“2015年”の記事一覧

世界のビール業界のパワーゲームは・・・

 

 

今朝の新聞によれば、世界のビール業界シェア1位のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(バドワイザー)が、2位のSABミラーに買収を打診したのだそうで、もし実現すれば世界シェア3割になるらしい。

このニュースでABI(バドワイザー)の株は大幅高なのだそうだ。

日本に生活していると、国内の大手ビールメーカーが販売している、第三のビールの新商品とか、健康を気遣った発泡酒とか、ちょっとプレミアム感のあるビールとかの情報ばかり。

我々は国内大手ビールメーカーのビール、もしくはビール系商品ばかり飲んでいるわけです。

だから世界の巨大ビール企業のパワーゲームとなると、まったくピンと来ない。

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【今朝の日本経済新聞】

なんと世界では上位4~5社が、世界のビール市場の半分以上のシェアを持ってるんですね。

「ビール産業は装置産業だから、たくさん売れれば利益はそれ以上に大きく伸びる」と聞いたことがありますが、世界のビール業界のトレンドは、明確な規模の追求のようです。

大手の国産ビールは、世界から見ればまったくのローカル・ビールということか。それでも日本でのシェアは非常に大きい。

しかし・・・・国内市場でのビールの消費は明確な減少傾向。かと言って世界でガチに戦うのは・・・・。

ひょっとして、上司がベルギー人になるような国内大手ビールメーカーも、近い将来出・・・・・・そんな気もした業界再編成の記事でした。

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「長寿の酒」元気で長生きしてね!

 

 

シルバーウィーク真っ只中の9月21日は「敬老の日」です。

言い換えれば「お祖父さん、お祖母さんの、健康と長寿を願う日」ですね。

そんな気持ちを表現したお酒をご紹介します。

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【黒糖焼酎 「長寿の酒」 壺入り】

毎年この時期になればご紹介させていただく黒糖焼酎です。それも、黒糖焼酎を生涯愛飲されて、120歳で大往生された泉重千代さんにあやかって名付けられた「長寿の酒」。

黒糖焼酎に限らず、本格焼酎が血液の血栓を溶かすことは良く知られた健康効果。そんな黒糖焼酎とうまく生涯に渡り付きあえたことが、泉重千代さんが120歳まで長生きできた一つの要因だといわれております。

120歳で大往生されるその歳まで、この黒糖焼酎の晩酌を楽しまれていたとのことですから、まさに「酒飲み上手は長生き上手」ということでしょうか。

もちろん飲み過ぎはいけませんが、美味しくそして楽しくお酒を飲んで、健康で長生きできるのなら、こんなに素晴らしいことはありませんね。

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泉重千代さんの飲み方:

アルコール度数30度の黒糖焼酎を一日に約7勺(約 126ml)。

これに水を加えて約3倍の量まで薄めます。これによりアルコール度数は約10度となり、量は約2合となる。

その焼酎の水割りに燗を付けて、熱燗もしくはぬる燗でゆっくりと、お料理とともに楽しむ。

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穏やかでややビターさを感じる甘味。クリーンな飲み口の黒糖焼酎の燗酒は、お料理と一緒に楽しむ飲み物として、飽きの来ない味わいです。

「敬老の日」に黒糖焼酎「長寿の酒」は如何でしょうか?

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「普通酒・本醸造」・・・・再帰性理論は機能するのか?

 

 

先日ある集まりで、そのテーブルに置いてある300mlのボトルに入った生貯蔵酒を、「なんだかイマイチだな~」なんて思いながら飲んでたんです。

そしたら、隣りにいたおじさんが「燗酒」をたのんだ。それではと、一緒にお付き合いさせていただいたんです。

いわゆる地酒の普通酒の燗酒。

これがまた、なんともやわらかで、身体に馴染むような癒しのある味わいで、ウマい!

・・・・・そういえば、先日お客さんが「・・・・・日本酒の有名銘柄は、もうさんざん飲んだんだけど、今じゃもう飽きちゃって、もっぱら普通酒ばっかですよ・・・・・」なんて言ってたっけ。

ひょっとしたら、そこには日本酒の種類間における、歪んだバイアスが存在するのではないか?

などと思い至った次第です。

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【普通酒や本醸造酒】

たぶん純米、純米吟醸、純米大吟醸の日本酒が、いわゆるアル添してある日本酒よりも好まれる状況は、この先も続くでしょう。

それでも、今回おじさんと飲んだ「燗酒」の味わいは、「・・・・いまでは普通酒ばっかですよ~!」って言ってたお客さんの気持ちが良く理解できた気がした。

そもそもアル添してある日本酒は、身体に悪いと考えている人がいるからおかしい。

アル添に使う蒸留酒は甲類焼酎。

酒屋の目には、同じ大酒飲みでも、甲類焼酎ばかりの大酒飲みのは元気に見えるのです.

