“白ワイン”に関する記事一覧

ペサック・レオニャン、グラーヴの気品ある白ワイン

 

 

名門の伝統あるボルドーワインの試飲会への参加は街場の酒屋としてややビビります。

なんだか名門の高貴な格式が立ちはだかっているような気がして、取るに足らないような一介の街場の酒屋としては恐縮してしまうんです。

また、試飲されている方々の中には「よ~久しぶり」みたいに話されている方もおられるから、まったくもって尊敬してしまう次第です。

フランスではいわゆる人権格差が大きいと聞き及びます。その、ほとんど頂点に君臨される方々や、その従業員が来日されているわけで、当然そのプライドは高いと想像されるからビビるのです。

特に気品あるシャトーのマダムの様な方にワインの試飲ではありますが、御酌してもらうのは平民としてはなんとも腰が引けてしまうような体験です。

そんな思い込みがあるためなのか、ボルドーのワインに対して特別に格式の高い気品を感じます。

 

 

 

 

 

 

なかでもペサック・レオニャンやグラーヴの白ワインに高貴な気品ある印象を持ちました。

ボルドーワインですから、ご存知の方は良く知っているのかも知れませんが、ペサック・レオニャンなどの白ワインの品質は素晴らしく高く、また意外に味わいが画一的ではないのです。

それでもボルドーの赤ワインと比べれば、ボルドーワインであるがゆえに白ワインは品質が高いのに隠れた存在の様な気がするのです。

ボルドーと言えば赤ワインばかりが注目されるような気がしますが、実は白ワイン、赤ワイン、甘口ワインとどのジャンルでも最高峰な場所なんですね。

ちなみに上の写真の、シャトーのオーナーはモデルさんのようなきれいで若くてフレンドリーな女性。もちろんワインは素晴らしい。

・・・・逆の意味で恐縮してしまった酒屋のオヤジでした。

 

 

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白ワインの女王 ベルデホ

先日 スペインのワイン産地 ルエダ のセミナー に 参加してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原産地呼称の DO ルエダ と言われる産地は

マドリードの北西部 カスティーリャ・レオン州にある

全74市町村にまたがる産地。

 

高品質な白ワインの生産に特化している産地で

特にこの地域の固有品種  「 ベルデホ 」 の

保護と促進に 努めているそう。

 

このベルデホ

ルエダの栽培総面積の 85%以上を占めるということですから

まさに ルエダを 代表する 女王級の品種といえます。

 

そして ルエダのワインは 輸出もたくさんされていて

1位のリオハに次いで 2位とのことですから、

日本でも スペインの白ワインとして 飲まれている多くは

この地区からの白ワインかもしれません。

 

ベルデホ種 は

1000年前 北アフリカから

モサベラという イスラム化したキリスト教徒たちによって

スペイン ルエダ地区に

持ち込まれたのだとか。

 

それから

スペインの宮廷ワインとして珍重されていたそう。

まさに 女王でしょ。

 

でも その頃のワインのスタイルは

今とは 違っていて

酸化熟成させた酒精強化ワイン。

シェリーのようなワインだったみたい。

 

1970年代に

ボルドーの名だたるシャトーのコンサルタントを務める

エミール・ペイノー氏が

マルケス・ド・リスカルの醸造家に

フレッシュな白ワインを造ることを助言。

 

それから

この ルエダ 地区の フレッシュな白ワイン造りが

スタートしたのだとか。

 

現在

ルエダワインの主流は

ベルデホ種から造られる

フレッシュ・フルーティな白ワインですが

 

この 伝統的な 酒精強化ワイン

「ルエダ・ドラード」 も

小さなワイナリーで 復刻させようという

動きがあるのだそう。

飲んでみたいですね。

 

この夏

ステップの おすすめ ルエダワインは

ペドロ・エスクデーロ の 「 フエンテ・ミラノ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然栽培された ベルデホ を 100%使用した

ピュアで フルーティな 幸せ気分が 楽しめる白ワイン。

 

DO ルエダ ではなく

VT カスティーリャ・イ・レオン

という VT(ヴィノ・デ・ラ・ティエラ)という ヴァン・ド・ペイのランクですが

だからこそ

手頃な値段で 購入できる

お買得なワインとも言えるかも知れません。

 

この ボデガス・ペドロ・エスクデーロ の ブドウ畑は

ルエダの中でも 最良のテロワールといわれる

一面 石に覆われた地区にあります。

そして

醸造にも ひと工夫。

マセラシオン・カルボニック、プレスワイン、樽熟ワイン、

そして残糖あるワインと、

ベルデホを4種類の方法で別々に醸造したワインを

ブレンドすることにより、

品種の魅力を最大限引き出しています。

 

メロンや パイナップル、ハーブ…と いろいろな風味がして

 

ほんと 飲むと 楽しい気分になる白ワインですよ。

 

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「2014年マーガレットリバーの白」最高の出来になりそうだ!

