「アルテル・ナティヴァ」フランコカ・モドラの魅力

 

 

先日の試飲会で見つけたスロバキアの赤ワインのご紹介です。

2000年以上もの歴史がありながら不運な歴史により中断。ようやく2010年に復活を遂げたスロバキアの自然派ワイナリー「スロボドネ・ヴィナルストヴォ」の「フランコカ・モドラ」100%の赤ワインです。

「フランコカ・モドラ」とはオーストリアのブドウ品種である「ブラウフレンキッシュ」と同品種で、中央ヨーロッパでは広く古くから栽培されている品種とのこと。

 

 

 

 

 

 

【アルテル・ナティヴァ2012】

最良のぶどうから造られたトップキュヴェ。2012年は格別に素晴らしいフランコカ・モドラが収穫出来ました。野生酵母の自然な働きで発酵。

「フランコカ・モドラ」とは、世界のワイン市場においてはかなりのマイナー品種なのでしょう。それでも、個人的にはなかなか興味深い品種ではないかと思う次第です。

まったく個人的な意見ではありますが、「ブルゴーニュとボルドーの中間か!?」みたいな印象なんです。

その香りは、メルローに似ている様な、なめし皮と呼ばれるようなリッチで香り高さがあります。

しかし、口に含むと今度はピノ・ノワールのような繊細さのある味わい。心地良い酸味が何とも飲み飽きさせない印象。

内陸部の寒暖の差の大きい地域で造られているためなのかも知れませんが、なんとも興味深い味わいです。

また、かなり幅の広い料理に対してフレンドリーなワインとも言えるようです。

 

スロバキアで造られる自然派のフランコカ・モドラを試されては如何でしょうか?

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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