“2014年7月”の記事一覧

「プロセッコ」スパークリングワインのトレンド

先日は素晴らしいシャンパーニュを試飲させていただき感動したばかりなのですが、世界で消費されるスパークリングワインのトレンドには変化が見られるようです。

新聞にも掲載されていましたが、最近では北イタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」の出荷量が、スパークリングワインの最高峰「シャンパーニュ」を超えているとのこと。

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【プロセッコの第一人者ザルテットのプロセッコ・エクストラ・ドライ】

プロセッコとは北イタリアのヴェネト州あたりのDOCG(地域認証)で、一般的には、「プロセッコ=辛口でアルコール度数が低めのスパークリング・ワイン」と理解されている。

世界の人々は本当に特別なシーンではシャンパーニュを選ぶようだが、ややカジュアルなシーンではプロセッコを選ぶ傾向にあるとのこと。価格帯が違うため、当然の傾向と言えばその通りなのですが。

これは飲めば明らかだと思いますが、例えば「3,000円レベルのシャンパーニュとプロセッコではどちらを選ぶ人が多いのか?」ってことですね。この価格帯は、前者にとってほぼ下限、後者ではほぼ上限。満足感は後者のプロセッコにあると感じる人が多いのではないでしょうか。

それ以外の理由として、世界的に低アルコールのお酒が好まれる傾向にあることが関係している様です。

アルコール度数が低い分、味わいにボリューム感とか厚みが少なかったり、熟成によるポテンシャルが期待しにくかったりしますが、その分フレッシュな果実味や飲み口の軽い、飲みやすさがあるのです。

特別な日にはシャンパーニュ、気軽なハレの日には飲み口の良いプロセッコで楽しんでみては如何でしょうか?

でも・・・・プロのセッコ(辛口)って、「なんでそんな名前なんだろ?」って思うのは酒屋のオヤジだけでしょうかね(汗)!

 

 

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ワールドカップ不景気か!?

昨日の午前中の静かさはひどかった。

「あれ!今日って土曜日だよね・・・・雨が降って肌寒いとはいえ、この静けさはなに!?(汗)」みたいな。また飲食店さんからは「どうしちゃったんだろうね!この週末は・・・・・・ゼンゼンだったね・・・(汗)!」と。

その理由が夕方近くなって分かりました。

会社帰りの金曜日に酒なんか飲んでる場合じゃなかったんですね。

そう、夜中の1時から始まるワールドカップの準々決勝が楽しみで、楽しみで、「酒飲みに行ったり、買いに行ったりしてる場合じゃねーんだよ!」、「それに朝5時からの試合も寝ないで見るつもりだし!」ってことだったんですね。

つまり、ブラジル時間でのワールドカップ開催は、盛り上がれば盛り上がるほどに酒を販売するような業界は不景気風が吹くわけです。

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【準決勝に進むアルゼンチン代表のキャプテン、メッシの財団とのコラボレーション・ワイン・・・・これがまた美味しいんですよ!】

ワールドカップ観戦の恐ろしさは、ちょっと見始めたらもうそのスピーディーな展開に見入ってしまいTVが消せなくなることでしょうか。ほぼ夜通しやってますから、酒でも飲んで寝ちゃったら、もったいなさ過ぎです。朝までキッチリ楽しもうと思えばコーヒーでも飲みながら、できるだけ体力を消耗させないで見続けるしかない感じですね。

そして、やっと徹夜の二日間が終了し、今日は明日の月曜日に備えてゆっくりと寝れます。お疲れ様でした。

次の準決勝と決勝はすべて早朝。早寝早起きで対応できるのですが、やっぱり酒を販売する業界にとってはまったく絡めない、見事にスルーパスを決められた状況です。

でも・・・・逆に言えば、酒を販売する立場でも楽しめるのが今回のワールドカップ。どうせなら楽しみたいです。

 

 

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グランヴァン(ほとんどボルドー)市場はオランダのチュウリップになるのか?その36

グランヴァン(ボルドー高級ワインがメイン)価格は、ブラックマンデーすぐ後の1988年からインデックス・ベースで2011年6月まで約20倍に高騰。

ピーク時には、シャトー・ラフィット・ロートシルト2008ヴィンテージのボトルに、当時最大の販売先であった中国の繁栄の意味「八」を刻むとのニュースが伝わったことから、ラフィット2008が大きく買われグランヴァン市場の価格を一気に押し上げた。

その後は中国でのバブルの縮小と歩調を合わせるようにグランヴァン市場は値を下げ続けている。

グランヴァン市場のバブルは2011年6月のピークで終止符が打たれました。今後は、「はたしてグランヴァン市場はバブル崩壊を乗り越えたのか?」みたいなことを酒屋のオヤジなりに推察したいと思います。今回はその36回目。

古ワインJun14

 

 

 

 

 

 

 

 

【グランヴァン(ほとんどボルドー)ワイン・インデックスの2009年6月から2014年6月末までの推移】

2011年6月28日にピークを付けたインデックス価格は、デイリーベースで2012年11月13日まで約34%下落。その後反発して2013年3月15日には安値から約12%高い水準まで値を戻した。

それ以降はダラダラとしたなだらかな下げが止まらない。3月15日の戻り高値から先月の6月末までの値下がり率は約19%、前月末からは約 3%低い水準。2011年6月のピークからは約40%安い水準。

