“ラングドック”に関する記事一覧

スタンダードなおススメワイン ラングドック 赤

今年は 3月に店舗の移転を予定しているため 年初から 在庫処分と 片付けの毎日。

大量に残っているワイン関係の資料も ひととおり目を 通したりしていますので 結構時間かかりますね。

そんななか ステップで 好評いただいていた ワイン達のことを 改めて このブログで 振り返ってみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドメーヌ・ド・ランバルディエ  メルロー・カベルネ 2011

フランス ラングドック地方 ヴァン・ド・ペイ エロ―

メルローとカベルネの ブレンドで ボルドースタイルにつくられています

完熟した黒い果実に なめし皮のような複雑味 やわらかい口当たりで 数年の熟成を経て バランスの良さが増しています 丸みをおびてスムーズなくちあたりの赤ワイン

この2011年を最後に 造り手は引退。 最後のヴィンテージです。

ステップでは このワインのファンが結構いらっしゃいまして この最後のヴィンテージは ちょっと大人買い在庫しています。

 

このワインについて 輸入元の資料から抜粋してみます。

【ドメーヌ概要】

1987年設立のワイナリー。大学生時代に体験したワイン造りをきっかけに ワインへの情熱を募らせたアンリ・ブーカンドゥーラが ミュルビエル村の16haのドメーヌを取得。その後、畑の拡張、醸造所の改築をすすめた。ワイン専門誌・媒体・ワイン評論家から高い評価を受けるワインとなった。

【ブドウ栽培&ワイン醸造】

良質の葡萄を得るために 「 リュット・レゾネ 」 といわれる極力化学物質を使用しない栽培を実践。手摘みにて収穫したぶどうは潰れないように10kg入りの小さなケースに入れられ、出来るだけ房が傷むことのないよう極力完全な状態で醸造所まで運ばれる。ワイン醸造過程においては、収穫したぶどうが本来持っている上品さ・エレガントさが失われないように、果汁や果皮を傷めるポンプは一切使用せず、重力によりマストを上から下に落ちるように醸造設備が設計されている。

 

このメルロー・カベルネも 除梗後 炭酸ガスに満たされたタンクの中で セミ・マセラシオン・カルボニック醗酵を実施。品種ごとに 醗酵・熟成し ブレンド。

 

すでに 完売してしまっていますが、このランバルディエのメルロー100%のワインが 1997年のWEINWISSER という ドイツワイン専門誌で シャトー・ペトリュス(12位)より 上位(10位)だったこともあり、このドメーヌの質の高さがうかがえます。

 

 

当時 よく売ったなあと 懐かしく思い出されます。

昨年、 昔飲んだ ランバルディエが 忘れられなくて ネットで探して 来店された方がいらっしゃいました。

今となっては どこにもないようです。 ステップの秘蔵のストック  2011年も 熟成の良さが出て来ています。 是非 お試しくださいね。

 

ドメーヌ・ド・ランバルディエ メルロー・カベルネ 2011   1700円+税

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

夢のコラボ スペイン&フランスの食を堪能

昨日 SOPEXA JAPON 主催の

フード・ビジネス ネットワーキングパーティに 参加してきました。

 

スペイン 2013年ミシュラン一つ星を獲得したオーナーシェフ、Ivan Cerdeno と

代官山にある有名フレンチレストランのオーナーシェフ Andre Pachon

のコラボ料理が楽しめるとことで

久しぶりのウキウキ気分で 代官山のヒルサイドテラスへ。

 

恥ずかしながら 20年位ぶりの代官山。

会場のヒルサイドテラスまで

ちょっと迷ってしまいました・・・。

 

パーティ1

 

 

 

 

 

Ivan さんと Andre さん

 

 

Ivan さんの店はスペイン トレドにある

El Carmen de Montesion

Andre さんの店は 代官山にある

レストラン パッション

 

 

ワイン以外の食品関係の方も

多く参加されているようで

とても ごった返していました。

 

パーティ3

 

 

 

 

 

 

 

スペインとフランスのワインたち

 

 

パーティ2

 

 

 

 

 

 

 

キレイなオードブル!

 

 

ワインと料理のマリアージュを

いっぱい楽しむことができました。

 

パーティ6 パーティ7

 

 

 

 

 

 

 

Ivan さんの 料理のレシピも頂きました!

 

 

ステップの料理担当が ワイン会で再現してくれることに期待・・・。

 

特に人気だったのは これ!

 

パッションのカスレ

 

 

 

 

Andre Pachon さんの 有名なカスレ。

 

すごく美味しくて感動でした。

 

 

カスレとは フランス南西部、ラングドック地方の郷土料理。

白インゲン豆と肉類を グツグツと煮込んだものがカスレ。

それぞれの地方によって、煮こむお肉が違うそうです。

Pachon さんは このカスレを日本に広めたことでも有名。

 

このカスレ、家庭でも簡単にマネできると思います。

(そんな気がします)

ただし、 Pachon さんほどの美味しさになるには難しいかもしれませんが・・・。

 

もし、カスレをご家庭でつくったら

フランス ラングドック地方の 赤ワインを 合わせてみて下さい。

ステップでの 今のおススメラングドックワインは 下記の3つ。

どちらも自然派で

熟した果実味と 柔らかい渋味、心地よいスパイシーさがあって

まさに カスレなどの肉料理にバッチリ合いますよ!

コルビエール

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

春色 ワイン おすすめロゼ 

春一番も 吹き、 長い冬とも やっとお別れできそうですね!

