“シャンパン”に関する記事一覧

シャンパンの美しい泡の秘密!

日経新聞の「ナゾ謎かがく」のコーナーに「シャンパン美しい泡どう作る?」が掲載されておりました。

興味深い内容でしたのでご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 新聞によれば、シャンパーニュ地方にあるフランス大学のジェラール・リジェ=ベレール教授がグラス内の泡の生成を高速撮影することに成功したのだそうだ。

シャンパンは瓶内2次発酵により瓶内に炭酸ガスが発生する。瓶の内側からコクルにかかる圧力は6気圧に達し、栓を抜くと液体中にとじこめられていた炭酸ガスが空気中に逃げようとして、これが泡になる。

泡のもとはグラスを拭く時などについた、繊維状の微小なゴミから発生することを教授は突き止めた。繊維内にはシャンパンを注いだ後でもエアポケットが残り、ここに炭酸ガスが集まって泡ができていた。そして、シャンパンに溶け込んでいる炭酸ガスの量が多いほど泡は大きく成長する。

 長年寝かせたものはガスが一部抜け、泡は細かくなる。ワイン中の有機物質が泡の下部を覆うと動きが安定し、直線状にきれいに泡が上昇する。だが、泡全体を覆ってしまうと抵抗が増し、成長と上昇が妨げられるのだそうだ。

 酒屋のオヤジのようは全く科学を理解していない者には、「微小な繊維のゴミが全く残っていない、完璧にクリーンなグラスにシャンパンを注いだ場合、泡ができないということなのか?」または「泡がたくさん出る時には、そのグラスがあまりキレイではないのか?」との疑問が残ったりもするわけです。

それにしても、微小な目に見えないゴミからシャンパンの美しい泡が発生していたとは・・・・想像もできなかった結果でしたね!

 

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「シャンパン」その呼び方の世界観

「美味しいシャンパンちょうだ~い!」酒屋にとっては慎重になってしまうお問い合わせです。

なぜならお客様が、いわゆるフランスのシャンパーニュ地方で生産された「シャンパーニュ」を求めているのか、それとも「シャンパーニュ」を含む地域を問わないスパークリングワインを求めているのかを探らなければならないからです。

だいたい8割ぐらいのお客様は後者のタイプなのですが、良い悪いとか、正しい正しくないとかは抜きにして、お客様の中には「「シャンパン」とはフランスの「シャンパーニュ」であって、それ以外のフランス産スパークリングワインは「ヴァン・ムスー」と言って・・・・・・・・・・・・・!(汗)」みたいな強い考えをお持ちの方もおられるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこともあって酒屋としては「シャンパン」と言う表現を意識的に避けて「シャンパーニュ」とか「シャンペン」とか「スパークリングワイン」とかの呼び方を使ったりもします。

「シャンペン」との呼び方には、「シャンパン」に対する考え方ほどの異論はないようですが、中には「シャンペン」とは子供向けのシャンメリーのことを指すのでは!?との考え方もあるようなのが難しいところなのですが。

「シャンパン」はたぶん日本語だと思うのですが、それが「シャンパーニュ」を指すのか?それとも「スパークリングワイン」全体を指すのか?

もし新しい日本語として過半数の意見を採用するなら、後者の「スパークリングワイン」全体を示す単語となるわけですが、最近は「シャンパン」=「シャンパーニュ」だ!派が増えている様な気もするわけで、どうでもいいような話ではありますが「難しい問題だな~!」って気がするわけです。

ほとんどの方にとってホントにどうでもいいような話なのですが、毎年クリスマス前の今の時期になると酒屋としては気になってしまうのです。

酒屋としては、できれば・・・できればで良いのですが・・・(汗)、「フランスのシャンパーニュ地方のスパークリングワイン」とか「お手頃なスパークリングワイン」とか明確にご指示を頂けるとヒジョーに助かるのであります。

なぜかと言えば、「値段がぜんぜん違うから!」。ともすると失礼なご提案になったりもするわけです。

酒倶楽部ステップではおススメしたい「フランスのシャンパーニュ地方のスパークリングワイン」も「お手頃なスパークリングワイン」も揃っております。お気軽にお尋ね下さい。また、今後このブログでおススメ商品をご紹介して行きたいと思っております。

 

 

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GWで有名シャンペン需要戻る!

