ワイン会報告!

昨日、ステップワインとチーズ デリシャスの会を 開かせていただきました。

雨の降る、肌寒い中ご来店いただいた 8名のお客様と 美味しいワインとチーズ そして 手づくり料理で 楽しませていただきました。

 

2014.3 ワイン会 モザイク画1

 

 

 

 

 

 

 

テーマは 「新入荷!とっておきのイタリアワイン」

まだ 日本に輸入されて間もない 北イタリアの3つのメーカーのワインを 以下の8種類 飲みました!

チーズやタパスは 下記リストの通り。

 

① ガッタ  DOCG フランチャコルタ ドサッジョ ゼロ ミレジマート 2005

② ボルトルッソ フリウラーノ DOP フリウリアンニア 2012

③ ボルトルッソ リボッラ・ジャッラ IGP 2012

④ ボルトルッソ トラミナー・アロマティコ IGP 2012

⑤ ボルトルッソ メルロー・プリヴィレージュ IGP 2009

⑥ ボルトルッソ スキオペッティーノ IGP 2011

⑦ ガッタ ネグス DOC セラーティカスペリオーレ 2006

⑧ カベディーニ  DOCG レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ 2011

チーズ

●スピッチコ アフミカート ●クロタン ドゥ シュヴィニョール ●ロッソ ディ ランガ ●シャロップ シャーブルー ●デルモンヴュリー ●バリカト アルペペ

タパス

●東川口中山おばあちゃんのねぎのマリネ ●ジャガイモのニョッキ トマトソース ●ボローニャ風豚肉のミルク煮

 

2014.3 ワイン会 006

 

 

 

 

 

 

 

ガッタ GATTA は ロンバルディア州の Cellatica にあるワイナリー。もともと ガッチリした赤ワインを造っていましたが

周りのワイナリーに倣って、1990年より フランチャコルタの製造を開始。 小さいながら こだわりの造りで 地元でも評判なのだとか。

GATTAの ブドウ畑は フランチャコルタの産地でも 東部に位置し、標高も440mと 高く、ミネラルを多く含む粘土・石灰質の比類ない土壌は、大手がひしめく西部とは違い、より酸が際立ちエレガントに仕上がっています。

そして、何よりの特徴は 長い熟成。もともとフランチャコルタの熟成法定基準は フランスのシャンパーニュより長いのですが、今回 飲んだ ミレジマートは 法定30ヶ月の熟成のところ 60ヶ月も熟成しています。トーストしたナッツやブリオッシュのような香ばしさに、レモングラスのような爽やか。ミネラルの旨みにほろ苦味がまじりあって飲み応えありのスパークリングワインです!

 

2014.3 ワイン会 001

 

 

 

 

 

 

 

今回 白3種・赤2種 を 飲んだ エミリオ・ボルトルッソ EMIRIO BORTOLUSSO は フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州にある4代続くワイナリー。もともと海であった 干潟にある葡萄畑は カルシウムを豊富に含み、海に近いため年間を通じてぶどうの樹は塩分を含んだ潮風(Scirocco)にさらせれています。その影響か、どのワインも ミネラル感がたっぷりと感じれ、爽やかな中に旨みがあるとても 面白くて美味しいワインです。

「面白い」と いったのは 今回飲んだ 5種類のブドウ品種。

メルローのような国際品種もありますが、リボッラ・ジャッラ や スキオペッティーノ といった 聞くのも、飲むのも 初めてといった 地葡萄は 私も お客様たちも そのはっきりとした個性と美味しさに びっくりしました。

特に 白ワイン3種は 良かったですね。白ワインって 「こんなに美味しかったっけ!?」と おっしゃってる方もいましたよ。

「フリウラーノ」は フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州やヴェネト州で栽培されている葡萄ですが、ソフトな口あたり、りんごのコンポートを頬張ったようなたっぷりとした果実味が口いっぱいに広がります。

2014.3 ワイン会 002

 

 

 

 

 

 

「リボッラ・ジャッラ」は フリウリ・ヴェネツィア・ジューリアの土着品種ですが、 収穫量が減少しているなか15年くらい前から 見直されまた復権しているのだとか。 柑橘系のみかんやネーブルなどの強い香りで、厚みのある口あたりで、なめらかな果実味の中に微かにドライハーブやスパイスの風味が混ざる。ワイルドでインパクトある白ワイン。今回、イギリスのブルーチーズ「シャロップ シャーブルー」と合わせたら とっても美味しくて、参加されたお客様も「まさか!白ワインに ブルーチーズが合うなんて!」と 感動!!!してる方も数名いました。私も 目からウロコでした。

「トラミナー・アロマティコ」 そうです。別名 ゲヴュルツトラミネール。フランスのアルザスや ドイツでも栽培されていますよね。でも、もともとイタリアのトレンティーノ・アルトアディージョ州原産の葡萄なのです。そして、ここフリウリ・ヴェネツィア・ジューリアでも栽培されています。バラの花やライチなどの甘い香りで たっぷりとした果実味のなかにオレンジピールのようなほろ苦味、白コショウのようなスパイシーさがあいまって幸せな気持ちになります。今回参加されたお客様にも スゴイ人気でした。

最後に ヴェネト州の カヴェディーニの レチョートを開けました。 「こんなデザートワインがあったのね。」「甘いだけでなく、キレイな果実味もあって美味しい!」といった意見も。このワインについては 別日のブログにも 書かせていただいています。

 

イタリアの地葡萄の飲み比べは とっても楽しかったので、また次回 ほかの産地で 企画してみてもいいですね。

次回は 6月1日(日) 13:00~を予定しています。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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