新表示価格は「税抜き価格」?「税込価格」?

いよいよ増税が迫ってきました。

今回の増税では小売店での税抜きの本体価格のみの表示が可能となったようで、小売店によって価格表示の仕方がバラバラ。

「税抜きの本体価格」でも「税込価格」でも8%の消費税を支払うことは同じなのですが、小売店としては意外に頭を悩ませる問題です。

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小売店の価格を表示するスタイルの選択は大雑把に分ければ下記の3種類。

①「税抜きの本体価格」のみ表示

小売店サイドとしては一番安い価格の提示となり、さらに次回の増税時にも対応できるため気が楽かも知れません。しかし、外国人など日本の状況を知らない方々にはお叱りを受ける可能性も。

②「税抜きの本体価格」と「税込価格」の両方を表示

この場合どちらの価格を大きくするのかとか、どちらを目立つ色合いにするのかといった違いが出てきます。スーパーさんなどのチラシでは「本体価格」を大きく表示して、「税込価格」を小さく表示するところが多いようです。

③「税込価格」のみの表示

これが外国人なども含めた消費者にとって最も分かりやすい表示かも知れません。しかし、レジは「本体価格」で計算して最後に消費税を乗ずるスタイルが多いようですから、その場合には「税込価格」で計算した金額と、「最後に消費税を加えた金額」とで誤差が生じることになります。

また、小売店の価格設定によくある980円とか999円とかの表示がプライスカードから消えるため、販売する側としてはお客様のプライスカードを見ての印象が気になるところです。

 

 これらの中で一番無難なスタイルと言えるのは、スーパーさんなどで採用されている②の「税抜き本体価格」と「税込価格」の両方の表示でしょうか。

街場の酒屋としても、とりあえずこの増税が落ち着くまでスーパーさんなどと同じく②のスタイルで表示しようと思います。

それでも、その二つの数字のどちらを目立たせたら良いのか・・・・・・・・・・・難しい(汗)!

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