“2013年11月”の記事一覧

「だだちゃ豆麦切り」鶴岡のお殿様の味!?

ごひいきにして頂いている社長さんから、「だだちゃ豆麦きり」という乾麺を、ありがたいことに頂きました。

「・・・・・・山形のうどんみたいなものだよ・・・・・・・」とのことで、早速、うどん大好き小僧で、特にうどんの味についてうるさい我が家の長男と一緒に食べさせて頂きました。

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茹で上げた 鶴岡名産 【殿様のだだちゃ豆麦切り】

鶴岡市農業協同組合さんの販売するこの商品は、城下町鶴岡の名産品と特産品の調和した逸品なのだそうだ。

まず、鶴岡では昔から小麦粉をこねて薄くのばし、細く切った麺のことを「麦切り」と呼び、お祭りや祝事で大勢人が集まったときによく食べるものなのだそうだ。

その名産品「麦切り」に、鶴岡の特産品で殿様が大好物だった「だだちゃ豆」の風味と旨味を練り込んだ逸品がこの「殿様のだだちゃ豆麦切り」。

 

ということで、流石は「うどん」に我が家一うるさい長男です。「なんだか麦の風味があまりしないかわりに、枝豆のような香りがするねぇ~」なんて言いながら、なんだかすごく気に入ったようでモリモリと食べておりました。

そうなんです。だだちゃ豆とは枝豆のことだったんですね。そして、「これ・・・・・うどんだよねぇ!?」って。ちょっと太めの「茶そば」みたいな感じもするのだが、やっぱり製法からして「うどん」なんですよね。

それも城下町である鶴岡らしい繊細な細麺の上品な味わいのうどん。

山形県の日本酒やワインはもちろんですが、なんでも山形県産のものは美味しいなと、あらためて感じた次第です。

ご馳走様でした。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「フジブランドール」麦焼酎30年熟成

「スコッチウイスキーの30年熟成」、その魅惑の美味しさを知る方は少なくないと思います。

しかし、同じ麦を原料とする「麦焼酎の30年熟成」の美味しさを知る方は、そう多くはないと思うのです。

「・・・・・でも麦焼酎で30年熟成なんて聞いたこともないしねぇ・・・・・・・・・!?」・・・でも、あるんですね。コレが!

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 麦焼酎 【フジブランドール 古々酒 30年熟成】 AL 41% 720ml 10,000円外税

 30年熟成の麦焼酎があることにまず驚きますが、その価格設定にも驚きます。アルコール度数のほとんど変らないスコッチウイスキーの30年ものなら、最低でもこの倍の値段はします。

それが、国産ウイスキーの30年ものとなれば、この10倍以上の値段だったりもするわけです。

つまり、麦焼酎の30年ものは非常にレアな商品でありながら、なおかつ非常にお得な価格設定の、超コスパ麦焼酎と言えるのではないでしょうか。

ホーロータンク貯蔵のみでじっくりと熟成させた古々酒は、自然な甘みとふんわりやわらかな口当たりが和風ブランデーのような趣です。

また、この「30年もの」の価値観を持つこの麦焼酎は、贈り物としても非常に威力のある、インパクトある贈り物になると想像されます。

「・・・・・お世話になった方がいつも麦焼酎を飲んでるみたいなので、できれば美味しい麦焼酎を贈りたいんですが・・・・・・」みたいなお考えの方にはピッタリな商品なのですね。

 ありそうでない商品があった!しかもお得感たっぷり価格で!みたいな麦焼酎のご案内でした。

30年熟成の麦焼酎は如何でしょうか?

 

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「フランスワイン2013」予想収穫量の下方修正続く

ワイン情報サイト「ワイン・サーチャー」によれば、フランス農務省発表の公式なフランスワイン生産予想の下方修正が続いているのだそうだ。

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今年の7月時点での2013年収穫量予想は46.6リットルだったのだが、毎月のようにその予想の下方修正が続き、現在の予想は42.3億リットルに低下。4.3億リットルの下方修正。

この下方修正分をワインボトルの本数に換算すれば5.73億本分となる。

今年の開花時期の雨と低温がColoure and millerandage と呼ばれる大きい粒と小さな粒が混じった不ぞろいのブドウ房を発生させたこと、夏に幾度となく雹嵐に襲われたこと、そして収穫時期の雨による収穫の遅れとボトリティスの病気が収穫量低下の原因、と政府は発表しているとのことだ。

