたい気もする次第です。

 

 

 

 

 

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