“2010年4月”の記事一覧

ベネヅエラ3大ラムの一つ「サンタ・テレサ1796」

ベネヅエラと聞くと美女が多いとか、野球が強いとかが有名ですが、ラム酒も有名なのです!

ラム酒 「サンタ・テレサ 1796」 AL40% 700ml 3,990円

サンタ・テレサはパンペロやカシケと並びベネヅエラ3大ラム酒と呼ばれています。このサンタ・テレサ1796は、1796年の創業から200周年を記念して発売されたこだわりのラム酒。

フランス製のオーク樽で4年~35年熟成させたラム酒の原酒をブレンドし、さらにシェリーの熟成システムと同じ「ソレラシステム」(一番熟成のすすんだラム酒を樽から出して商品化して、減った分を次に熟成しているラム酒で満たす。これを4段階の熟成期間の違う樽で順番に行う。)で6年間熟成させた、膨大な時間と手間のかかった長期熟成のラム酒なのです。

かなりの長期熟成のため、色合いはかなり濃いのですが、意外にサラッとしていてキレのあるシャープな味わい。ビターさのある芳ばしさと複雑味があり、繊細でエレガントな印象の余韻がの残ります。

もしこのレベルの長期で熟成されたスコッチ・ウイスキーの場合だと一桁か二桁ぐらい高い価格でもおかしくないでしょう。先進国かそうでないかの違いもあるかもしれませんが、非常にお得感のある蒸留酒だと思います。

ベネズエラと聞くと、ミス・ユニバースの常連で美人さんの多い国、もしくは野球が強い国ということぐらいしか一般的には知られていません。行ったことはないのですが、カリブ海に面していて温暖な気候の良さそうなところです。ラム酒が美味しいのは分かってますが、お料理はどうなのでしょうか!?これでお料理がおいしくて、安全な国なら最高ですね!海もきれいなんだろ~な~!!

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ワイン投資は株より儲かる!?米ワイン経済学会で発表。

資産運用の投資ポートフォリオにワインを組み入れると、リスクを軽減しながらリターンを増やせる。平たくいうとワインへ投資すれば株より儲かりまっせ!ってお話。

スイスのフリブール大学の博士号の取得課程にあるフィリップ・マセットさんとジャン-フィリップ・ウェイスコフさんが米ワイン経済学会のレポートで発表した内容によると、投資に値するワインを資産運用の投資ポートフォリオに組み入れた場合、特に金融危機のさなかではリスクを軽減しながらリターンを増やすことが分かったのだそうだ。

彼らは過去13年間の米国企業時価総額上位3000銘柄で構成するラッセル3000指数と、シカゴのワイン・オークションでのワインの落札価格を調査比較した。この期間には2回の株価下落傾向と2回の株価上昇傾向の期間があった。

世界的な金融危機が発生した2008年の後半ではラッセル3000が47%下落したのに対し、ワインは17%の下落にとどまった。その逆で、好景気時には最も利益を上げたワインのヴィンテージが100年に一度の当たり年と呼ばれる2005年で、なんと500%のリターンとなった。ちょっとワインに詳しい人なら、いくら金融市場が危機的でもこの結果には驚かないらしい。

なぜ景気後退の間もワインがその価値を保つのかといえば、売りたい人、買いたい人が少なくなって取引量が少なくなり、価格だけが維持されるかららしい!取引がないんじゃ値段が付かないから、価格は高い時のままですね(笑)!?もしワインの価格が下がれば再び上がるまで待つことができるし、自分で飲むこともできるのだそうです。もちろん飲んじゃったら資産は減るのですが!(笑)

2003~2007年の株式が過熱していた時期には、株式が高過ぎると感じる人々がワインや美術品に資金を移動した。その結果ワイン価格も非常に高くなり、ワインは株を大きくアウトパフォームしたのだそうだ。

ワイン投資ファンドのファンド・マネージャー、ピーター・ルンツァーさんによると美術品よりもワイン投資の方が安全なのだとか。それは価格の上昇が予想できるから。ワインは限定された数量しか生産されません。そして、その数量がある一定量を下回ると、長年の間いくつものデータが物語るように、ワインの価格は上昇するのです。ほとんどの人にとってワインは投資対象ではなく飲んで楽しむものだから消費されてしまいます。