高級ワインの業者間取引サイト「Liv-ex」の発表によれば、6月の中旬までに前月対比でもっとも値下がりしたワインはDRCラ・ターシュ2009 。一カ月の間に約18%値下がりした。1ケースで約5000ポンド(約90万円)の価値を失ったことになる。しかし、ブルゴーニュ・ワインのインデックスは若干の値上がりだった。

同じ時期にイギリスや香港で資金を集めたワイン投資ファンドの清算が決まった。今回のDRCブランドが大きく値下がりしたことと、ワインファンドの清算には関連性があるように思います。

ワイン投資ファンドの清算にともなう資産売却では、「とりあえず利益の出ているワインから現金化しましょ!」みたいな展開はよくあるパターンではないでしょうか。

また、堅調に推移していたスーパータスカンの代表銘柄であるサッシカイヤの2006ヴィンテージも約9%の下落となった。

先月に引き続きボルドーのバックヴィンテージや割安感のあるものには買いが入り、インデックスの四分の一程度のワインが横ばいから値上がりした。しかし、バックヴィンテージの流通量は限られていて取引量も少ないためワイン・インデックスへの影響は限定的だったようだ。

更なるワイン投資ファンドの清算を見越してか、利益の出ている銘柄への売り圧力が出てきた印象です。苦境に立たされているファンドの投資ポートフォリオの中で、割合が大きいと推測されるワインに関して、今後更なる売り圧力が強くなる可能性があるようです。

一般的に「大きな投げ売りが出て、その下げ相場は終わる」みたいに言われますが、そんな状況が訪れるのはまだ先の事の様です。

 

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「ミントレモンサワー」ペパーミントわしづかみ×2とホッピーレモン

この週末は夜が早そうですね。

ブラジルのヒーロー、ネイマールと、彗星のごとく現れたコロンビアのハメス・ロドリゲスの、誰も止められない10番同士の対決を楽しみにしている人はホントに多い様です・・・・・早く寝ないと。もしくはフランス対ドイツ見て、寝ないでそのまま次の試合を見ちゃう人もいるか。

うちのガキンチョどもは「明日の朝はゼッタイ、ゼッタイ5時前に起こしてね・・・・・ゼッタイだからね(汗)!」って。双方のチームに世界的なヒーローがいるためか、その影響力にはスゴイものがありますね。

さて、今月もまたホッピーさんからおたよりをいただきました。

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そして、今回の「名店にこだわりのホッピー」は東京の月島のお店さんの「ミントレモンサワー」。

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その、こだわりのミントレモンサワーの作り方は、ペパーミントをわしづかみで2回、豪快にグラスに投入。グラスの中でよく潰したら、そこに焼酎とホッピーレモンハイを注ぎ入れる。

そのフレッシュな爽快さは、グラスを近づけた時に鼻腔ですでに感じられるほどなのだそうだ。

蒸し暑さの続くこの時期にはうれしい飲み方ではないでしょうか。

また、一回ペパーミントをベランダなどで育てれば、毎年雑草みたいにウジャウジャと生えてきますから、この飲み方は贅沢な割に元手いらずで、なおかつベランダで茂っているペパーミントの処理にもなる、素晴らしいアイデアの飲み方と言えます。

そんなことで、今晩はさっそくベランダに茂っているペパーミントをごっそりと収穫して、フレッシュで爽快なのをイッパイ飲ったら、明日に備えてさっさと寝ちゃおうと思ってます・・・・・どんな試合になるのか、どんなすごいシュートが見れるのか、楽しみですね・・・・・そういえば、コレって南米系の飲み方ですよね!

フレッシュな爽快さのミントレモンサワーは如何でしょうか?

 

 

 

 

 

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「中華粥」東京一人ランチ

試飲会の前の食事には、あまり風味の強くないものを軽めに食べるのが良いと考えます。

今回の試飲会場の近くには、お粥がランチで食べれる中華料理屋さんがあるとのことで寄らせていただきました。

お粥は今までホテルの朝食バイキングぐらいでしか食べたことがないため、ランチでいただくのは今回がたぶん初めて。それも中華粥です。

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【お粥ランチセット】

「・・・・さて、どうやって食べたらいいのか?」みたいな、いわゆる主菜がない。とりあえず手前のサラダを食べて、その後にいわゆる副菜系の中華系のスパイスの効いたカレーと、これまた中華風の炒り卵、そしてお粥と交互に食べてみて気付いた。

「たぶん、これらの副菜をお粥の上にトッピングして、自分好みの味の濃さで食べるのね!」って。自由に、そして好きなように食べればいいんですね。

このお店さんに入店して、あっと言う間にお粥セットが出てきて、食べてお店を出るまで約10~15分。たぶんお粥は中国の伝統的なファストフードなんですね。

当たり前なのかも知れませんが、このお店に男性客は少ない。ほとんどが女性客で、しかも一見したところ均整のとれた見かけの方ばかり。つまり女子に先導されて男子が入るようなお店さんってことでしょうか。

流石に多様性のある東京のランチ事情。非常にニッチな市場ではありますがヘルシーなイメージがあり、特に女子に人気のあるお粥ランチには、コアなファンがたくさんおられるではないかと推測した次第です。

普段のお昼ご飯としてはちょっと・・・・・ですが、試飲会の前のお昼としてはパーフェクトな感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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