ワイン専門の情報サイト「デキャンター.com」によれば、西オーストラリアを代表するワイン産地であるマーガレット・リバーの2014年白ワインは、最高のヴィンテージの一つとなりそうとのことだ。

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【マーガレットリバーを代表するルーウィン・エステートのシャルドネ】

 収穫期にある白ワイン用のブドウの収穫はほぼ終了。今までにないほどに湿度の高い冬だったのにも関わらず、非常にブドウの出来が良いのだそうだ。

ワインメーカーの一人は、夏の涼しい夜の気候がキレイな酸味をブドウに与え、上質な味わいを生むシャルドネとなったとのこと。熟したフレーバーがあり、糖度のレベルは低く、自然で素晴らしい酸味がある。

2014年ヴィンテージの白ワインは疑いなく素晴らしいヴィンテージとなり、素晴らしかった2010年ヴィンテージに勝るヴィンテージとなりそうなのだそうだ。

他のワインメーカーも、今年ほどわくわくするような品質のブドウの収穫は初めてだと。この糖分の低さで、この豊かなフレーバーと凝縮感は最強のヴィンテージの白ワインを生みそうだとしている。

しかし、中には春の嵐の被害で40%ほどのシャルドネを失った不遇なワイナリーもあったようだ。

シャルドネーだけでなくセミヨンの出来も良く、同じようにキレイな酸があるとのことだ。また、赤ワインでも2014年ヴィンテージは素晴らしくなるとの予想が出ているようだ。

2014年ヴィンテージのマーガレット・リバーの上質な酸味を持つ白ワインが楽しみです。

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夏におすすめのワイン その3

今日も 暑い!!!

今日も 夏にお薦めのワインを ご紹介します。

美味しいワインって こういうのを 言うんだなあと 感じられるワインです。

フランス ロワール地方 の 「ドメーヌ・ギベルトー AOC ソミュール・ブラン」

果実味いっっぱいで、やわらかな口当たりの辛口白ワイン。

ソフトな口当たりですが、飲めば飲むほど その奥深さに びっくりするはず!

一本飲み終えると 「ホー。美味しい。」 と 幸せな気持ちに包まれると思います。

ロワールらしいフルーティな味わいの中に、ブルゴーニュの高級ワインに 見間違えるほどな エレガントさを 兼ね備えている 不思議なワイン。

葡萄は シュナン・ブラン ですが、 こんな 良いワインもできるんですね。 再発見できすよ。

 

ドメーヌ・ギベルトーは、ソミュールから南に 約12kmの小さな街サン・ジャン・ディヴに 所在。

ワイン造りの家系に育ち8代目である ロマン・ギベルトーが 1997年、葡萄畑を 祖父から引き継いで

ワイン造りを始めました。

ロマン・ギベルトーは、 ロワールのNO.1醸造家ナディ・フーコ氏の大親友。

フーコのドメーヌでワイン造りの修業をした経験が、彼に大きな影響を 与えています。

美味しい理由 ① 立地条件の素晴らしさ

                ・所有畑の主な部分は、樹齢50年を 優に超える 老木

                ・南向きで日照量が たっぷりの 見事な丘陵地にあり 日当たり最高

                 で 風通しも最高! 完熟した葡萄が採れます

          ② ビオディナミを実践し、自然で健全な 葡萄栽培

          ③ びっくりするほどに 収穫量を制限しています

             収穫量を毎年下げながら 品質を追求。

            この地域では1ヘクタールあたり 60hl以下が 義務付けられていますが

            ギベルトーは 30~40hlしか 収穫しません。

         ④ こだわりの熟成

            樽は 新樽の他、シャトー・マルゴー、ラトゥール、オーブリオンなどで使われた古樽を使用

            瓶詰め後も、6ヶ月は瓶熟するというこだわり。

生産量は 少ないのに フランス国内の人気は うなぎ昇り。 入手することも 困難になりつつあります。

 

この 美味しさ 是非 お試しいただきたいです。

「 ドメーヌ・ギベルトー AOC ソミュール・ブラン  2011 」    750ml  2800円(税込)

 ギベルトー

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夏におすすめのワイン

しばらく 凌ぎやすい日が続き、身体もらく~でしたが、また 今日から猛烈な猛暑!

子供達の夏休みは、まだまだ続きますし・・・・。親の方が 倒れそうです・・・。

 

今日は、こんな暑い日だからこそ 楽しみたい ワインを ご紹介しますね。

ステップでは もうお馴染み という 感じもしますが、

まだの方は 是非お試しくださいね。

「ドメーヌ・カザル・ヴィエル の ヴィオニエ 2011」カザルヴィエル 

     うま味たっぷりの 辛口 白ワインです。

     フランス ラングドックの サンシニアンにある 

     生産者 ドメーヌ・カザル・ヴィエル。

     コスト・パフォーマンスの高いワインを造ることで 

     人気があります。

 

 

その畑は ローマ時代に開墾された遺跡が残り、18世紀までは 修道僧らによりワイン造りがなされていました。

フランス革命によりこの 領地は教会から没収され、近郊ですでに葡萄栽培をしていたミケール家が取得。

現在の当主 アンリ・ミケールは 歴史を守りつつ、革新的に ワイン造りに挑んでいます。

彼のモットーは 「出来た最初の年から 楽しく飲めて、骨格のしっかりした良く熟成するワインを生み出すこと。」

まさしく この ヴィオニエは そんな彼のモットーが表れているワインです。

白い花やマスカットのような風味に、ライチのような東洋的な雰囲気。

たっぷりとした果実味に 長い余韻には うま味が広がります。

ローヌ地方の銘酒 コンドリューにも負けない 力強い 旨さです! 

 自然な葡萄栽培を心がけ、完熟した葡萄を醸していますので ワインにもパワーが宿り

1日目は白い花 2日目はしっとりとした深いうま味 と 開栓後 2、3日 楽しめます。

これが 自然派のよさですね。

 

この ワインを飲めば 明日からがんばるぞー という 気持ちになれますよ!

 

「ドメーヌ・カザル・ヴィエル  ヴィオニエ 2011」     750ml  2200円 (税込)

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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