「酒屋の株話」悲観論の重石

 

 

相場とは目先の情報に影響されて、ランダムに上がったり下がったりしながら向かうべき方向にむかうのだと思う。

また、そんな情報や思惑による影響をノイズと呼んだりもする。

北朝鮮を巡る地政学リスクの情報など、しつこい悲観論に影響を受けているのが今の日本株市場だろう。

ノイズを取り除けたなら、もうちょっと素直な企業価値を表す株価に近づくのだと思うのだが、そうならないのが相場だ。

 

 

 

 

 

 

(ステップのカベルネ・ソーヴィニョン・・・種まで完熟を目指します)

業績の拡大が見込める成長株の向かうべき方向とは、この空前のカネ余りによる過剰流動性がうごめいている状況下で、とんでもなく高いところにあるような気がする。

それが、このしつこい悲観論の重石にふたをされているのだ。

この過熱しやすい一方で、臆病にもなりやすい市場心理は、臆病になっているといえる。

つまり、もし相場が向かうべき方向にむかうとすれば、今は買うべきときなのだろう。

 

とは言っても、この地政学リスクのゆくえは誰にもわからない。

もし最悪の事態になっても、自身の所有する日本株に関しては動じないような胆力を持つべきなのかも知れない。

・・・・たぶん必要ないと思うのだが。

それにしても、なんだこの円高は・・・・。市場心理の逆風は続きそうだ。

相場はこの懐疑の中で育つと期待したい。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