「グランヴァン市場」7月は価格、商高ともにセットバック!

7月のボルドー・インデックスは一方的な右肩下がりの価格形成となった。また商いのボリュームも減少した。

先月に注目された2010年ヴィンテージのアン・プリムールと呼ばれる先物での高値での売り出しの後、人気が付いて行かず2010年ヴィンテージはズルズルと値を下げました。2009年ヴィンテージに続いて2010年ヴィンテージが偉大な年となったため、既に2009年ヴィンテージを大量に保有しているコレクターが多く、同じように2010年ヴィンテージを購入しようとは思わないようです。

シャトーやネゴシアンは、通常よりも市場への放出量を抑え、在庫として通常よりも多く保有しているのだそうです。そのため販売量の減少の割りに、価格はそれほど下がってはいないとのこと。このあたりがボルドーワイン・インデックスにも影響している様子。

もう一つ、価格が調整する理由になったとみられる出来事がありました。

中国ワイン小売販売の大手、オージィーノ・セラーズがボルドーのメドック地方の高級ワインのプロモートをストップすると発表したのでした。理由は、それらの価格が高過ぎて危険過ぎると判断したため。それと、中国でのボルドー人気が落ち着いてきたことも理由の一つとのこと。オージーノ・セラーズは中国国内の100の都市に200店の店舗を運営する大手。

 シャトー、ネゴシアント、ワイン商は値段を崩してまで販売しようとはしないわけで、まだまだグランヴァン市場の高値水準での推移は続くと予想されます。しかし、今回のグランヴァン上昇相場の中心であった中国系からの買いが引っ込んだ事が鮮明になれば、グランヴァン価格は大きな調整を余儀なくされるかも知れませんね。

その時に「発酵させたブドウの搾り汁」は、「オランダのチューリップ球根」と同じような被害を人々に与えなければ良いのですがね~!

ま、あまり日本人は関係なさそうですが!!

 

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