グランヴァン市場5月は横ばい!オールド&レアが人気に!

5月の高級ボルドーワイン市場はほぼ横ばいの価格変動となった。

 

ギリシャ国債のCDS急上昇、米国不動産価格指数リーマンショック時の底値を下回り二番底へ、米国地方債のデフォルト多発予想、中国での生産活動減速による素材価格の調整と更なる追加利上げ。世の中の情勢はグランヴァン市場にとっても頭重い状況ですね。

しかし、何もかも良くない状況のためか、ゴールドだけは保険の意味合いもあり堅調に推移しています。また、希少価値が高く古くて信用できる蔵出しのグランヴァンもゴールドと同じく注目されたようです。

5月のグランヴァン市場での大きなイベントは香港で先日開催されたシャトー・ラトゥール蔵出しのオークション。取引所価格を基準にすれば、オークション価格の比較的新しいヴィンテージは取引所価格を下回り、古くてレアなヴィンテージのワインは取引所価格を大きく上回ったのでした(オークション価格はバイヤーズ・プレミアムを含みません。)。

グランヴァン価格インデックスに反映されるのは1997年ヴィンテージからですから、今回のオークションはインデックスにとってはダウンサイドへの影響となったと考えられます。

超大物ヘッジファンド運用者のジョン・ポールソンさんは主要通貨をゴールドと考えて保有しているのだそうです。ユーロ、米ドル、円とどれにも不安のある現在。保険の意味合いの投資先としてはゴールドや豪ドル、ブラジルレアルが注目されて、その次に来るのが希少価値のある芸術品や超レアもののワインといったアイデアでしょうか。

スペシャルに超レアなワイン以外のグランヴァン市場はもうしばらく調整が続きそうな感じです!

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