“2013年11月”の記事一覧

ブルゴーニュ・ワイン1700円以下が消える!?

ワイン情報サイト「デキャンター.com」に、大手ブルゴーニュのワイン業者が懸念する、今後起こり得るブルゴーニュワインのシェア縮小の可能性について掲載されておりました。

「2014年には£10(約1700円)を下回るブルゴーニュ・ワインがなくなる!」

2013112412050000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年連続のブルゴーニュの低収穫量を受けて、来年2014年のある時点以降£10(約1700円)以下のブルゴーニュワインが店頭から消えると、大手ブルゴーニュの業者が予測している。

2013年のはじめには、ブルゴーニュのハイエンドのワインの値上がり、需要の強さからブルゴーニュ・ワインの金額ベースでの輸出は過去最高水準となり、オスピスト・ド・ボーヌのオークション売上高も最高水準となった。

しかし、2013年の生産量予想はシャルドネで平均よりも30%減、ピノ・ノワールで15%の減で、在庫水準も低い。

スタンダードなブルゴーニュワインの価格上昇が、世界で飲まれるワインの中でのブルゴーニュ・ワインのシェアを減少させることがブルゴーニュの業者で懸念されている。

今のところは流通業者が利益を削って、消費者への価格上昇を抑えようとしているのだそうだが、長く続けられるようなことではないようだ。

 ブルゴーニュ・ワインの生産者、流通業者にとっては、値上げしながら なおかつ競争力を維持したいという状況に直面しているとみられる。

日本ではたぶんこの状況が遅れて反映されると想像されます。

では、いつ低価格ブルゴーニュ・ワイン買うのか?・・・・・・・今でしょ!!

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

カベルネ・S ブレンド2009年ヴィンテージ チャンピオン

酒類専門の情報サイト「ザ・ドリンクス・ビジネス」によれば、いわゆるボルドータイプと呼ばれる 2009年ヴィンテージのカベルネ・ソーヴィニョン ブレンド・ワインの、専門家によるブラインド・テイスティングがロンドンで行われたのだそうだ。

その結果、ボルドー五大シャトーなどを押しのけて見事一位に輝いたのは、ボルドー第2級各付けの「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ2009」!

chateau-ducru-beaucaillou-2009[1]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ2009」

 評価の高いボルドー、カリフォルニア、トスカーナ、チリ、オーストラリア、南アフリカから選ばれた30のカベルネ ブレンドのワインが 午前10時にコルクを抜かれてデキャンティングされ、午後1時からマスター・オブ・ワインやワイン・ジャーナリストらによってブラインド・テイスティングされた。

 2009年はボルドーワインの当たり年だったためか全体のレベルが高かったようで、2位との差はわずかに1ポイント。「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ」に1ポイント差で2位となったワインは「シャトー・ラトゥール」「シャトー・レオヴィル・ラス・カス」「シャトー・ムートン・ロートシルト」「リッジ・モンテ・ベロ」「ウルフ・ブラス・ブラック・レーベル」。

 2008年ヴィンテージからスタートしたこのカベルネ・ブレンドのテイスティングは、ボルドーワインと他の国のワインの対決が目的ではなく、カベルネ・ブレンドのスタイルでどの場所が今優れているのかを知るためなのだとか。

残念ながら 2009年ヴィンテージでさえなかったのがスーパー・タスカン。2008年ヴィンテージでは注目されたが2009年ヴィンテージは難しかったようだ。

 

近年で最も当たり年と呼ばれる 2009年ヴィンテージのボルドーワインで、2級各付けの「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ2009」が最高評価なのはうれしいことです。 高価な1級各付けのボルドーワインやナパのワインでなくとも 最高の評価を受けるワインが購入できるわけですね。

シャトー・デュクリュ・ボーカイユの産地であるサン・ジュリアンはボルドーのメドック地方にある狭い地域ですが、この地のワインの品質が高いことは業界ではよく知られた話。 1級各付けの畑はないのですが、生産量の少ないすべてのサン・ジュリアン産のワインは高値でアッという間に取引されてしまうとのこと。

そのためサン・ジュリアンは、新しいメドックの各付けであるクリュ・ブルジョアに参加はしているのだが、実際にはサン・ジュリアン産のクリュ・ブルジョアは存在しない。そんなことしなくても高値で買われてしまうからなのだそうだ。

 「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ2009」のパーカーポイントは100点で既に評価は高いのですが、今回の1級各付けのボルドーやナパ・バレーのワインを下しての高評価に、ボルドーの割高ワインを売って、割安ワインを買うような、ボルドーワイン相場の混乱がさらに増すかもしれませんね。

2009年のサン・ジュリアンはホントにうまそうだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「世界一の焼き鳥丼か!?」東京一人ランチ

「なんだか、おしゃれで、美人で、ノッポな女の人と、無精ひげはやして、マフラーを首に巻き、細いズボンをはいた男の人がなんだか多くねぇ!?」みたいな街、青山での一人ランチ。

青山でのランチとなれば、どうしても寄りたくなるお店さんがあるんです。それも青山らしいファンシーなレストランではなく、焼き鳥屋さん。今回もそのお店さんに寄らせていただきました。

