“2011年3月”の記事一覧

2月のグランヴァン市場はまたまた高値更新!ゴールド市場に類似!!

2月のグランバン市場は、引き続き堅調で新高値をまたまた更新しました。

上のグラフはKitcoさんの提供するゴールドの価格チャートですが、ボルドーの高級ワイン・インデックスと値動きのパターンが良く似ているのです。

2月の高級ワイン取引は中国の春節もあり、Liv-exでの取引量は1月に比べて18%の減少となりました。それでも前年対比では45%の増加です。

供給側の量も減少したため、価格は引き続き堅調で高値はまた更新されました。2月に最も価格を上昇させたワインはシャトー・コス・デストゥルネル2004で1月に比べ約24%の上昇。

コス・デストゥルネルは2級ですが、年間生産17,500ケースで非常に評価の高いボルドーワインです。

高級ボルドー・ワイン価格は、リーマンショックでのリセッション時を除いては、ほぼ一本調子で上昇し続けております。その値動きをグラフにすると、上のゴールドの値動きに類似しているんです。もちろん流通量が違いますから、日々の上がったり、下がったりといった小刻みな動きはないのですが、大ざっぱに見るとよく似ているのです。

ゴールド市場も最近新高値を更新しました。 ゴールド市場分析の第一人者である豊島逸夫さんによれば中東情勢による有事の金買いと、インフレヘッジの金買いが入っているのだそうです。基本的な基調は強いのですが、今回の上げは先物主導であり、ETF市場などの現物投資残は減少しているとのことで、中東での状況によっては一過性の上昇で終わる可能性があるらしい。

 高級ワインの買いはインフレヘッジの意味合いが大きいのだと思いますが、ゴールドなどに比べると市場規模はかなり小さいく消費もされます。大ざっぱな価格の変動パターンは似ていても、値上がりのスケールはかなり大きいのです。

ゴールド市場の専門家の多くは先行きの価格上昇を予想されているようです。米国経済の景気回復が本格化している中、高級ワインに大枚をはたこうとされる方が多く現れそうな気配なのです。

 

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「無濾過の八一」搾ってこのまんま!今年も入荷です!

年に一度だけ搾ってそのまんま瓶詰めされた、長岡、高橋酒造さんの生酒が今年も入荷しました。

特別純米生原酒 無濾過の八一 AL17% 一升 2,625円  四合 1,313円

昔ながらの手造りを行なう地酒蔵では、本当に美味しいお酒の仕込みを一番冷え込みの厳しい2月に行ないます。この「無濾過の八一」は2月に仕込まれ3月に搾って、そのまんま出荷されたお酒です。

搾りたてのお酒には、発酵時の炭酸ガスが若干残っておりピチピチとしていて、フレッシュな爽やかさが活きた味わい。その後、徐々にガスは抜けて、まろやかで爽やかさのある味わいへと変化して行きます。

高橋酒造の名杜氏、平澤さんの醸すお酒は品があって、シルクのようになめらかで、それでいて旨味も感じられる味わい。平澤さんは言います「口の中でいつまでももたつく酒は良くないんだ!」と。その言葉が物語るように平澤さんのお酒は、エレガントにスーっと、あくまでも穏やかに後味が引けていく心地良さがあります。

派手さはないのですが、通好みの味わいと言えるのではないでしょうか。

アルコール度数が17%とやや高いため、氷を浮かべたり、炭酸水を加えてハイボールにしても美味しいですよ!!

 酒屋のオヤジは長岡の高橋酒造さんのお酒が大好きです。中でも「吟醸 八一」が好きです。醸造の技術は発達し、美味しいお酒は世の中に沢山あります。しかし、高橋酒造さんのお酒の持つ”穏やかなエレガントさ”においては、やはり高橋酒造さんのお酒が優れていると思います。

清酒ファンの方々に是非試していただきたいお酒なのです!

 

 

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「ピノ・ノワール」チリ産のブルゴーニュ・テイスト!!

千円台で楽しめるチリ産の評価の高いピノ・ノワール・ワインです!

La Mision Pinot Noir Reserva 2009  ラ・ミシオン ピノ・ノワール レゼルバ 2009年 750ml 1,450円

フランスのシャブリ・ワイン最高の造り手と賞賛された、ウィリアム・フェーヴェルさんがチリ、アンデス山脈の麓、標高600mのマイポ・ヴァレーで造るピノ・ノワール・ワイン。

フェーベルさんの経験とフランスの醸造、栽培チームにより、自社畑のブドウを100%使い生産されます。ブドウは青いうちに全体の40%を取り除いて収穫量を抑え、より凝縮された味わいのブドウを栽培。収穫はブドウを選択するため手作業。

醸造はブルゴーニュの伝統的な方法で行ない、その後、特別なブルゴーニュ樽で4ヶ月熟成されます。

美しいルビー色。チェリーやイチゴの典型的なピノ・ノワールの香りの奥にかすかなミネラル感が感じられます。口に含めば繊細なアアタックで軽やかながら、十分なタンニンあるストラクチャー。爽やかな酸と持続性のあるアロマが感じられます。エレガントで洗練された味わいのワインです。

 これほどのピノ・ノワール・ワインが千円台で購入できるのですから、大変にお得なワインといえます。最近アメリカではピノ・ノワールが大人気なのだそうです。日本ではその前からピノ・ノワール・ファンは大勢おられました。

しかし、この「ラ・ミシオン」レベルの超お得なピノ・ノワール・ワインが楽しめるようになったのは極々最近のこと。ちょっと前まで、この価格帯でこのレベルのピノ・ノワール・ワインはなかったと思います。

飲み代が厳しくなって来ている昨今、ワイン・ファン、特にピノ・ノワール・ファンにとっては大変に嬉しい状況なのです!

