“2018年2月”の記事一覧

春節・・・戌年ヴィンテージの次に来る亥年を狙う

 

 

いよいよ中国の新年である春節の到来です。

ヴィンテージの良し悪しに関わらず、中国では今、戌年ヴィンテージのシャトー・ラフィット・ロートシルトが世界で最も高価に販売されていることでしょう。

そして、もし中国経済に問題がなければ来年のこの時期には、こんどは亥年ヴィンテージのワインが高値で取引されることになるわけです。

酒倶楽部ステップでも、数ヶ月前に中国人のお客様に古いウイスキーの在庫をそっくりご購入いただき大変にありがたく思っております。中国の需要は街場の酒屋レベルでも無視できないようです。

おそらくボルドーネゴシアンの方々も同じ思いでしょう。

売り抜けることは難しいかも知れませんが、すくなくとも亥年の高級ワインは来年のこの時期まで、非常に魅力的な価格の推移が予想されるわけです。

亥年のヴィンテージは2007年、1995年、1983年。

この中でヴィンテージの良い年は フランスワインなら1995年、イタリアワインなら2007年です。

 

 

 

 

 

 

【アジェンダ・アグリコーラ サン・ジュゼッペ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2007】

フランスの高級ワイン1995年ヴィンテージ と イタリアの高級ワイン2007年ヴィンテージに中国人の関心が高まると言うことでしょう。

値上がりする可能性が高いなら、先回りして購入するのもひとつの良いアイデアではないでしょうか。

 

亥年ヴィンテージのワインは如何でしょうか?

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

バレンタインの酒

 

 

今日はいよいよバレンタインデーですね。

最近の小学生はバレンタインデーに、男子どうしでもチョコレートを贈り合ったりするのだと、息子から聞きました。

確かになんだかこの日にはチョコレートなどのスイーツが食べたくなります。また気の利いたスイーツを選んで贈るのは楽しいのかも知れません。

日本のバレンタインにハートのマークはもう必要ないのかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

酒屋のバレンタインでは、旦那さんのために奥さんがお酒を買い求めるパターンがほとんどです。もちろん上司や取引先への贈りものもあります。

チョコレートに加えて好きなお酒を贈るんですね。

その場合、上司や取引先へはワイン、旦那さんやお義父さんには日本酒、焼酎、ウイスキーが多いようです。

なかには娘の彼氏にまで贈られる方もおられるから驚きます。

義理、愛情、感謝、気持ち・・・・・なんでもいいんですね。贈りものは楽しいのです。

 

美味しいお酒を贈ってみては如何でしょうか?

 

 

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「グラン・パッシオーネ」なんと超絶コスパのアパッシメント

 

 

超絶コスパワインです。

北イタリアを代表する高級ワインであるアマローネと同じ製法である、アパッシメント(陰干し)したブドウから造られたワインなのです。

それが千円ぐらいで味わえるのですから、まったくもってスバらしい。

味わえば分かります。確かにアパッシメントのワインなのです。

そんな、「なんでこんなに安いんやねん!?」みたいなワインのご紹介です。

 

 

 

 

 

 

【グラン・パッシオーネ ヴェネトIGT ロッソ2016】

ブドウ品種:メルロー60%、コルヴィーナ40%

”ベルリン ワイン トロフィー2017金賞”

アパッシメントのワイン特有のリッチで深みのあるブラックベリーを思わせる風味。フルボディのそのやわらかいタンニンはアパッシメントならではでしょう。

特に熟成したハード系のチーズによく合います。

 

 

アマローネ系の風味を超絶カジュアルに味わってみては如何でしょうか?

・・・・・それにしても、なんでこんなに安いんでしょうかね。

 

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「Ch・カロン・セギュール」バレンタインデーの王道ワインでしょ

 

 

もうすぐバレンタインデーですね。

最近では、チョコレートの代わりに高級ワインを贈ったり、チョコレ―トにワインを合わせたりと、ワインの活躍の場が増えているようです。

また、有名企業の経営者の方々にはワイン好きが多いのだそうで、気の利いたワインを贈るのはビジネスでも重要な案件と言えるのかも知れません。

そんなことで、ややコテコテではありますが、バレンタインデーの贈りものとして王道のワインとも言える、ハートのラベルが有名な高級ワインと、そのワインのお得な価格帯のサードラベルのワインをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

【シャトー・カロン・セギュール2013】とサードラベルの【サン・テステフ・ド・カロン・セギュール2014】

贈りもので大切なことは、贈る人と受け取る人の間で、その商品に対する価値観の共有ができるかどうか、でしょうか。

ひらたく言えば、一万円のものを贈って相手に「あ~これは1万円のものだな」と理解してもらうことでしょう。

それ以外にも、入手が困難なものを選んで、「わざわざ苦労して手に入れてくれたんだな~」と思っていただくことも大切なのかも知れません。

そんなことでバレンタインデーに価値観の共有ができる高級ワインといえば、やっぱり「Ch・カロン・セギュール」でしょう。

ちょっと前までは、ハートのラベルが人気のバリューボルドー的な感じのワインだったのですが、最近ではその質の高さが見直され価値を上げているワインです。

またサードラベルの方は、同じハートのラベルのカロン・セギュール・ブランドで価格は3千円台ですから、威厳を保ちつつもカジュアルな贈りものとしてお使いいただけます。

 

バレンタインデーにハートラベルの「カロン・セギュール」は如何でしょうか?

 

 

 

 

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「酒屋の株話」低ボラ・バブルだったのか

 

 

「あれ!好業績はどこ行っちゃたの!?」・・・米国発の今週の暴落には正直驚いた。

 

 

 

 

 

 

<写真は日本経済新聞の記事>

長期金利の上昇を発端にして米国株が値下がり、ボラティリティが上昇。また低ボラ取引のポジション解消の動きでボラティリティは高止まり。

ボラティリティが高くなれば、株を売るようプログラミングされたコンピューターによる売りで下落のスパイラルが発生、みたいな展開だったのだろうか。

リスクを避けるために開発された金融業界の最先端技術が、逆にリスクを大きくさせるという、まるで「ミイラ取りがミイラになった」ような状況ということか。

つまり、ほとんどテクニカルな要因によって引き起こされた暴落で、長期金利上昇の影響はあったのかも知れないが、ほとんどファンダメンタルズもマクロもへったくれもない、ミソくそ一緒くたの下げなのだ。

また、NYダウの下げに影響されて、好業績でますます割安感の出て来ていた日本株の値下がり率の方が大きかったことは、日本株の方が過剰に反応したということではないか。

まさに「市場は常に間違っている」と言うことではないかと思う。

一方で、この過激なポジション調整は、いわゆるミソの方の銘柄にとっては、近い将来のやはりテクニカルな要因での価格上昇を暗示しているのではないかと思う。

一日の値動きは大きかったが、結局通常の調整のレベルに収まっている銘柄は多い。

将来の業績に関係のないテクニカルな要因で、強引に値下がりさせられたのなら、そこは「買う」か「何もしないで保有し続ける」しか選択はない。

また、今の日本株には下値が強く試された後の安心感があるような気もする。

振り返ってみれば、昨年にはボラティリティの歴史的低水準が新聞でたびたび話題になっていた。

それが、まさかカネ余りによる過剰流動性が低ボラティリティに賭けるポジションに向かっていたとは・・・・また、それが株価の暴落につながるとは・・・・まったくもって仮想世界の話でも聞いているようだ。

思わぬところにこそ、バブルは発生するということか。

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