“高級ワイン市況”に関する記事一覧

「高級ワイン市況」アルマン・ルソー急騰中

 

 

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-exでの取引で、ブルゴーニュのアルマン・ルソー シャンベルタンが急騰している。

2月から3月のわずか一ヵ月の間に、アルマン・ルソー シャンベルタン2012の業者間取引価格が22.6%値上がりして1ケースは£14,763となった。

 

 

 

 

 

 

日本のワインコレクターにとってありがたいことは、日本国内の在庫価格がこの値上がりに追いついていなことでしょう。

もちろん、もし販売しているお店さんがあればの話ですが、日本でアルマン・ルソーを購入しようと思えば、かなりのお得感があるようです。

もちろん、近い将来には国内でもアルマン・ルソーの価格は、遅れて値上がりすることになると想像されます。

また、個人的にはこの値上がり傾向は今後も継続すると考えます。

今やアルマン・ルソーはブルゴーニュを代表するトップブランドです。

業者間の取引価格でアルマン・ルソー シャンベルタン2012は現在一本約19万円ですが、それでもDRCロマネ・コンティ2012の約10分の1。

もちろんロマネ・コンティと同じ水準まで高騰するとは思いませんが、それでも、もし投資目的で購入するとすれば、やはり多くの人はアルマン・ルソーを選ぶように思います。

また、現実的に飲んで楽しめる水準と言えなくもない気もします。

酒倶楽部ステップにアルマン・ルソーの在庫はありませんが、コレクターにとっては”見つけたら買い”のワインと言えるでしょう。

 

 

 

 

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「高級ワイン市況」ブルゴーニュワイン・バブルの行方

 

 

中華系が主導した2011年6月のボルドーワイン・バブルのピークから6年以上経過。

2014年7月に底入れしたとみられるボルドーワインをメインとする高級ワイン市場は、再び上昇傾向にある。ワイン価格を上昇させた一因の背景には、英ポンド安や人民元安、世界的なカネ余りなどのマクロ経済からの影響がある。

そんな金融市場の混乱は、ワインの収集や投資にどう影響を与えるのか?

また、高級ワインの業者間取引サイトであるLiv-exでは、いったい何が起きているのか?

そして、ワイン価格はこの先値上がりするのか?

・・・・・・・・等々、そんな高級ワイン取引の状況を、酒屋のオヤジなりに推察する。

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワイン・インデックス2013年1月から2018年1月末までの推移】

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-ex の指数「Liv-ex Fine Wine 100」は、前月末からわずかに0.1%下げて、2ヵ月連続での小幅な値下がりとなった。

1月に値動きの大きかった銘柄のほとんどはボルドーだった。

前月比でもっとも値上がり率の大きかった銘柄はサン・テミリオンの「シャトー・シュヴァル・ブラン2006」で4.1%値上がりして1ケースは£4,101。続いてブルゴーニュの「DRCラ・ターシュ2012」で3.6%値上がりして£30,783。

「シャトー・ムートン・ロートシルト2000」も3.3%値上がりして1ケースは£17,425。

一方もっとも値下がり率の大きかった銘柄はローヌの「シャトー・ボーカステル オマージュJペラン2012」で4.3%値下がりして1ケースは£2,388。サン・テステフの「シャトー・コス・デストゥルネル2009」も4.3%下げて1ケースは£2,250。

2017年にブルゴーニュ価格の上昇をけん引したブランドのひとつである「アルマン・ルソー・シャンベルタン2012」も3.7%下げて1ケースは£11,356。

12月、1月とわずかではあるがインデックスが値下がりしている理由は、突出して高価格なブルゴーニュワインの調整に起因しているようだ。昨年の11月をピークに12月、1月と値下がりに転じている。

中華系の春節を目前にして一時的な小休止ということなのか、それともビットコインと同じように本格的な調整となるのか。

先日、ザ・ドリンクス・ビジネスの情報サイトにDRCの共同オーナーであるオベール・ド・ヴィレーヌ氏の2015年ヴィンテージに関するコメントが掲載されていた。

曰く、彼の半世紀にも及ぶキャリアの中で「2015年ヴィンテージはおそらくいまだかって経験したことがないほど最高のヴィンテージになりそうだ」とのこと。また生産量は少ないとのことだ。

記念ボトルとなった「シャトー・マルゴー2015」と同じように、「DRC2015」に対する需要は強いとみるべきだろう。

ワインインデックスベースではフラットな動きだが、個別のブランドとヴィンテージでは値動きの荒い展開が続きそうだ。

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「高級ワイン市況」中華系の逆襲

 

 

中華系が主導した2011年6月のボルドーワイン・バブルのピークから6年以上経過。

2014年7月に底入れしたとみられるボルドーワインをメインとする高級ワイン市場は、再び上昇傾向にある。ワイン価格を上昇させた一因の背景には、英ポンド安や人民元安、世界的なカネ余りなどのマクロ経済からの影響がある。

そんな金融市場の混乱は、ワインの収集や投資にどう影響を与えるのか?