繁盛店のため1時過ぎまで待っての入店。

2013111813480000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんなにスゴイ焼き鳥丼を食べれるお店さんは日本にもそうはないのでは!?」と本気で思うお店さんです。

大ぶりにカットされている焼き鳥は、なんとすべて焼き方がレア。それも肉の各部位によってミディアム・レアからベリー・レアまでいろいろ。

相当に良い肉を使っているとみえて、いやな臭みはまったくない。しかもランチのため、ランチ価格で食べれるのですから、まったくもって有難い。

どんぶりの隅にのせられている、やっぱり大ぶりのレバーがまた素晴らしい。フォアグラにも負けていないのではないかと思えるほど。

そのふわふわのレアーに焼かれた大ぶりのレバーの上から、テーブルに用意されているタレをちょっと加えかけて、さらに七味唐辛子をパラパラとふりかけ、やおら、その下に敷いてあるご飯とともにすくいあげ口の中へ。

いや~まったりとして、深みのある あっぱれな味わいです。

もともとレバーが苦手な酒屋のオヤジですが、まったく問題なく美味しく食べれるからスゴイ。

ささみと推測されるお肉は、ほとんど生でカツオのたたき程度に炙ってあるだけ。その上にたっぷりとワサビが乗っております。こちらもまた、厚切りのお刺身でも食べているかのよう。

いや~世界のどの国へ行ってもこんな上等な焼き鳥丼は間違いなく食べれないと思うし、日本国内でもこのレベルの焼き鳥丼が食べれるお店はそう多くはないのでしょう。それもランチ価格で。

盛りが良くてお腹がいっぱいになるのが ちょっと厳しくなってきた最近ですが、流石は東京のランチです。

やっぱり東京のランチ事情は偉大ですね!

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

快晴のボジョレー・ヌーヴォー解禁日

ボジョレー・ヌーヴォー解禁日の今日は、朝から雲一つない快晴。

埼玉県南部からでも富士山がよく見えた。

2013112108530000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週末にボジョレー・ヌーヴォー・パーティーを予定されている方は少なくないようです。ご予約でのまとめ買いをされているお客様のほとんどは、今週末に集まりがあるご様子。

量り売り用のボジョレー・ヌーヴォーをちょっと味見させていただいたんです。

「今年はヌーヴォーらしくて美味しいんじゃないの!!」って正直思いました。アルコール度数がやや低い分ボリューム感がなく、ヌーヴォーらしいスムーズな飲み心地。それでいて、しっかりとした豊かな風味がある。

たぶん今年は、「ボジョレー・ヌーヴォーをよりヌーヴォーらしく楽しめる年」ではないかと感じた次第。

 個人的には今年のような、スルスル系のヌーヴォーは大好きです。

急に気温が下がった11月の中旬以降、なんだか酒関係は静か。酒関係の営業さんも「いや~世の中静かですね~まいりましたよ」なんて言ってる始末。

 今日のボジョレー・ヌーヴォー解禁がきっかけとなって、年末に向けた酒市場に弾みがつけばいいなと酒屋としては切に願う次第です。

もうすぐ師走。シャンペン抜いて乾杯、ヌーヴォーをスルスルとがぶ飲み、とアベノミクスにちょっと沸いたのかもしれない今年の疲れを癒しましょうね! 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ボジョレー・ヌーヴォー2013解禁日イヴ」続々入荷でも・・・!

いよいよ明日の11月21日(木)は2013年のボジョレー・ヌーヴォー解禁日。

ボジョレー・ヌーヴォー世界一の市場である日本には、ボジョレー業界の大物が続々とボジョレー・ヌーヴォーの解禁日に合わせて来日しているとのこと。

ボジョレーワイン全体の世界での売上は2008年から15%以上減少している。そこにボジョレー・ヌーヴォーの約3割を輸入している国の、アベノミクスによるライジング・サン。

これはもう、ボジョレー・ヌーヴォー関係者にとっては、何をおいても日本市場でしょう!その次がアメリカでしょうか。

今年の日本でのボジョレー・ヌーヴォーのキャンペーンは、中国が調整期に入った今、かなり力の入ったものになると予想されます。

酒屋にとってボジョレー・ヌーヴォーの発注は9月ですから、今さら遅すぎるのですが、今年のボジョレー・ヌーヴォー商戦は、かなり商品がタイトになりそうな気配を、解禁日イブの今日 感じている次第・・・・・・(汗)。特にこだわり系のプレミアム・ボジョレー・ヌーヴォーが。

 2013112011180000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

ボジョレー・ヌーヴォーの中で、ダントツの上品さ、フィネスも持つ「ジャン・クロード・ラパリュ」・・・・・でも、もうご予約で残りがほとんどない・・・・・(汗)!

 2013年のボジョレー地区は始まりが涼しく、収穫時にもボトリティスの危険があり厳しい年となりましたが、ボジョレー地区は他のフランスの地域と違い、収穫時の被害はまぬがれたと聞きます。

結果として、アルコール度数はやや低めだが、非常に風味豊かに仕上がったとのこと。

ひょっとしたら、暑い夏の年よりも、より日本人好みの上品さのある味わいなのかも知れません。

こだわりのヌーヴォーをご希望の方は、早めの確保をおススメします。

毎年思いますがボジョレー・ヌーヴォーの発注は難しい・・・・・・(汗)!

  

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