米株式市場が値上がりしても同調しなかった日本株。
それが高所恐怖症ぎみの米国株が値上がりではなく、調整に転じた時に同調するから困ったものだ。
さらなる上昇に懐疑的な、逆張り傾向の強い日本株市場の心理を反映しているのか。
日本株市場のメジャープレーヤーである海外投資家は、もちろん米株市場でのプレーヤーでもある。
その海外投資家は本格的に日本株を買い越しているようだと新聞には書いてあった。
もし独歩高の米国株を売って日本株を買うようなオペレーションならば、米国株が値下がりして日本株が上昇するようなことがあっても良さそうなものだと思う。
<写真は日本経済新聞の記事>
上がれば売りが入り、下がれば買いが入るという逆張り傾向が今後も続くとすれば、またしてもマグマを蓄積させるようなコンソリデーション・パターンの形成につながる。
また、短期売買のヘッジファンドだけではなく海外の長期投資家も日本株に資金を振り向けているとのことで、大口の長期筋が懐疑的な筋の逆張りの売りを吸収しているとするならば、これはなかなか好印象の取り組みといえるのではないか。
どちらにしても大局での日本株の上昇トレンドは継続しそうだ。
保守的な業績予想の上方修正が出て来る可能性もあり、銘柄にもよるが忍耐力を持って値上がりを待つべきではないかと思う。
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投稿日:2018年10月6日
カテゴリー:酒屋の株話
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