また、高級ワインの業者間取引サイトであるLiv-exでは、いったい何が起きているのか?

そして、ワイン価格はこの先値上がりするのか?

・・・・・・・・等々、そんな高級ワイン取引の状況を、酒屋のオヤジなりに推察する。

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワイン・インデックス2012年12月から2017年12月末までの推移】

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-ex の指数「Liv-ex Fine Wine 100」は、前月末からわずかに0.1%下げた。前月比では2017年で三度目の値下がり。

前月比で12月にもっとも値上がりした銘柄、値下がりした銘柄は、ともにボルドーはサン・テミリオンの生産量の少ない希少ワインである「シャトー・オーゾンヌ」。

「シャトー・オーゾンヌ2001」が6.0%値上がりして1ケースは£5,036。続いて同じくサン・テミリオンの「シャトー・アンジェリュス2006」で5.9%値上がりして1ケースは£2,920。

「シャトー・オーゾンヌ2011」も4.7%値上がりして1ケースは£4,330。

もっとも値下がりした銘柄は「シャトー・オーゾンヌ2009」で13.4%値下がりして1ケースは£8,700。また「シャトー・オーゾンヌ2012」も4.5%値下がりして1ケースは£3,820で取引された。

12月に値動きの大きかった銘柄はすべてボルドーだった。

 

2017年はブルゴーニュワイン投資が大成功した年となり、フィナンシャルタイムスにもゴールドやFTSEと比べてのパフォーマンスの良さが掲載された。

またLiv-exで圧倒的な取引シェアを持つボルドーは2011年ごろから取引シェアの斜陽傾向が続いている。対照的にブルゴーニュは供給量は少ないものの、取引シェアは増加傾向にある。

フィナンシャルタイムズによれば、このブルゴーニュ相場の上昇傾向は、2011年にピークを付けたボルドーバブルと同様に中華系が主導しているとのことで、ボルドーからの分散投資がブルゴーニュに向かっているようだ。

この世界的なカネ余りの環境下で、ワイン相場の将来を予想するのはビッドコイン価格を予想するようなものだろう。

ビットコインは急落し、希少価値が高く評価も高い「シャトー・オーゾンヌ2009」も急落した。

ひょっとしたら、この大きすぎるカネ余りの状況下で、それらの市場はもうすでにカネ余りによる流動性のワナ、すなわち劇場のシンドロームのような状況に陥っているのかも知れない。

一部の著名なワインの荒い値動きはしばらく続きそうだ。

 

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「高級ワイン市況」ブルゴーニュの値上がり傾向継続

 

 

中華系が主導した2011年6月のボルドーワイン・バブルのピークから6年以上経過。

2014年7月に底入れしたとみられるボルドーワインをメインとする高級ワイン市場は、再び上昇傾向にある。ワイン価格を上昇させた一因の背景には、英ポンド安や人民元安、世界的なカネ余りなどのマクロ経済からの影響がある。

そんな金融市場の混乱は、ワインの収集や投資にどう影響を与えるのか?

また、高級ワインの業者間取引サイトであるLiv-exでは、いったい何が起きているのか?

そして、ワイン価格はこの先値上がりするのか?

・・・・・・・・等々、そんな高級ワイン取引の状況を、酒屋のオヤジなりに推察します。

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワイン・インデックス2012年10月から2017年10月末までの推移】

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-ex の指数「Liv-ex Fine Wine 100」は、前月末から0.3%上昇。2011年9月以来の高値にあるが、6月からほぼ横ばいに近い値上がり。

10月に大きく値上がりしたのはブルゴーニュのトップブランド、一方値を下げたのはボルドー。

もっとも値上がり率の大きかった銘柄はブルゴーニュの「DRCラ・ターシュ2012」で14.4%値上がりして1ケースは£30,200。続いてローヌの「ボーカステル シャトーヌフ・デュ・パプ2012」で12.4%値上がりして1ケースは£490。

8月に13%値上がりして9月に9%下げた「DRCロマネ・コンティ2012」は、10月に5.1%値上がりして、1ケースは£118,647。また「アルマン・ルソー・シャンベルタン2012」も先月に引き続き値上がりして4.7%の上昇。