驚きのコストパフォーマンスを、是非是非お試し下さいね!!

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世界の食品いろいろ!!

食品の展示会シーズンです。世界にはいろんな食べ物、飲み物がありますね!

         

上の写真はウズベキスタンとモルドバの極甘ワインです。写真左側のウズベキスタンのワインは熟成されており、甘口のシェリー酒のような味わい。右側のモルドバのワインはアイス・ワインでピュアーな味わい。どちらの国でもワイン造りの伝統は古くからあるのだそうです。

前から気になっていたイギリスのスパークリングワインもテイスティングすることができました。マスター・オブ・ワインを有するワイン・コンサルタントの方が来られて説明して頂きました。ロンドンに近い西側で造られたもので非常にレベルの高いスパークリングワインだと感じました。価格もそれほど高くはありません。ロゼ・ワインも持って来られていたので試飲させて頂きましたが、こちらもピュアーでみずみずしい味わいで本当に美味しかったです。


ワイン・メーカーはフランスやイタリアから大勢参加されていました。どれも水準が高く美味しいのですが、まだ日本へ輸入されてない物ばかり。日本への輸出の窓口を求めて参加されているのですが、こちらはちっぽけな街場の酒屋。気持ちは分かるのですが、こっちにとってはタダで売ってもらっても、コストなどを考えると日本市場で戦うのは難しい感じなのです。もったいない!だけどどうにもなりません!

ビックリしたのはルーマニアの熟成ニンニク。色は真っ黒でにおいはありません。そのまま食べれて、食べると果物のようなフルーティーな味わい。いくつでも食べれる感じです。食前酒のアテにしたり、お料理に使ったりするのだそうです。この熟成ニンニクには炭酸飲料のジュースもあり、普通に美味しいのです。

熟成ニンニクはオリーブのように、近い将来に日本で人気になるかも知れませんよ!

休肝日に良いな!と思ったのが南アフリカのメーカーのハイビスカス・ヴィネガー。アメリカでは賞をもらっているほどの実力。適度なヴィネガーの刺激があり、複雑味のあるエレガントな味わいは休肝日にお酒の替わりに飲むのにピッタリ。健康にも良いのです。

美味しいものが集まって来て、試食や試飲をさせて頂きました。でも彼らの期待に応えられないのはちょっと心苦しい感じがします。

いくら品質が良くて、美味しくて、リーズナブルな価格でも、ものを売って商売にするのは本当に難しいですね。先日、コンサルタントの先生がセミナーで言っておられました、「もう世の中には特別な商品はほとんど存在しない。だからものを売るには”伝える心”よりも”応える心”が大切!」と。

街場の酒屋には”応える心”の方が大切なようです!

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「ピノ ノワール」千円台で高評価の南仏ワイン!

南仏ラングドッグから来た極上ピノノワール。しかも値段は千円台です。

Chemin de Marquiere Pinot noir 2009 シュマン ド マルキエール ピノノワール 2009年 750ml 1,450円


味わいも良くお手頃な価格のワインを生産するとして注目されている南仏、ラングドッグ地方のピノノワール・ワイン。ラングドッグといえばシラーやグルナッシュが特に有名なのですが、唯一ラングドッグでピノノワール栽培に適した土壌で栽培されました。

中世の雰囲気をそのままに残すカルカソンヌから南に30Kmほどの場所に畑はあります。ピレネー山脈からの寒冷な気候の影響により、ラングドッグの中でも涼しい地域。海洋性の気候と、標高300mというこの畑の位置はブルゴーニュのブドウ栽培環境とよく似ているのです。

ここで15年前より、すご腕ぶどう栽培者であるナンヌ・ジョワイエーズさんによりピノノワールが栽培されていてます。今、畑は160haとなりラングドッグでは最も大きなピノノワール生産者なのです。

そしてジョワイエーズさんのつくるピノノワールの心底惚れ込んだ南仏専門の醸造コンサルタントのグザヴィエ・ロジェさんが、これまでに数々のドメーヌをコンサルタントした経験を活かし、このワインを造りだしました。

フランスの有力ワイン評価本でも大絶賛されており、ラングドックの秘境の、しかもラングドックらしからぬワインであるピノノワール100%ワインについて「繊細でバランスが良く新鮮な果実味と心地良さ、そして余韻、ピノノワールらしいアロマ全てを口の中で感じることができる!」と。

高級ブルゴーニュ・ワインに匹敵するエレガントさと、南仏らしい豊かな果実味が見事に融合したピノノワール・ワイン。この品質で一本1450円ですからピノノワール好きにとっては”買い”の一本ですね!

「これで1,450円なの・・・・・・・・!!」ってビックリする事請け合いですよ!ホント!

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