投資に値するワインへの投資は確かに魅力的なようです。しかし、全ての人がワインへの投資が簡単に出来るような環境にはありません。それに、ワインの管理の問題や偽造の問題、オークションに出す手間など様々な問題があります。ワインの投資ファンドも全く一般的ではありません。それに、金融資産のポートフォリオに組み入れるぐらいのボリュームがワインにあるのか?という疑問もあります。

ここ埼玉にも数千万円分のワインを貯蔵されている方は何人かおられます。自分で飲む分には良いのですが、価格が高くなったからといって転売しようと思っても、流通量も少なく現実的には難しいのかもしれません。ワインの流通に精通している方は別として、酒屋のおやじを含めた素人衆には、やや危険な香りの調査レポートなのかも知れませんね(汗)!

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全英オープン・ウィンブルドンの定番!「ピムス」

イギリスで夏に定番のカクテルです!

Pimm’s No,1 ピムス No,1 AL 25度 700ml 1,680円

夏のイギリスの定番中の定番!ウィンブルドンでの全英テニス大会開催中の名物の一つです。なんでも大会期間中に、ピムスが何と20万杯!?飲まれるらしい!!それぐらいポピュラーなお酒なのです!酒倶楽部ステップでもイギリス人のお客様には必ずピムスの有無をたずねられますよ。

一般的な飲み方はピムスをレモネード(サイダーみたいな炭酸飲料)で割り、そこへオレンジ、ライム、ミント、キューリなどと氷を加えたもの。これを夏の暑い日に、表でグビグビ飲むのです。イギリス帰りの奥様の話では、このピムスのカクテルを作るときのポイントが”キューり”!キューリの青臭さが加わることにより、よりイギリスらしい味わいになるのだそうですよ。試してみて下さい。

味わいは甘く、ややほろ苦い感じで清涼感のある味わい。これにレモネードやフルーツなどを加えると夏にピッタリの清涼感ある飲みものになるのです。

ウィンブルドンの名物はいくつかあります。有名なのはイチゴですね。大会期間中2万5千Kg販売されるのだそうです。その他にはフィッシュ&チッピス、ビール(もちろんビタータイプ)、アイスクリーム。それぞれにもの凄い量が消費されます。飲みものではピムスがダントツで一番なのです。

ウィンブルドンと聞くと酒屋のおやじの世代には、マッケンローとボルグの試合や伊達公子さんとシュテフィー・グラフの試合などが思い出されます。「あの時、試合が中断しなければ伊達さん勝ってたのに~!?」って(古いか!?)!今の若い選手の名前は全く分かりません。それでも、いつか見に行きたい全英オープン・テニスです!!

ピムスは1840年にジェームス・ピムさんがロンドン金融街のシティでオイスター・バーを始めた時に、ジンをベースにしたオリジナル・カクテルをつくったのが始まりです。当時は最も洗練された英国紳士の間で、最もファッショナブルな飲みものとして広まり、その後国民的な飲みものとなっていったのだそうです。大富豪のロスチャイルドさんなんかもも飲んだんでしょうか!?

My word is my bond!古き良き時代のブリティッシュ・ジェントルマンの言葉です。この考え方がロンドンを金融の分野で成功させました。きっとジェームス・ピムさんも、この時代にお金持ちの多いシティーでオリジナリティーのある良いものを提供する努力をして、かつ信用を大切にして来たのだと思います。神谷バーで生まれた電気ブランもそうですが、酒類業界だって信用があってオリジナリティーのある旨い酒を開発すればチャンスはあるのです!!がんばるぞ~!!

梅雨が終わればいよいよウィンブルドン!今年はピムスを傾けながら現地にいて観戦している気分でTVを見るのもいいですね!

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和のマッコリ「酒蔵のマッコリ 月と兎」

愛知県の酒蔵が造るマッコリです!