ブルゴーニュ・トップブランドの値上がり傾向は継続している模様。

一方もっとも値下がり率の大きかった銘柄は、ボルドーの「シャトー・モンローズ2009」で6.9%値下がりして1ケースは£2,088。続いてローヌの「クロ・デ・パープ シャトーヌフ・デュ・パプ2012」で3.5%値下がりして1ケースは£545。

続いてボルドーの「シャトー・ランシュ・バージュ2009」、スーパータスカンの「オルネライア2010」、カリフォルニアのカルトワイン「スクリーミング・イーグル2013」が2.8%~3.2%ほど値下がりした。

「シャトー・モンローズ2009」は評価の下方修正が意識されたようだ。

カネ余りに起因するとみられるワインへの投資マネーは、引き続き値下がりリスクが少なく、流通量が限定されている知名度の高いトップブランドのワインに流れているようだ。

Liv-ex市場のビッドとオファーの総額は過去最高にまで膨らんでいる。オファーに対するビッドの比率では、特にブルゴーニュのビッドの比率が高いとのこと。

高価過ぎると感じるブルゴーニュのトップワインも、価格の調整があれば買いたい人は多いということだろう。

流通量の少ないブルゴーニュのトップブランドやボルドー右岸のトップブランド、イタリアやオーストラリアなどのトップブランドの価格はこの先も堅調に推移しそうだ。

一方、ボルドー左岸やローヌのトップブランドは頭の重い値動き。

ワインインデックスへは、しばらくじり高で反映されるということだろうか。

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「高級ワイン市況」ロマネ・コンティ急落

 

 

中華系が主導した2011年6月のボルドーワイン・バブルのピークから6年以上経過。

2014年7月に底入れしたとみられるボルドーワインをメインとする高級ワイン市場は、再び上昇傾向にある。ワイン価格を上昇させた一因の背景には、英ポンド安や人民元安、世界的なカネ余りなどのマクロ経済からの影響がある。

そんな金融市場の混乱は、ワインの収集や投資にどう影響を与えるのか?

また、高級ワインの業者間取引サイトであるLiv-exでは、いったい何が起きているのか?

そして、ワイン価格はこの先値上がりするのか?

・・・・・・・・等々、そんな高級ワイン取引の状況を、酒屋のオヤジなりに推察します。

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワイン・インデックス2012年9月から2017年9月末までの推移】

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-ex の指数「Liv-ex Fine Wine 100」は、前月末から0.2%の値下がり。わずかな値下がりではあるが、前月比では今年二度目の値下がりとなった。

9月に値動きの大きかった銘柄はブルゴーニュ、シャンパーニュ、ボルドー、カリフォルニアと様々。

もっとも値上がり率の大きかった銘柄はブルゴーニュの「アルマン・ルソー・シャンベルタン2012」で6.8%上昇して1ケースは£11,146。7月に大きく値上がりしたが、その上昇傾向は継続しているようだ。

続いてカリフォルニアの「オーパス・ワン2013」で、8月に値を下げたが9月に切り返した。5.4%値上がりして1ケースは£2,801。割安感ある価格でリリースされた2014年ヴィンテージの引き合いが強いこともあり、値下がりしたオーパス・ワン最高評価の2013年ヴィンテージに割安感が出たようだ。

一方もっとも値下がり率の大きかった銘柄は、8月に大きく値上がりしたブルゴーニュを代表するワイン「DRCロマネ・コンティ2012」で、9.0%値下がりして1ケースは£112,931。日本円に換算すれば1ケースの価値が1ヶ月の間に約170万円減少したことになる。

続いてスーパータスカンの「サシカイヤ2013」で6.9%値下がりして1ケースは£1,280。

中国の国慶節を控える9月は、アジア勢からのLiv-exの取引シェアが40%を超えることもあったようだ。しかし、アジアからの買いが増えたにもかかわらずワイン・インデックスはじり安に推移した。

英ポンド建てで取引されるLiv-exのワイン価格を上昇させていた最大の要因である英ポンドの下落が、9月は上昇に転じたのだ。

もし、英ポンドが下げ止まった、もしくは上昇に転じたとすれば、もちろん英ポンド建てのワイン価格に影響はあるのだろう。

投機目的の保有も含まれているとみられるLiv-ex保管倉庫のワイン在庫量は大きく膨らみ上値は重い。さらには大量の高級ワイン需要があるとみられている国慶節も終わる。

そして、もし英ポンドが上昇に転じたとすれば、ワイン価格に対して強気にはなれない。

世界的なカネ余りの状況はまだ続いている。ブランドやヴィンテージごとの評価の違いなどで、割安感の出た銘柄に買いが入る傾向は続くとみられるが、インデックス・ベースでは徐々に値下がりに転じる可能性があるのかも知れない。

また、1937年の米国株の値動きと似たようなパターンとなる可能性もあるのかも知れない。

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