“2017年”の記事一覧

バリューを気にしてフランスワインを選ぶ

 

 

フランスワインをメインに販売されている輸入業者さんの試飲会に参加させていただきました。

いつも感じることは、フランス産でもイタリア産でもスペイン産でも、その国の南部のワインにお得感があることでしょうか。その状況は何年経っても変わらないようです。

小規模生産者が多く、農業協同組合ものが多いためなのでしょうか。産地や生産者のブランド力の弱さがお得感につながっているような気もします。

それでも、お得感という点のみにおいては、南部のワインは輝きを放っております。

この試飲会でもそんな輝いているようなお得感のある南フランスのワインを見つけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【AOC コート・デュ・ラングドックの超お得感ある赤ワイン】

グルナッシュとシラーによるややアルコール度数が高めの南フランスらしい果実味のしっかりとした味わいのワインです。

 

もうひとつ発見したお得感あるフランスワインはボルドーのセカンドワイン。それも一般的なヴィンテージのものです。

セカンドではなくファーストのボルドーワインは、もちろん高価であり、また長熟に十分耐えうる造りがされているためか、特に当たり年のヴィンテージでは、まだまだ飲みごろに達していないのです。

長期に保存して飲みごろに達するようにデザインされているため当然と言えば当然なのですが、いつまで経っても味わいが堅いのです。

それがセカンドワインの一般的なヴィンテージのものは、10年を待たずに飲みごろに達するようです。また価格もお得。

ボルドーワインの素晴らしさをお得に味わえるわけですね。

 

バリューを気にすれば、南フランスの南フランスらしい葡萄品種から造られるワインと、ボルドーの一般的ヴィンテージのセカンドワインがおもしろいと感じた次第です。

酒倶楽部ステップのワインで試してみては如何でしょうか?

 

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「ペンダーリン」復活したウェールズウイスキー

 

 

スコッチウイスキーでもアイリッシュウイスキーでもない、イギリス本島南西部のウェールズで造られるウェールズウイスキーのご紹介です。

ウェールズでは約100年もの間、歴史的背景によりウイスキーの生産は行われていませんでしたが、2004年3月1日にチャールズ皇太子同席のもと、ウェールズにペンダーリン蒸留所が復活しました。

スコッチウイスキーともアイリッシュウイスキーとも違う全く新しい蒸留器を使用し、芳醇なコクと香りが楽しめる唯一無二の逸品です。

 

 

 

 

 

 

<ペンダーリン レジェンド(赤ラベル)>

新鮮なリンゴと柑橘系のアロマが心地良く、飲み口は濃厚なドライフルーツにクリームとレーズンのニュアンスがプラスされます。全体的に繊細で甘みがあり、食欲をそそるほのかな苦味も存在します。その複雑な味わいの中に爽やかさも加わったバランスの良いウイスキーに仕上がっています。

香り豊かで甘さや苦みのバランスが良い仕上がり。

 

<ペンダーリン ミス(グレーラベル)>

柑橘系にリンゴ、梨、トロピカルフルーツ等の果物がはじけ出る様な鮮烈さの中に、それらフルーツの甘さが徐々に清々しい苦味へと移行します。様々なフレーバーがゆっくりと存在感を表し、活き活きとしたライトタイプのウイスキーに仕上がっています。

バーボン樽フィニッシュのウイスキー。

 

<ペンダーリン ケルト(緑ラベル)>

バニラやオレンジの皮等のニュアンス、そしてピートが効いたマイルドなアロマが楽しめます。口に含むと最初にコクのある甘さが、その後に少しの苦みが合わさり、程よい余韻を演出します。全体的にフレッシュでクリーンに仕上がった爽やかなウイスキー。

ピートの効いたウイスキー。

 

2019年にはラグビーのワールドカップが開催されます。

ウェールズウイスキーとジャパニーズウイスキーで、飲み比べ観戦しても楽しそうですね。

ウェールズウイスキー「ペンダーリン」は如何でしょうか?

