“フィノ ハラーナ ”に関する記事一覧

辛口シェリーとホッケ

 

 

父の日の昨日、「なにが食べたい?」と聞かれたものですから、中年のちょい悪じゃないオヤジらしく、地味にホッケの焼いたのをリクエスト。

焼き魚が最近は大好きなんです。

・・・・・で、どんなお酒を合わせたら「う~む、うまいな!」と唸るような相乗効果をもたらしてくれるのかと考えました。

長期熟成されたスパークリングワイン、辛口の日本酒、芋焼酎のお湯割り、地中海っぽくウゾ、魚介類に合わせることが多いというシチリアの赤ワイン、となかなか良さそうな組み合わせを思いついたのですが、ちょっとおもしろみに欠ける。

そこで、ちょっと変化球かとも思ったのですが、ちょっと熟成感ある辛口シェリーは如何なものかと試してみた次第です。

焼きホッケには、なんだかナッツのような芳ばしさがあるため、ナッツとバツグンの相性である辛口シェリーでも合うのではないかと想像したんです。

 

 

 

 

 

 

【辛口シェリー エミリオ・ルスタウ フィノ ハラーナ と 焼きホッケ(醤油漬け)】

合うのか、合わないかの結論から言えば、たぶん星二つぐらいでしょうか。

でも、合わないわけではありません。もし、これが炭火焼で煙に燻されていたなら、もっと相性が良く感じたのではないかとも思った次第。

それともう一つ、これがホッケではなく焼きタコや焼イカなら、けっこういい線行ったのではないかと思いました。

また、辛口シェリーは意外に万能でどんな料理にもそれなりに合うのかも知れないとも感じた次第。

流石はバルの文化を持つ国のお酒です。どんなタパスでも陽気に合っちゃうんですね。

辛口シャリーのアルコール度数はワインより高く、かなりドライな味わい。よく冷やした辛口のシェリーを夏場にチビチビやるのはなかなかいい感じなのです。

また、ワインの一種と考えれば、「なんでこんなにお得なんだ!」みたいな価格水準ではないかとも思います。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

エミリオ・ルスタウの定番シェリー「フィノ ハラーナ」

人気のシェリー蔵、エミリオ・ルスタウの定番シェリーです!

Emilio Lustau   Fino Jarana   エミリオ・ルスタウ フィノ ハラーナ AL 15% 750ml  1,780円

シェリー蔵の中で最多のメダル受賞を誇るエミリオ・ルスタウの定番的な辛口シェリー酒です。

シェリーファンのほとんどは辛口を好まれます。「フィノ」か「マンサニージャ」を好まれるのですが、キリッとしたクセのある味わいが魅力なのです。このハラーナはフィノ(辛口)の中では塩味とか潮の風味が大人しく、フィノの中では上品でエレガントな辛口のシェリー。食事には合わせやすいタイプのシェリーです。

世代でシェリーファンを分けると30代後半から60歳ぐらいでしょうか。ほとんどの方は男性。酒屋のオヤジもその中の一人なのですが、白ワインではサラッとし過ぎていて、もうちょっとガツンとしたパンチが効いている方が良いかな!?と感じるタイプの人達なのかも知れません!

シェリー酒は一般的なワインよりも長い期間熟成されています。それもソレラシステムという熟成方法により使い古された樽で。まるで、手造りで樽熟成された上質のお醤油のような複雑味と深みがあります。(加齢臭っぽいって言う人もおられるのですが!?笑)

熟成感のある男性に愛される理由は、その辺に理由があるのかも知れません。人間もお酒も熟成されていて深みがあり、複雑味があってシャープでキレの良いドライなタイプが魅力的なのかもしれませんね!でも女子にはあまり受けないかも知れませんが!(笑)

今年は秋刀魚の値段が高いのだそうですが、クセがあり旨味のある秋の秋刀魚の塩焼きをアテに辛口のシェリーは相当合うような気がします。クセのあるもの同士、熟成感のある男子には最高だと思いますよ!今年は秋の秋刀魚をまだ食べていませんが、もし機会があったら(もし値段が安くなったら!笑)辛口シェリーで試してみたいと思いますね。

PS 今年の秋のフルーツは美味いですねー!!2010年産の国産ワインが楽しみ!真面目に100年に一度の出来栄えになるかも!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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