「ニュー・カリフォルニアワイン」新潮流

 

 

主にカリフォルニアワインを輸入されている輸入会社さんの試飲会に参加させていただきました。国家の歓迎会に採用されたワインや、著名映画監督がオーナーのワインなど、いわゆる有名ものも含まれている試飲会です。

また、そんなすでにブランドとして確立している非常に安定感ある味わいのカリフォルニアワインがある一方で、ニュー・カリフォルニアワインと呼ばれる新しい流れのワインもありました。

 

 

 

 

 

 

自身が日本人であり、発酵食品の多い日本の食事に慣れているためなのか、個人的には自然な発酵のニュアンスのあるニュー・カリフォルニアワインを好みます。

「ザ・カリフォルニア・ワイン」と呼べるような有名ブランドのワインも、もちろん美味しいと思います。

それでも、少し生意気なことを言わせていただければ、その安定感があるがゆえの人工的な技術による美味しさは、パーフェクト過ぎるような退屈さを味わいに感じるような気がするのです。

たぶんこれは厳選された酵母を使うのか、天然酵母と呼ばれる果皮に自然に付いているいくつもの酵母に発酵を任せるのかの違いだと思います。

毎日お味噌汁を飲んでいるような食文化を持つ国の人々にとっては、後者を好む人が多いのではないかととも思う次第です。

ニュー・カリフォルニア・ワインとは特に地域が限定されているわけではなく、ワイン造りのスタイルであり「土地固有の風土を表す本来のエレガントなカリフォルニアワインを造ろう」という考え方なのだとか。

つまりは技術的に高度に進化した造りのパーフェクトなワインではなく、コーカサス地方の伝統的なワイン造りのような伝統への回帰なのでしょう。

そんなスタイルのワインには、今人気のオレンジワインまでありました。

ワインの世界のクラフトビールであり、ナチュラルな食生活を望むアメリカ都心部の最近のトレンドのようです。

「ニュー・カリフォルニアワイン」がおもしろそうです。

 

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