震災で延期になっていたお祝いがGWに集中したようですね。

英国ロイヤル・ウエディングの影響なのか、いわゆる”いい酒”の代表ともいえる有名シャンペンの動きがGWに入ってよい感じ。想像するに震災などで延期されていたお祝い事を、大型連休で皆が休みのGWに行なおう!という方が多いようです。

英国での昨日のロイヤル・ウエディングに対するイギリス系の人々の熱狂ぶりは凄かったですね。古い伝統ある建物と、赤色やら金色やらを身に付けたカッコいいロイヤルガードの皆さん。ホントに絵になってました。

中でも憧れてしまうのは騎兵隊の皆さん。金ぴかでトンガっているヘルメットに赤色がまぶしい制服、白くて仮面ライダーがしてそうな手袋。そして大きくて凛とした馬。カッコ良いです。もし日本人でも英国の王室騎兵隊になれるのなら息子をイギリスに送り出しても良いかな!ぐらいに思っちゃいそうです。

ところでロイヤルガードには、どうやって就職できるんでしょうかね?イギリス人でないとダメなんでしょうかね?たぶん日本人はいないし、黒人さんも見たところいないようですから、最低でも白人さんでないとダメなんでしょうか?不思議な業界です。

話が脱線しましたが、お祝いの席に有名高級シャンペンは良いですね。いかにもおめでたい感じがします。非日常的な至福のひと時ですね。こんな時ですから、おめでたい事は大いにお祝いするべきだと思います。お祝いされたり、お祝いしたりできるのですから本当に幸せなことです。ロイヤルウエディング程ではなくても、大いに祝福しましょう!

 

 

 

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「ジャック・ラセーニュ」実力派シャンパーニュ for Xmas!!

フランス大統領主催のパティーに選ばれた家族経営の自然派シャンパーニュ蔵。

Jacques Lassaigne     Extra Brut    Blanc de Blancs  ジャック・ラセーニュ エクストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン 750ml 6,300円

モングー村にある家族経営の自然派シャンパーニュ蔵、ジャック・ラセーニュ。この小規模経営のシャンパーニュ蔵の名が知れ渡ったのは上の写真のシャンパーニュのヴィンテージものがエリゼ宮で開かれるフランス大統領主催のパーティーに採用されたことから。

原料ぶどうにこだわり、製造方法にこだわったビックネームのシャンパーニュではないのですが本質的、実質的に優れたシャンパーニュなのです。

シャルドネ種100%で造られるジャック・ラセーニュはミネラル感のあるピュアーな味わい。やわらかで、とてもキメが細かいクリーミーな泡が心地良く感じられます。味わいのデリケートさが造りの良さを物語るようです。

シャンパーニュを飲み過ぎると頭が痛くなるという印象があるのですが、のジャック・ラセーニュでは造りの良い酒に共通する酔いざめの爽やかさがあり、頭痛にもなりにくいと感じます。

ラベルも至ってシンプル。派手さはまったくありませんが、ジックリと美味しいシャンパーニュを楽しみたい時にはおススメです。

最後にクリスマスに向けての若者諸君への酒屋のオヤジからのアドバイスを一つ!

シャンパーニュとクリスマスのお相手は見栄えではないのですぞ!中身が大切なのです!!中味が良ければ、シャンパーニュも女子もシンデレラになれるのです!たぶんネ!(笑)



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200年古酒シャンパンの味わい!

今年の夏にバルト海の海底で発見されたシャンパンの試飲会がフィンランドでおこなわれた!

イメージ写真です。

フィンランド、オーランド諸島の南方、深さ50メートルのバルト海海底から発見された168本のシャンパンうちの2本が試飲されたとのこと。

1本はシャンパーニュ・ジャクソンに1829年に吸収されて現在では存在していないシャンパーニュ・ジャグラー。もう1本は見つかったジャグラーのコルク替えをしている時に発見されたヴーヴ・クリコ。

試飲した専門家によると200年近くたってもシャンパンは素晴らしくフレッシュで健全な味わいだったのだそうだ。両方ともに甘口で驚くほど明るい色合いのゴールデン・カラー。味わいは蜂蜜のニュアンスがあり、芳ばしく藁草のニュアンスもあるとのこと。

ジャグラーは調和のとれた完成された味わい。ヴーヴ・クリコはスモーキーであり圧倒される刺激ある味わい。フレッシュな味わいながら非常に凝縮感がある。

推測するに、相当にリッチで凝縮された芳ばしさと複雑味のある甘口の味わいのようです。

この当時、この種のシャンパンは一般の人が飲むことはなく上流階級に限られていた。なんでもフランスのルイ16世からロシア皇帝に贈られたものである可能性もあるのだそうだ。

オーランド政府はワイン関係のイベントを開きオークションを計画している。それと同時に発見されたシャンパンを使って特別なシャンパンをつくることも計画しているとのこと。

未体験ゾーンの味わいのシャンパン。オークションが行われて、どれぐらいの価格が付くのか?まったく比較対象となるワインやシャンパンはないと想像されます。世界のワインに興味のある超お金持ちは、いったい幾らまで競り上げるつもりなのでしょうか!?気になります。

それにしても、保存環境が良ければシャンパンは200年も味わいを崩さないんですね。驚きです!高級シャンパンを購入して地中深く自分の土地に埋めておけば、200年後の子孫をお金持ちにしてあげられるかもしれませんね!(笑)

高級シャンパン投資は儲かるのです!間違いなく200年後には!!(笑)


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