フランス全体での収穫量は昨年2012年の記録的低収穫量よりは多くなるとのことで、アペラシオンの収穫量は2%の減少だが、ヴァン・ド・フランスと呼ばれるいわゆるテーブル・ワインの収穫量は36%の増加と予想されている。

フランス国内の各ワイン産地の2013年の状況

アルザス:雨が多く病気に苦しめられた。厳しいセレクションの収穫が求められた。

ボルドー:8月からの嵐で粒が不ぞろいになるブドウ房がでた。9月、10月の雨でボトリティスの病気に苦しめられた。

ブルゴーニュ&ボジョレー:シーズン初期からの低温により粒が不ぞろいのブドウ房がでた。ボトリティスの病気が特にシャルドネーの収穫量を減少させる。厳しいセレクションの収穫が求められた。ボジョレーでは収穫のタイミングによりギリギリのところでボトリティスの病気を免れた。

シャンパーニュ:ボトリティスによる問題はあったが、2012よりはやや収穫量は多くなる。

ラングードック&ルーション:安定した9月10月の天候で良好な収穫となった。

ロワール:ボトリティスが収穫の邪魔となり、厳しいセレクションの収穫が重要となった。

ローヌなど南西:場所によって収穫量や品質はバラけた。ボトリティスに苦しめられたところもある。最も南寄りのエリアでは病気がでた。特にグルナシュの収穫が粒が不ぞろいのブドウ房により低収量となった。

 

粒が不ぞろいのブドウ房のミルランダージと呼ばれる小さい粒のブドウは、結果として果皮の面積に比較して果汁が少ないため、濃縮した品質の良いワインができると言われております。

大切なのはブドウ畑の管理と、厳しいセレクションによる収穫でしょうか。2013年のフランスワインは生産者により品質の差が大きいのかも知れませんね。

 

 

 

 

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「太呂麺」東京一人ランチ

新橋界隈の飲食店さんの数と言ったら膨大ですね。

先日、新橋に行く用事がありました。楽しみなのは、東京ならではのお得感あるランチ。

新橋の駅の周りには、大小入り乱れて飲食店さんが乱立している印象。そんな中で、なんだか気になったのが中華料理屋さんとインド料理屋さんが結構たくさんあること。中国やインドから来日して営んでいるとみられる、いわゆる外資系飲食店的な雰囲気たっぷりのお店さん。

「いつだったかな~、本場系の中国料理屋さんで食べた、ややフルーティな風味のラーメンが旨かったな~」なんて思い出しちゃって。今回は中華料理屋さんのラーメンが食べたくなりました。

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入店すると、店内の壁に貼られているメニューに「太呂麺」というのを発見。なんだか良い感じの名前だし、今までに食べたことのないラーメンだったため、「すません!ふとろーめん 下さい」なんて注文したら、中国人のお姉さんが「ターローメンね!」と、ムスッとした顔で注文を聞いてくれた。

たぶん太麺のラーメンなのかと想像していたら、出てきたのはいわゆる「あんかけ麺」。それも結構固めのあんかけだった。冷めにくく、いつまでも熱さを保ったままなのは良いことなのだと思うのだが、熱過ぎて思うように食べられない。

 遂には口の中がヒリヒリとする軽いやけどを負ってしまった。急いでいる人や、気の短い人にはあまりおススメできないラーメンのようです。

酒屋のオヤジとしては、「やっぱりラーメンらしいラーメンがいいな!」と感じた次第。

ところで、そのお店さんではお客さんがメニューを見て、みんな一様にうけていたことがありました。メニューに載っている「○エビの・・・・・」の○の部分をマジックで塗りつぶしてあったんです。「一流店でやってんだもんね~!一流店じゃないお店は当然・・・・・・」みたいな世相を反映した話題で静かに盛り上がっている感じでした。

今の世の中どんな商売も大変ですね。

 

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「もっとも高価なイタリアワインは?」Top10

最近では割高感のあるハイエンドのフランスワインを避け、他の地域のハイエンド・ワインが注目されることが多くなってきたようです。

インターネット上のワイン情報サイト「ワイン・サーチャー」に、最近注目されているイタリアのハイエンドな高額ワインを生産するワインメーカー・ランキングが掲載されておりましたのでご紹介します。高価なワインブランドを持つワイナリー順です。

「今もっともブランド力のあるイタリアワインはどこのワインなのか?」 なかなか興味深いランキングだと思います。

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【イタリアの高価なワイン造り手ランキング TOP 10】

