「酒屋の株話」投資スタイルについてぼんやり考える

 

 

空売りファンドが話題となれば、なんだか空売りが気になる。確かに空売りしたい銘柄は存在するし、その手法はなんだか知的な印象だ。

また、高名な科学者が考案した「シャノンの魔物」あたりを本で知れば、「あれ!オレもひょっとしたらシステムトレードとかできるかな!?」などと勘違いしてしまう。

しかし、よくよく考えてみれば、やっぱりこの手の投資スタイルは、いわゆる「天才肌」と呼ばれるような方々のスタイルなのだと思う。

もちろんマクロをガチで張るようなスタイルの方々などは、もっと「天才肌」なのだろう。

酒屋のオヤジのような「幾何平均」あたりの理解もままならないような凡人にとって、これらのスタイルはハードルが高い。

・・・・・・それでもいつか「シャノンの魔物」あたりは、自分なりに改良して挑戦してみたいと思うのだが。

dsc_0132

 

 

 

 

 

 

かといってインデックス投資は試す気になれない。

やはり、個別株のバリュー投資か、グロース投資かの選択になってしまう。

投資の神様とも呼べるバフェット氏は、「バリュー投資もグロース投資も突きつめれば同じことだ」としているが、グロース銘柄でもその価格水準を気にすれば、バリュー投資と同じだと言うことだろうと思う。

また、そんな投資法こそがバフェット流なのだろう。

そうでなければ、いわゆるバリュー投資の罠にハマってしまうことになるのかも知れない。

個人的には将来の成長が骨太に想像できる企業の、その株価が妥当だと思える水準で、なおかつ絶好の売買のタイミングであると思える銘柄を狙うのが一番安心できる投資スタイルだと思う(・・・もちろん理想論なのだが)。

これは商売でも同じだ。伸びている分野の酒類に、周りの状況をみながら妥当なところで参入するのが良いと思う(・・・・・成功しているかどうかは疑問だが)。

それでも、実際に取引は行ってはいないものの「空売り」とか「シャノンの魔物」とかには、そそられるものがある(・・・実際にはそんなことをする暇はないのだが)。だから空想の中で取引のシミレーションをしてしまう。

レバレッジを効かせてFXや先物を張ろうとは思わないが、それでも自身の投資スタイルを貫くとは、なかなか大変なことなのかも知れないと思う今日この頃。特に個人投資家にとっては。

それにしてもグロース銘柄は来そうな気がする。

 

 

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