“円高”に関する記事一覧

超円高!儲かるのは輸入業者だけか!?

スゴイ円高です!日本円以外の通貨は値下げ合戦でもしてるかのようですね。

9月23日朝日新聞朝刊。

 最近ではもう慣れっこになった円高の記事。円高還元セールのチラシもあまりもう見かけなくなりましたね。それもそのはず、この超円高でも輸入品の価格は変化があまりないようです。

酒屋で扱っている輸入商品には、スコッチウイスキーなどの洋酒やワインがあります。これがここ数年では米ドルが対円で120円⇒76円 ユーロが対円で170円⇒102円と4割ぐらいは円高に動いているのですが、国内のウイスキーやワイン価格に変化はありません。

 輸入業者にしてみれば一度値下げしてしまえば、その後値段を戻すのが難しいとか、いつ日銀の為替介入があって円安に振れるかわからないとか、売り上げが芳しくなく値下げする余裕がないなどの理由はあるのだと思います。

 それでも、一時期に比べ4割も安く輸入しているのですから、円安ヘッジのための金融商品でも購入していない限り、粗利は大幅に高くなっているはずですよね!もちろん商売ですから利益が増えるのが良いに決まっているのですが。

一般の日本人にとっては今の超円高のメリットを感じられるのが、海外旅行ぐらいしかないのはちょっと残念な気がします。これが、為替レートが全ての輸入商品にすぐに反映されたなら少しは消費行動への刺激になるかもしれません。

 これで国内での消費行動がもっと強ければ、「商品を輸入して一発儲けたるでぇ!」みたいな人も出てくると思うのですが、なかなか今の現状では・・・・・・・・・・・やっぱり難しいか!

また、日本円はバブルなのか?と言えばそうでもなさそう。しばらくは価値の高い日本円をさらに節約するのが良さそうですね!

教育費とか高いですよね・・・・・・・・・・!(汗)

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超円高でワイナリーツアーが楽しい!

超円高で嬉しいのは、海外旅行と海外でのお買い物ですよね!

今朝の朝日新聞の一面。

もの凄い円高で輸入品は大幅に安くなっても良さそうなものですが、さまざまな理由により円高による輸入品の値下げが実現するには時間がかかりそうです。もちろん一部では無理やり円高還元セールを行なっているところもあるようですが。

 この夏、酒倶楽部ステップのお客様でカリフォルニアのナパ・バレーのワイナリーツアーに行って来られた方がおられました。1ドルが75~80円の為替水準では、大変にお得感を持って買い物ができたのだそうです。

一般的には頭の中で暗算する場合、1ドル=100円で計算することが多いようで、30ドルだったら3000円ぐらいかな!って計算するんですが、それが最近の超円高で75~80円まで円高が進んだため、最初に1ドル100円で暗算して、そこから円高分の20~25%を値引くようなイメージになるため、ヒジョーに得した気分になるみたい。

例えば1本30ドルのワインだったら、1ドル=100円で暗算して3,000円。そこから円高分の20~25%を値引くと2400円~2250円と、もの凄く得した気分になるのです。もちろんこれは食事でも同じ、5000円の食事が4000~3750円になった気分になるのです。

 もっともカード決済をして、両替の時に運悪く日銀の円売り、ドル買い介入が入る可能性もあるのですが!(汗)

要らなくなった貴金属を売却して、その資金で海外旅行を楽しみながら買い物をするのが、今を賢く楽しむ方法みたいですね。

 

 

 

 

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円高でも下がらない洋酒価格!

スゴイ円高ですね!

      

ヤフーファイナンスさんの為替グラフ。 上は$/¥ 下は€/¥

こんなにスゴイ円高なのだから、輸入洋酒のウイスキーやワインはさぞかし値下がりしているんでしょうね!きっと!と思いきや、$/¥が120円レベル、€/¥が160円レベルから、ほとんど輸入洋酒の販売価格は変わっていないんですよ!?

「実は酒屋の仕入れ価格は急激に下がっていて、そんでもって今までとおなじ値段で販売してるから、本当は大儲けしているのだ!ぐわっははは・・・・・・・・・・ッ!!(笑)」

などという事は全くありません(涙)!

これは酒屋だけではなく、ほとんどの酒類の輸入会社さんも同じではないでしょうか。一部にはホントに為替差益を上げている会社もあるのかも知れませんが!(汗)

本来なら為替の変動だけで30~40%ぐらい安くなってもおかしくないはずなのですが、価格競争が既に激し過ぎて仕入れ値の問題以上に価格のアンダープレッシャーとなっているらしい。輸入洋酒には在庫が付きものです。その投げ売りなども加わり売れ筋商品に関しては、円高を先取りするように既に値を下げてしまっているらしいのです。

それに加えて販売量そのものが減少しており、円高になったからといって大きく輸入して安く沢山売ってやろうという雰囲気ではないらしい。それにデフレ経済下にあるといっても原料価格はインフレ気味であり、製造や輸送のコストも上昇しているようなんです。

「一度値下げしてしまえば、次に値上げする時にこのご時世では相当大変でしょう!」というのも値下がりしにくい理由の一つかも知れません!

これは輸入酒類だけに限らず、ほとんど全ての輸入製品も同じ状況ではないでしょうか。大幅な円高だからといっても実際に海外へ行かなければ円高に見合った価格では購入できないみたいです。

でも$/¥で120円レベルと同じ輸入洋酒の販売価格では、お客様としては納得いかないですよね。今後、更に円高が進んだ場合、輸入洋酒の販売価格はどうなるのでしょうか?

為替相場を予想するのはプロでも難しいし、最安値で為替予約するのは不可能に近いでしょうし、FX市場で為替をヘッジしての商売にも無理があるし、やっぱり輸入洋酒の販売価格は下がりにくいのかもしれませんね!

最近の輸入業者さんは更なる円高を警戒してか古い在庫をできるだけキレイにしていて、積極的に新規の輸入を行なわない様子。だから物によっては品薄になっているようです!ひょっとして品薄な輸入洋酒は値上がりするかも知れませんね!?(笑)


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