はだか麦、手すきろ過、こだわりの麦焼酎「小野屋」

年間の生産量50石(一升瓶で5,000本)の超限定生産、こだわりの麦焼酎「麦焼酎 手掬き濾過 小野屋(てすきろか おのや)」。非常に手間暇かけた麦焼酎なのです。

まず原料には、大分県産の「ハダカ麦」を100%使用し、昔ながらの常圧蒸留で旨味タップリに蒸留した後、その原酒を低温に下げ、上澄みに浮いたフーゼル油(うまみ成分。焼酎は水とアルコールとこの油からできているんです。)を丹念にひしゃくですくい、布でこし、手掬き濾過を行うのです。これにより、原料であるハダカ麦の香ばしい香りと、まろやかで濃厚な味わいがしっかりと残るのです。

この手掬き濾過は、毎朝一人きりでの手作業。原料にこだわり、手間暇かけて造られた焼酎なのです。

onoya

麦焼酎 手掬き濾過 小野屋(てすきろか おのや)25度 一升 3,480円

味わいは、ややフルーティーなニュアンスのある柔らかな味わいで、ハダカ麦焼酎の特徴である香ばしい味わいもあり、旨味が凝縮された深みのある味わいなのです。このハダカ麦を使った焼酎にプレミアム焼酎として有名な「兼八」がありますが、個人的には、この小野屋の方がバランスに優れている感じがするんですよね。

飲み方はロックや水割りも良いのですが、お湯割りがとっても美味!香ばしさと優しい甘みが引き立つんです!

ところで、この蔵のこだわりでもある焼酎の濾過方法ですが、蒸留したての原酒を冷やすと、上の部分にロウの様なフーゼル油がタップリと浮かんでくるんです。これは旨味成分であるため、濾過しすぎると風味が無くなってしまい、残し過ぎると風味が強すぎて、ともすると「昔の様な臭い焼酎!」などと言われ兼ねません。そこで、濾過を行いフーゼル油をどのくらい残すかが、重要な味わいのポイントになるんです。一般的には、ナショナルブランド系はフーゼル油が少なく、地焼酎系はフーゼル油の残量が多いと言われているんです。今では、ほとんど聞かれなくなりましたが、寒くなってくると瓶詰めされた焼酎の中に白い浮遊物が出て来て「焼酎の中に何か浮かんでるよ~!返品して~!」なんて良く言われたんです。九州に行くと、皆さんなれたもんで、瓶から注ぐ前に一度瓶をひっくり返して、中を混ぜてから注ぎます。

ちなみに、この旨味成分であるフーゼル油は、体に良いとされており、瓶の中に浮遊物が浮かぶくらいの方が、体に良い成分が沢山含まれているのです。

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