春といえば 桜色など ピンクを連想しますよね。

ピンク色のワインといえば もちろん 「ロゼワイン」。

以前は ロゼワインといえば 甘くて 初心者向けのワインという イメージもありましたが、

最近は 辛口で それも 様々な 個性が楽しめるロゼワインが たくさん入荷します。

 

そんな ロゼワインは 和洋中問わず お食事に 合わせやすい のが 私のおすすめポイント。

欧米では 春先から初夏にかけて ロゼワインが売れるという話を以前から聞いていましたが、

日本でも 春先から初夏にかけて ロゼワインを飲むのが 最近のトレンドです。

 

そうです。

「春だ! やった~!」とか 「春を楽しみたい!!!!」 とか 

まさに 今 ウキウキ気分を 盛り上げたいときに 飲むのが最高のワインが ロゼワインなのです。

 

今日、ご紹介するのは 円熟のナチュラルさと いった言葉が ピッタリの ロゼワイン。

 

「ドメーヌ・ラ・マルティーヌ」 のロゼです。

 

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目の覚めるような鮮やかなピンク色に 高級フレンチのメニュー表紙のような落ち着いた雰囲気のエチケットが目を引きます。

カベルネ・フランから 造られたこのロゼワインは、 やわらかな果実味がいっぱいでも、エレガントさが 漂うのがいいです。

 

伝統ある造り手のワインかなと思ったら、びっくりしたことにワイナリーの歴史は まだ 浅いのです。

でも、やっぱり こだわりの造り手でした。

南フランス ラングドック地方 リムーから さらに ピレネー山脈に向かって、7kmほど奥地の 山あいに忽然と現れるブドウ畑。

 

 

ラマルチール3

 

 

 

 

 

 

 

 

ブドウ畑にするには、ちょっと手間がかかるのでは と 思われる、まるで すり鉢状の山の斜面を 

新たに開墾したのは70歳を 超えているのでは と 思われる ミッシェルとモニック 夫妻。

 

 

 

 

ラマルチール2

 

 

 

 

 

 

 

 

すでに名声を得ていた「シャトー・デ・ゼスタニール」を 売却して

まったく 新しい土地に 新しいワイナリーを 始めたという。

「人生、常に初体験!」が 口癖らしいですが、スゴイ チャレンジ精神だと 思いませんか?

 

でも こんな二人が造るワインだから ナチュラルで丸みのある果実味に 円熟したエレガントさが味わえるのでしょう。

この すり鉢状のブドウ畑、 すごい急峻で、一度転げ落ちたら 谷底まで 止まらないのではと 思えるほどだとか・・・。

 

標高は 400mほど、山間のため日照時間は 平地より1時間少なことが、葡萄が良く熟しつつもスキッとしたフレッシュ感がしっかりと残る秘訣なのだそうです。

 

たぐいまれなテロワールと 円熟した人生も 味わえる そんな ロゼワイン。

まさに 春先の 今 味わいたいワインとして おすすめします。

 

「 ドメーヌ・ラ・マルティーヌ ロゼ IGP オック 」   750ml   2900円(税別)

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ラングドック(南仏)」ワイン試飲展示会

9月、10月とワイン需要期を目前にワイン試飲会が集中してます。

今回は南フランスのラングドック地方のワイン試飲会。最近は「リディスカバー・フレンチワイン」と呼ばれる傾向もあり、若いワインメーカーがオーストラリアやカリフォルニアなどで修業を積み、フランスにも戻り新たな魅力を持ったワインを生産する傾向があるようです。ひと昔前の、いわゆる教科書的なフランスワインから変化して来ている様子なのだとか。

中でもラングドックなどの南フランスワインはコストパフォーマンスの高いワインが多く、また日本へのワイン輸入業者も多いことから、大変に興味深い試飲会が期待されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

だれもが認める南フランスワインのポテンシャル。いわゆる有名どころもその南フランス・ワインのポテンシャルと、コストパフォーマンスに引かれ、ラングドックで非常にレベルの高いワインを生産しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真奥のオレンジ色のラベルのワイン3種類はブルゴーニュで活躍されているあのグロ家のアンヌ・グロさんと夫ジャン・ポール・トロさんが南仏ミネルヴォアに進出して造っているワイン。待望の2009年ヴィンテージがリリースされたのだそうです。非常になめらかで果実味のしっかりとした味わい。

手前の白いラベルのシャートー・マリも凝縮感あるエレガントな味わいのヴィオディナミ農法による良く出来たワインでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 写真奥の白いラベルのワインは「ラ・キャピテール・デュ・ドメーヌ・ド・バロナーク2008」で、あのシャトー・ムートンロートシルトが、「オーパスワン」「アルマヴィーヴァ」に続いて、ムートンと同じ製法でAOCリムーで造るワイン。間違いなく高級ワインなのですが、価格はカジュアル感ある設定。

今ではもう「ラングドックのワインとは・・・・!」みたいなイメージは描きにくくなっているようですね。しかし「南仏のワインはお得感あるワインが多い!」とのイメージはますます確かなものになって来ている様な気がします。

 最後にちょっとイイ感じのカジュアルワイン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 マーガレットの花がかわいいAOCサンシニャンのベルルーという標高の高い場所で家族経営により少量生産される「ドメーヌ・パン・デ・マルグリット」。果実味の凝縮感があり、同時に繊細な上品さとシトラス系を思わせる爽やかさのある味わい。

良く出来た個性的なワインだと思いました。

 どのワインもシラーやグルナッシュ、カリニャンといった南仏の伝統的なブドウ品種を使っているのですが、テロワールの多様性や新しい技術により、様々な個性を持ったワインが南仏にはあるようです。

南仏ワインは今後も面白そうですね。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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