イタリアワインの中で、特に崇高な雰囲気を醸し出しているような気がする ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。
そのブルネッロ・ディ・モンタルチーノのセカンドワイン的存在のワインが「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」です。
モンタルチーノで栽培されるブルネッロとかサンジョベーゼ・グロッソと呼ばれるブドウ品種から造られ、熟成年数が足りないなどのブルネッロ・ディ・モンタルチーノの規格に合わないものが「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」と呼ばれるわけです。
【ロッソ・ディ・モンタルチーノ】
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は、 同じ高級イタリアワインのなかでもスーパータスカンの「ボルゲリ」やピエモンテの「バローロ」と違い、やや地味な印象があるように思います。しかし、その分なんだか崇高な感じがします。
また特に優雅な雰囲気を持っているワインと言えるのではないでしょうか。
そんなブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、非常に熟成によるポテンシャルが高いとされております。ヴィンテージ年から5年や10年で飲んでしまってはもったいないのです。
その点、ブルネッロに比べるとかなりリーズナブルな価格であるロッソ・ディ・モンタルチーノは、同じモンタルチーノ産でも購入してすぐに楽しむのに気分的に適しているように思うのです。
とは言っても、基本的には同じようなワインですから、開栓してから一晩ぐらい空気に触れさてからの方が、より優雅さを感じられるのだと思います。
日常での ちょいハレの日 に、気軽に優雅な「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」を楽しんでみては如何でしょうか?
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
投稿日:2014年4月20日
カテゴリー:ワイン
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