“酒屋の株”に関する記事一覧

「酒屋の株話」安い株は買い

 

 

米中間選挙が終了してねじれ議会となったが、株式市場にとっては強気のファクターなのだとか。

選挙結果が市場にインパクトを与えたのか、NYダウは今回の下落分の約8割を取り戻している・・・・・トランプラリー復活か。

 

 

 

 

 

 

<写真は日本経済新聞の記事>

しかし・・・・日本株市場は・・・・・。

米国株が値下がりすれば日本株はそれ以上に値下がりし、米国株が上昇すれば日本株はそれほど上がらない・・・・なんだか重い。

短期での空売り人気も相変わらず。

ひょっとしたら、いまの日本株市場は短期空売り筋にとっての草刈り場と化しているのかも知れない。

データ分析を武器に取引する、クオンツとかアルゴリズムと呼ばれるの取引の影響力ばかりが強い印象だ。

「市場は常に間違えている」と言われるが、企業のファンダメンタルズ分析や、市場心理分析、チャート分析など、彼らにとってはどうでもよいことなのかも知れない・・・・もはや古典的手法なのか。

古典的な取引スタイルのひとりとしては、こんな状況だからこそ極端すぎるぐらいシンプルで単純明快な投資手法が機能すると信じたい。

安い株は買いなのだ。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「酒屋の株話」ショート

 

 

市場のコンディションを表す口語でショートとかオーバーソールドなどと呼ばれるようなコンディションがあるが、まさに日本株市場はそんな状況ではないだろうか。

その場合、次の展開はショートカバーによる上昇ということになる。それでも、なんだか今回の売り圧力はしつこそうだ。

 

 

 

 

 

 

マクロ環境の悪化はあるにせよ、この懐疑的過ぎるようなバイアスはなんだろう。

東京証券取引所の売買における空売りの比率などは、このところずっと40%を超えていおり、ひどい時には50%近い日もある。

おそらく今週の市場で感じた売り圧力は、先物売りや空売りの投機筋が主導したのだろう。

カネ余りの資金が空売り系ヘッジファンドに流入したり、個人に空売りが人気の手法だったりと、ベースには投資家の株式相場に対する懐疑心が横たわっているのかも知れない。

また、機関投資家のポジションはアメリカの主要ハイテク銘柄にもっとも集中しているのだそうだが、そのリスク許容度の低下(おそらくボラティリティの上昇)のたびに流動性の高い日本株を売るとすれば、これはかなり理不尽であり、道理的とは言えない売りだ。

いずれその理不尽なひずみは修復されることになるということではないか。

個人的には、日本株市場では強気の展開が結構長く続くとみているが、もしそうであれば強気相場形成の過程でこのやや過激な調整は健全な兆候とみるべきだろう。

もし株式投資の必勝法が、業績の拡大が期待される銘柄を、市場心理が悪化し投機筋に売りたたかれ、割安感さえ感じるレベルで購入する方法とすれば、今がそのベストなタイミングではないかと思う。

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