“小山酒造”に関する記事一覧

「東京盛」東京23区唯一の酒蔵さん廃業

 

 

東京23区唯一の酒蔵であった赤羽の小山酒造さんが、清酒製造業から撤退されることになりました。

あまりに突然の発表で、特に赤羽界隈の方々は驚かれているのではないでしょうか。

また、もうすでに酒蔵では全商品売り切れとのことです。

一部ブランドに関しては、小山酒造さんの本家である埼玉県にある小山本家酒造さんが引き継ぐ可能性もあるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

小山酒造さんの限定品 【東京盛 純米大吟醸】720ml @3000円+税

在庫量は少ないですが、まだ少し商品があります。

ご興味のあるかたはお早めにお買い求めください。

 

明治11年創業で140年に渡り酒造りを続けて来られましたが、東京23区内にあり、なおかつ駅に近い広大な敷地で、しかも小規模な手づくりによる酒造りでは、やはり無理があったのかも知れませんね。

なんだかさみしいですが、時代の流れでしょうか。

ちなみに酒倶楽部ステップには、もうすでに「丸眞正宗」の在庫はなくなりました。

「東京盛」にご興味のある方はお早めにお買い求めください。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「東京盛」入荷のお知らせ

 

 

年に一回のみ 数量限定で出荷される「東京盛」が入荷致しました。

明日、4月17日より販売を開始致します。

東京23区唯一の清酒蔵「小山酒造」が、約40年の時を経て復刻させた純米大吟醸酒のブランドが「東京盛」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

東京盛 純米大吟醸】山田錦 AL15% 720ml @3000円+税

「東京盛」は小山酒造2代目が、地元東京を愛し、さらなる発展を願い、大正期に誕生させました。長年庶民の味として親しまれておりましたが、その後に製造を中止した銘柄です。

その後、約40年の時を経て、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、「世界の人たちを東京の酒でもてなしたい」と、中身を全面的に刷新しての復刻に至ったのだそうです。

酒倶楽部ステップは埼玉県で商売をさせていただいておりますが、「小山酒造」さんは距離的に一番近い、ご近所さんの酒蔵さんでもあり、販売させていただくこととなった次第です。

販売数量はそれほど多くありません。昨年のリリースでは、ホントにあっという間に売れ切れてしまいました。

最近、大人気の赤羽の飲み屋街ですが、立ち寄れば分かるのです・・・「あれ!赤羽の酒って意外にうまいね!」と。

東京23区唯一の酒蔵が造る数量限定酒は如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「小山酒造(丸眞正宗)さん訪問」 ”赤羽の水はウマい”

 

 

「赤羽の水は美味しいんです!」

・・・・・・・にわかには信じてもらえないことが多いのですが(汗)、やっと直に訪問させていただき、その水の美味しさを味わいました。

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赤羽にある東京23区唯一の酒蔵 「小山酒造株式会社」。

*看板に「愛」とか「國」とか書いてあるが、べつにそっち系ではないとのことです(汗)

埼玉県にある酒蔵の次男の方が、赤羽の水の美味しさに注目して明治11年(1878年)に創業された酒蔵さん。

東京の地酒「丸眞正宗」の蔵元。その美味しい水は地下130mから汲み上げる「浦和水脈秩父山系の伏流水」、酒造りに適した中硬水。

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実際に味わってみると、やや甘みがあり、そしてやや重みのある味わい。確かに「赤羽の水は美味しい」のです。

「この水を売ってくれ」と希望される方も多いのだそうですが、生水であるため販売は出来ないのだとか。

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蒸したお米の香りが漂い、新酒の仕込みが始まっておりました。

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昔の酒造りの道具が展示されておりましおた。すべて酒造りを行った蔵人(越後杜氏)さん達の手作りなのだとか。

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そして、いよいよお酒の試飲。

基本的には味わいは価格と比例します。

それでも、「なぜ一番低価格の 本格辛口 が人気なのか?」が良く理解できた次第。少量生産のため、そのほとんどは赤羽の酒場などで消費されるのですが、スッキリ辛口で、酒屋のオヤジのような飲んべーにとっては、たまらなく美味しい。

ただ単に赤羽に在るというだけで、赤羽近辺の酒場に愛されているわけではないんですね。ここの普通酒である「本格辛口」がウマいからなんですね。

浦赤羽と呼ばれる地域の居酒屋さん数件で、「赤羽トマッ酒」と呼ばれるトマトジュースと丸眞正宗の本格辛口を1対1で割ったカクテルを販売されているのだとか。

この「赤羽トマッ酒」は、日本酒ならなんでも良いのではなく、丸眞正宗の本格辛口でなければ美味しく出来ないらしい。

赤羽に寄ったなら、「丸眞正宗の本格辛口を飲んなきゃもったいない」と思わせる今回の酒蔵訪問でした。

でも・・・・・もし電車で来てたら、帰りには間違いなく赤羽の酒場を放浪していたとも想像できる、ある意味危険な酒蔵訪問だったかも知れません(笑)。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「丸眞正宗」・・・・・聖地の酒だ

 

 

飲んべーの聖地と言えば、この近辺では間違いなく赤羽。

最近ではマスコミに取り上げられて、異様なほどに盛り上がっているとのこと。

そんな赤羽界隈で、酒の飲み方に作法があるとすれば、朝だろうが、昼だろうが、もちろん夜だろうが、地の酒「丸眞正宗」を味わうことではないだろうか。

赤羽の繁盛店の一つである、おでん屋さんで飲む、そのおでんの出汁で割って七味を振りかけた、出汁割りの「丸眞正宗」なんぞは、まさに赤羽の味だ。

東京23区で唯一の酒蔵の酒らしく、辛口でスッキリとした味わいは、如何にも江戸前。

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【丸眞正宗 純米吟醸】1.8L 、720ml (出汁割りの酒ではありません)

 

実は、酒倶楽部ステップから最も近い酒蔵さんが、この「丸眞正宗」の小山酒造さん。ひょっとしたら、ご近所さんと呼べる距離かも知れません。

酒造りにとって最も重要な水は、自社井戸地下130mから汲み上げられる。

秩父が源流という川の地下を流れる伏流水で、その水の良さから、現在のさいたま市にある小山本家の兄弟が明治の時代に酒蔵を起こしたのだそうだ。

そんなことから、味わいだけでなく、美容、健康面でも注目を浴びている日本酒とのこと。

 

当たり前かも知れませんが、東京23区内にあるのですから、大規模な生産はできません。

そんな少量生産の酒は、主に飲んべーさん方の聖地とも言える、赤羽近辺で販売されているのです。

京浜東北線、埼京線沿線にお住まいの方々の中には、赤羽と、この「丸眞正宗」にヒジョーにお世話になっている方が少なくないことでしょう。

だから、味わいが どうこう などは、もう言わずもがな。

煮物のような素朴な食べ物に、素晴らしい相性なのです。

ご自宅でも、スッキリと江戸前な味わいの、聖地の酒「丸眞正宗」は如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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