酒蔵のマッコリ 月と兎(つきとうさぎ) AL 6% 300ml 450円

愛知県の清酒「国盛」を造る酒蔵「中埜酒造(なかのしゅぞう)」さんのマッコリ。韓国のマッコリはリキュール類になるのですが、この「月と兎」は日本酒の区分。

この「月と兎」は国産米100%使用の純国産マッコリ。米と米麹のみを原料としており、甘味料、酸味料、香料は一切使っていないマッコリ。日本の消費者のために、日本人の味覚に合わせ、日本の酒蔵が添加物なしで造ったマッコリなのです。

爽やかな微発泡が刺激的で、爽やかで優しい味わい。要冷蔵ではないのですが、冷やした方がとってもベターなのです!

「清酒の微発泡にごり酒とどう違うの?」ともし聞かれても、正直酒屋のおやじにも良く分かりません(汗)!お米を麹菌で糖化させた後の発酵に使う菌が違うことぐらいしか分からないのです。マッコリの製法も日本酒と同じく様々なテクニックがあるのだと思います。それでも大筋では似た製法なのでしょう。それに、たぶん日本の清酒製法は、もともと韓国から伝わって来たのだと思います。同じ様なものって言ったら怒る人がいるかも知れませんが、そんなところなのかも知れませんね!

日本が先進国なんて言ってるのは、ここ数十年ぐらいの話で、その昔は長い間中国や韓国の方がずっと先進的な国だったのです。この先また戻るかも知れませんが(汗)!?同じ様な酒である「日本酒」「マッコリ」「紹興酒/老酒」に、それぞれの酒蔵がお互いに参入し合い、自身の得意技術を生かして、新しい発想のお米の酒を造るような事になればおもしろいですね。

そうそう、マッコリ人気は衰えていませんよ!最近はお寿司屋さんまでマッコリを購入されます。イメージとしては、何だか日本で造るマッコリの方がお寿司には合いそうな感じがしますね。もちろん焼肉などには本場の韓国産なのですが!

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究極の和リキュール「小野屋のかぼす」

和のリキュールでは梅酒ばかりが人気ですが、他にも美味しいリキュールは沢山あるのです!

小野屋のかぼす 大分産かぼすを100%使用 AL7% 500ml 1,300円

カボスの風味がたっぷりと感じられる、軽やかでやさしい自然な甘さのリキュールです。イタリアのレモン・チェッロなどは、たっぷりとした甘さと爽やかさが食後酒にピッタリなのですが、この「小野屋のかぼす」の自然な清々しい感じは食前酒や食中酒にピッタリのお酒なのです。ホントに良く出来た和のリキュールです。

カボス生産量は98%が大分県。古くから庭先に薬用として栽培されておりました。大分県でカボスは焼き魚などに絞るなど、素材の引き立て役としてなくてはならない存在なのです。そんな大分県の竹田市で親子2代にわたり50年もの間カボスを作り続けている仲村栄次さんによって栽培されたカボスを、この「小野屋のかぼす」は使っております。家族経営の農家で暖かい雰囲気のなか栽培されており、木の樹齢は40~50年と高く凝縮感ある味わい、農薬は木を病気から守るために必要最低限で使用する減農薬栽培を行なっております。

一方のベースとなる麦焼酎も、小野酒造の小野兄弟が二人三脚で造る、裸麦を使用して手間暇かけた香ばしい麦の味わいが特徴の多くのファンを持つ麦焼酎を使用しております。焼酎に使われる水は、日本の名水100選に選ばれた「男池(おいけ)」の水を源流とした伏流水。

「小野屋のかぼす」は仲村さんのこだわりのカボス、男池の澄んだ水、裸麦を使用し手間暇かけた麦焼酎と、最高品質のものだけを使用した、まさに究極の和のリキュールなのです!もちろん保存料は一切使用されておりません。

そのまま冷やして、オン・ザ・ロックで、炭酸で割ってと様々にお楽しみ頂けますよ。もちろん和食との相性は抜群。お口の中に残るお魚の味わいを爽やかに洗いながしてくれますよ。

母の日も近いです。母の日にお酒を贈るのは、あまりピンとこないかもしれませんが(父の日の場合は、酒しかない!!って感じですが!笑)メインのギフトの他に、カーネーションと和のリキュールを添えるのも良いと思います。きっと知らないうちに空っぽになってますよ!(笑)

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