1位 テヌータ・デル・オルネライア   トスカーナ

限定生産の「ヴァンデミア・ダルティスタ・スペシアル・エディッション・ブルゲリ・スペリオーレ」 で価格は平均で$978 2006年より毎年違う芸術家によるデザインのボトルで限定販売されるワイン。また、高価なイタリアワインの一つである「マセット・トスカーナIGT」平均$692の造り手。

2位 ブルーノ・ジャコーザ   ピエモンテ

ブルーノ・ジャコーザさんは、最も尊敬されるワイン生産者と呼ばれる生産者。「コリーナ・リオンダ バローロDOCG」平均価格$963が最も高価なワイン。このワインは1993年ヴィンテージを最後に現在は生産されていない。現在生産されているブランドで最も高価なのは「ファッレット・ディ・ブルーノ・ジャコーザ ファッレット リゼルヴァ バローロDOCG」で平均価格$669。

3位 ジュゼッペ・クイッタレーリ  ヴェネト

 2012年に84歳で亡くなったクイッタレーリは”ヴェネトのマエストロ”とか”アマローネの父”などと呼ばれたワイン生産者。クイッターレのアマローネ・デラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ・リゼルヴァDOCG」平均価格$807。他には「アルゼロ・カベルネ・ヴェネトIGT」平均価格$490 、「アマービル・デル・チェーレ パシート」平均価格$474。

 4位 ジャコモ・コンテルノ  ピエモンテ

「モンフォティーノ・バローロ・リゼルバCOCG」平均価格$592。バローロはワインの王様と呼ばれますが、そのバローロの王様とも呼ばれる。

5位 ビオンディ・サンティ  モンタルチーノ

”イタリアの最も象徴的ワインメーカー”と呼ばれるワイナリー。「テヌータ・イル・グレッポ・レゼルバ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCG」平均価格$541.

 6位 ロマーノ・ダル・フォルノ   ヴェネト

「ヴィニュート・ディ・モンテ・ロドレッタ・リチョート・デラ・ヴァルポリチェッラDOCG 」平均価格$470、「ヴィニェート・モンテ・ロドレッタ アマローネ・デラ・ヴァルポリチェッラDOCG]平均価格$414と甘口の方が高い。

7位 ミアーニ・カルヴァーリ    フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア

”イタリアのファイネスト・ワインメーカー”と呼ばれるメーカー。辛口白ワインの「レフォスコ・コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ」平均価格$446。赤ワインの「ミアーニ・メルロー・コッリオリエンターリ・デル・フリウリ」は平均価格$328で非常に少量。

8位 カーゼ・バッセ・ディ・ジャンフランコ・ソルデーラ    モンタルチーノ

 「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・レゼルヴァDOCG」$435。元従業員がワインのほとんどをダメにしてしまう事件があり、よりタイトになっている。

9位 マスカレッロ・ジュゼッペ・エ・フィッリョ   ピエモンテ

「モンプリヴェート・カ・ドゥモリッシオ・リゼルヴァ・バローロDOCG]平均価格$409。1993年からのワインで極々少量生産。コレクターズ・アイテムとして知られるクラシックタイプのバローロ。

10位 ガヤ、 バルバレスコ&バローロ   ピエモンテ

イタリアワインの帝王、有名人アンジェロ・ガヤさんのワイン。「ソリ・サン・ロレンツォ・バルバレスコ」平均価格$374などいくつもの高価なワインを生産している。イタリアで最も成功しているワインブランドと言えます。

 

イタリアワインの名前のカタカナ表記は、あまりにも長くて、しかも半角記入が多いため読みにくいし憶えにくい。しかしイタリア語表記ではもっと難しいし、なかなか日本人にとって読んだり、覚えたりは骨の折れる作業です。

しかし、ワインファンにとっては、その分なんだか引かれるものがあるように感じます。

先日、高品質で極少生産のアマローネを試飲する機会をいただきました。これがアメリカ市場などの好みにまったく影響されていない、やや素朴で伝統的、非常にエレガントな味わい。ハッキリ言って素晴らしく美味しい!その他、ヴァルポリチェッラもリパッソもリチョートもエレガント、「たぶんこんなに美味しいこの地のワインは飲んだことがないな~!」って感じたほどでした。

小規模生産者の多いイタリアワインって、分かり難いですが、すごく奥深い感じがします。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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