純米酒など米だけの酒を、甲類焼酎で割ったものは、糖分が少ない分、より健康的とも言えるかも知れません。

「普段は焼酎ばっかりなんだけど、こんな時だけ燗酒を飲むんだ」とおじさん。たまに飲む普通酒・本醸造酒はウマい。

 

東京23区唯一の酒蔵さんでは、普通酒ばかりが人気で品薄状態になってるのも分かるような気がします。

ウマいおでんに気取らない普通酒って、やっぱり魅力的ですね・・・・・これがフルーティな有名銘柄では・・・・・・(汗)

やっぱり、そこには人間のイメージを反映した、やや歪んだバイアスが存在するのでしょう・・・・・それならあえてアンダーバリューの酒を楽しむのもまた一興ではないでしょうか。

 

・・・・・・・話がやや分かりにくくてすみませんが、とにかく、たまに飲む普通酒はウマいという話でした(汗)

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「ボジョレ・ヌーヴォー2015」ラパリュ、ジャン・ファイアールの愛弟子

 

 

溢れる才能が見出され、パリのカヴィスト(ワインのカーブを管理する、いわばワインやワイン古酒のプロ)達に紹介された、若手自然派生産者の代表の一人が造るボジョレ・ヌーヴォーのご紹介です。

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【レミ・デュフェイトル】

2006年、レミ・デュフェイトルと妻ローランはブルイイやコート・ド・ブルイイ周辺の畑を購入。最初は共同組合にブドウを売っていましたが、2010年に自身で初めてワインを醸造しました。

そのワインをモルゴンのジャン・フォアイヤールに試飲してもらうと、すぐさまジャンに、その溢れる才能を見出されます。

(ジャン・フォアイヤール=あのマルセル・ラピエールからナチュラルなワイン造りを学び1981年に独立。自然派ワイン生産者の代表の一人)

ジャンはレミを自身の弟子としてワイン造りを教えました。またレミをパリのカヴィスト達に紹介していったのです。

パリのシャトー・ブリアンの試飲会ではジャンやラングロールのエリックなどと共に若手自然派生産者代表として肩を並べました。まさにこれが彼の醸造家としての大きなスタートとなったのです。

醸造はボジョレの伝統を継承し、全房を使用したマセラシオン・カルボニックで、温度コントロール等は一切行わない。発酵中のブドウが果汁に接触しないように多くの注意をはらいます。

彼のワインは今までのベテラン生産者や若手生産者が造りだすガメイ・ワインとは少し方向性の違う、非常にチャーミングで艶やか。果実の旨みを最大限に引き出した素晴らしい味わい。

かのジュール・ショヴェ(自然派ワインの祖)の教えを勉強する若手メンバーの一員でもあり、日曜の午後に集まっては翌日の朝方まで自分達のワインについて仲間と語り合い刺激し合う、その進化への貪欲さは彼のワインをこの先、今までのものとは一味違う素晴らしい液体に導いていくはずです。

 

*ブルイイ周辺に位置するサンテチィエンヌ・ヴァレンヌ村、サンチィエンヌ・レズリエール村にある樹齢50年~60年の歴史ある古樹の区画にてヌーヴォーを生産。

*砂質の花崗岩土壌でボジョレでも一番早くブドウの熟度が上がる区画、収穫量は少なく30~35hl/ha。

*収穫はボジョレの伝統的な方法に従い、全て手摘み。徹底した選果を行い発酵槽へ。

*収穫後はマセレシオン・カルボニックで10日間醗酵。自然酵母による醗酵で補糖糖は一切なし。

*酸化防止剤(SO2)は、醸造中も瓶詰め時も一切使用しない。

⇒果実味とボジョレのテロワールを素直に表現した、エレガントで女性的な優しい味わいになるでしょう!

 

 

酒倶楽部ステップでは、今年もボジョレ・ヌーヴォーのご予約販売を開始致しております。

No1人気の「ジャン・クロード・ラパリュ」、上記ご紹介の「レミ・デュ・フェイトル」、仲田さんの「ルー・デュモ ン」、評価の高い「ドメーヌ・レ・グリフェ」、ヌーヴォー史上最高得点の「ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ」、量り売りの「ポール・ボーデ」、定番的な「ル イ・テート

と、厳選したボジョレ・ヌーヴォーを揃えております。

その他、南仏ヌーヴォー、イタリアのヌーヴォー「ノヴェッロ」、国産新酒のご予約も合わせて承っております。

今年も出来たてのフレッシュさを楽しんでみて下さい。

 

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濃ゆい黒ビールを秋の夜長にチビチビやりながら・・・「酒屋の株話」

 

 

「割安株を狙う投資家にとって、銘柄を選択できる絶好の機会」

「長期保有できる銘柄を探す」

あせらず、くさらず、おごらず、秋の夜長、じっくりと狙うべき銘柄の選択を行うべきかもしれないこの週末。

酒屋としては、まるでエスプレッソ・コーヒーのような、濃い美味しさのある黒ビールをチビチビとやりながらの思案は、如何かと思う次第です。

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【ナイジェリア ギネス・ビール】

「濃い」「リッチ」「まるでエスプレッソ・コーヒー」のイギリスで大人気の、ギネス・ナイジェリアが生産するギネス・ビール。日本国内で一般的に販売されているギネス・ビールとは凝縮感がまるで違うんです。

その充実した濃縮感は、ヨーロッパのように常温でも、1日置いてガスが抜けても美味しい。

まさに、秋の夜長の考え事のおともとして最適ではないでしょうか。

 

さて、「濃ゆいナイジェリアン・ギネス」を一口、気分が落ち着いたところで、「中国景気や米国景気に左右されない企業はどこだろうか・・・・・」「今後、資本効率が良くなって行きそうな企業は・・・」「特に割安に放置されている業界はどこだろうか・・・・」などと、二次的思考を巡らせながら考えるのもわるくないでしょう。

まるで将棋の差し手でも考えるように。

たぶん自分では、ほぼ間違いなくつくることの出来ない、素晴らしいビジネスモデルや強い財務体質を持たれている企業へ、お得感を持って投資させていただくチャンスだと思うのです。

 

濃くてリッチな「ナイジェリアン・ギネス」でもチビチビやりながら、秋の夜長の休日に考えてみてもいいかも知れませんね。

 

 

 

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