 

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「酒屋の株話」懐疑心が心地良い

 

 

相場が過熱すればもちろん注意が必要だが、今の日本株のようにショートカバーの後の、懐疑心ある強含みはなんだか心地が良い気がする。

北朝鮮からのミサイル発射ではもう日本株は下がらないようだ。逆に強含みの展開となっている。

 

 

 

 

 

 

悲観論が主導した今回の調整は、遂に再帰的な動きに入った。

日経平均ベースでも、すぐに2万円レベルを抜けてしまいそうな印象だ。

特に業績の拡大が見込める成長株では、この空前のカネ余りによる過剰流動性が、とんでもない高値まで運んでくれる可能性もあるのだと思う。

過剰流動性は値上がりしそうに見えるところに流れ込む。

もし、日本の成長株に値上がりしそうなストーリーがあり、まだ過小評価されていると思われたなら、大きく買われることになるのだと思う。

日本株市場のメジャープレーヤーである海外投資家が本格的に買い越してくる前に、購入するのが賢明ではないか。

ノイズに振り回されて短期的思考に陥るべきではないと思う。

また、勇敢なる空売りファイターの方々も、しばらくは深追いを避けた方が良いのではないかと思う。

 

いつまで経っても懐疑心が強いとみられるこの市場心理は、この上昇相場の息の長さを示唆しているような気がする。

懐疑の中で相場はますます育つと期待したい。

 

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インディアン・ピクルス・・・・クセになるかも

 

 

その予想を裏切るパンチ―な味わいには驚きました。

インディアン・ピクルスなるものをいただいたんです。外見はいわゆるピクルス。でも瓶詰めの中身のキュウリは細かく切ってあります。

一般的なピクルスと違い、ボリボリと食べ進むことができない、刺激の強い味わいだからなのでしょう。

・・・・でもこの刺激の強いインドな味わいは、ビックリを通り過ぎた後にはクセになっちゃうような味わいなんです。

ビール、日本酒、焼酎、甘口ワイン、ハードサイダー、ヴィーニャ・ベルデ・・・・と、ちょっと刺激のある味わいのおつまみが良く合うようなお酒には、ぴったりなアテではないかと思う次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またこれだけパンチ―な味わいは、日本人にとってもはや薬味と言えるのかも知れません。

その日のおかずのお肉にちょっと乗せて食べたら、これまた美味しんです。

インドのピクルスですから、福神漬けの代わりにカレーと一緒に食べても、スパイシー+スパイシーではありますが、ハマってしまうかもしれませんね。

現地インドでは、間違いなくそんなふうに食べているのでしょう。

使い方次第ではかなりイイ仕事をしてくれるアテになるのではないかと思った次第です。

驚きのあるマリアージュは楽しいです。

 

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「ジャン・クロード・ラパリュ ボジョレー・N 2017」今年はワンランク上

 

 

ステップで人気のボジョレー・ヌーヴォー、「ジャン・クロード・ラパリュ」の2017年ヴィンテージ情報です。

 

 

 

 

 

 

 

2017年8月28日より収穫が始まりました。

自然派の中ではいち早く収穫を始めるのがラパリュ。ブリュィの山の麓、サンテチェンヌ・ドゥ・ラ・ヴァレンヌのぶどう畑は、他の地区より早く熟度が上がります。

ボジョレーのクリュの中でも南に位置するこの地区は、フランスを襲った4月の霜害はなく、7月の雹害もなかった。6月の猛暑でぶどうの成長は早く、昨年より10日間ほど早く収穫を始めました。

ここのところの乾燥でさらにぶどうは凝縮。同時に酸も凝縮しました。

2017年は、例年よりワンランク上の高品質でバランスの取れたヌーヴォーが出来るとみております。

 

収穫されたぶどうは底の浅いケースに入れられ醸造所に運びます。そのケースはかのロマネ・コンティのそれよりも浅い箱を使う気遣いです。

収穫してから発酵槽に入るまでぶどうが重量で潰れる危険はほとんどゼロなのです。そんな小さなことの積み重ねがラパリュ独特のきめ細かい上品さを生みます。

1996年からワインを造り始めたラパリュの22回目の収穫です。この22年間、より高品質なワインを求めてぶどう畑や醸造所の設備など、たゆまぬ努力・改善を続けてきました。

野生酵母で補糖なしの発酵と醸造。SO2の不使用。2010年には垂直式プレスの導入など、そのあくなき追はヴィンテージごとに繊細さを増しております。

 

2017年ボジョレー・ヌーヴォーのご予約を承っております。

今やボジョレーの自然派を代表するジャン・クロード・ラパリュのボジョレー・ヌーヴォー2017は如何でしょうか?

 

 

 

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