「市場環境の悪化」・・・いわゆる地合いが悪いらしい。
「米中貿易摩擦がさらに高まって、世界のマクロ環境に不透明感が漂うリスク」を市場は恐れているのだそうだ。
業績は好調で、株価は割高と言うわけでもないが、マクロ環境によって市場心理が悪化、株が売られる・・・・・ここ数年繰り返されているパターンだ。
バリュー投資家にとっては、またしても到来した買い場であり喜ばしいことであると同時に、パフォーマンスに欠けることが悩ましい状況と言ったところか。
これでマクロ環境の不透明感がなければ、今の株価は参加者にとって買いやすい場面なのだろう。
マクロの先行きを予想することが非常に困難であることは周知の通り。最近ではブレグジットや米大統領選挙、それに対する株価の反応などで経験した。
著名なバリュー投資家曰く、「マクロは予想してはいけない」と。なぜなら正しく予想できないから。
つまりその著名なバリュー投資家にとって、業績に関係なさそうな外部要因による下げは買いなのだ。
中国の株価が下げて、日本の魅力ある企業の株が安く買えるのなら、これはありがたいことだと思う。
また、もうすでに買って保有しているのなら売る理由はない。保有し続けるべきだと思う。
来週はショートカバーによる株価の上昇を期待したい。
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投稿日:2018年7月7日
カテゴリー:酒屋の株話
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