“2018年5月”の記事一覧

「Motomachi」中華料理で酸と油のマリアージュ

 

 

岩手県九戸村産ヤマブドウ100%の赤ワインを横濱ワイナリーさんが醸しております。

このワイン以外のラインナップはすべてドライでスッキリとしたタイプなのですが、このワインだけ別物。

しっかりと酸っぱくて、成分の濃さ、豊富なポリフェノールを感じさせる味わいです。

 

 

 

 

 

 

【横濱ワイナリー Motomachi 2017】 岩手県九戸村ヤマブドウ

横浜のアーバン・ワイナリーだからでしょうか、「きっと中華料理にあうんだろうなぁ」などと考えながら試飲させていただきました。

勝手な思い込みなのかも知れませんが、なんだか横浜の中華街の料理は味付けが濃い印象を持っております。

そんな、たぶん本格的といえる中華料理には、こんなしっかり酸っぱいヤマブドウのワインや、他のドライでスッキリとしたワインが、たしかに合うのかもしれません。

ヤマブドウワインの場合には、その酸味を中華料理の油に合わせるイメージでしょうか。それも相当に濃厚な味わいの料理でもいけそうです。

また健康効果も期待できる食べ合わせではないかと感じた次第です。

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「酒屋の株話」強食に喰われない

 

 

アマゾンのように株価の値上がりを続けてきた銘柄でも、その株価上昇の過程で幾度となく急落を経験している。

そんな急落では”保有し続ける”か”買う”のが賢明であることも分かっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分かってはいても、今の日本株市場のあまりに情緒的、悲観的、また投機的であることに驚いてしまう。

決算発表を見ての投機的仕掛けがあるのかも知れない。もしそうなら、たぶん今どきのことだから、AIあたりが仕切っているのだろう。

巧みに相場をゆさぶり、偏った短期投機筋の反転しやすいポジションの反対売買を誘う。もしくは新規の売買を誘うのだ。

そして、弱い投機ポジションは狩り獲られる。また、時としてそれは大きく相場を変動させる。

あたりまえの話だが、もしAIが主導しているのなら情け容赦はまったくない。

かの神様と呼ばれる投資家は、株を売る理由は三つしかないとしている。それは、「より有望な企業に乗り換えるとき」「競争の優位性を失いそうなとき」「バブルの発生」。

もし今回の決算発表で急落したとしても、売る理由にならないのだろう。

また、一気に投げ売りが出て値下がりしたことにより、市場参加者の不安は解消し、買いが入りやすくなるとも考えられる。

時流のトレンドに対応していて、優位性のあるビジネスモデルであると確信が持てる銘柄を保有しているなら、気分はあまり良くないのかも知れないが、ただやり過ごすことが賢明なのだろう。

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「東京スペシャル」抗酸化を感じるストラクチャー

 

 

たぶん唯一だと思うのですが、東京のブドウを使い、東京で造られているワインがありました。

東京産といっても多くの東京産清酒と同じく多摩地区産。それも昔から健康効果があると言われているヤマブドウが使われています。

ヤマブドウは果皮が厚く、種や皮に非常に豊かな健康成分が含まれているのだそうでう、ポリフェノールなどは一般的なブドウの3倍も含まれているのだとか。

その抗酸化成分は昔から注目されているようで、ご近所のご年配の方も大病を患った後に、東北からヤマブドウを取り寄せ、焼酎に漬けて健康のために飲んでいると聞きました。

個人的には非常に興味のあるブドウ品種です。これだけの成分を持ってすれば赤ワインとして長期熟成のポテンシャルを追求できるのではないか、と勝手に想像している次第です。

 

 

 

 

 

 

【東京ワイナリー 東京スペシャル2017】

今回試飲させていただいたワインの中にはヤマブドウ100%のワインもありましたが、このワインは日野産の高尾と国立産のヤマブドウをブレンドした赤ワインです。

しっかりとした酸、しっかりとしたタンニン、濃厚な成分からしっかりとしたストラクチャーが感じられます。

ある意味、非常に贅沢なワインだと思います。でも少しやわらかさがほしいような。

個人的には、すぐに飲むのではなくしばらく保管しておいて、何年かに分けて味わい、その熟成のポテンシャルを確かめてみたい気もする次第です。

 

 

 

 

 

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「紅玉&ジョナゴールド」アーバンワイナリーのクラフト感

 

 

ロンドンやシアトルと同じように、東京にもアーバンワイナリーの波がやって来ております。

練馬の「東京ワイナリー」、門前仲町の「深川ワイナリー」、御徒町の「葡蔵人(ブックロード)」、横浜の「横濱ワイナリー」の試飲会に参加させていただきました。

都心でワインを造っているわけですから、もちろんすべて少量生産の限定品。自社のレストランなどで販売されているところがほとんどです。

原料は山形、青森、長野、山梨、茨木、東京の多摩地区などから運び込まれており、栽培農家さんとの繋がりは何よりも大切とのこと。

味わいはどこのメーカーも、まだ実験的な印象のあるユニークさを感じる味わい。少量生産でもあるため、一期一会な味わいと言えます。もちろんヴィンテージごとにも味わいが違います。

酒倶楽部ステップでも取り扱わせていただく予定です。もし分けていただけるのであればですが。

ラインナップを一部紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

 

【東京ワイナリー(練馬) シードル 紅玉&ジョナゴールド】

青森県のリンゴを使ったにごりのあるシードル。

みずみずしくフレッシュな味わい。ひょっとしたら今までありそうでなかったスタイルのシードルかも知れません。

世界一おいしい青森県のリンゴの美味しさが、うまく表現されていると思います。

スゴク人気のある商品なのだそうで、もうすでに完売。

来年が楽しみです。

 

 

 

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選ばれるブルゴーニュ「ピノ・ノワールとシャルドネ」

 

 

頭でっかちにならず、ただのワイン好きとしてワインを試飲したとしても、ことピノ・ノワールとシャルドネに関しては、やっぱりブルゴーニュは魅力的です。

ゴールデンウィーク中に行った試飲会でもピノ・ノワールとシャルドネに関しては、ブルゴーニュを選ぶ方が多い。

価格が高騰しているブルゴーニュですが、それでも選ばれる魅力があるんですね。

 

 

 

 

 

 

【ドメーヌ・ミッシェル・グロ オー・コート・ド・ニュイ フォンテーヌ・サン・マルタン モノポール2014 シャルドネとピノ・ノワール】

ブルゴーニュの一等地、名門ミッシェール・グロのなんとモノポールもの(単独所有)。味わいに割高感はありません。

そして、あたりまえかも知れませんが美味しいのです。

お客さんは正直です。試飲販売セールでは、ちょっとハレの日の1本にこのブルゴーニュワインを選ぶ方が多かったように思います。

世界中でピノ・ノワールとシャルドネのワインは造られておりますが、飲み比べるとやっぱりブルゴーニュが魅力的ということでしょうか。格別なんですね。

 

ちょっとハレの日のワインに、お得感ある名門のブルゴーニュワインは如何でしょうか。

 

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