“シャンペン”に関する記事一覧

「シャンパン」その呼び方の世界観

「美味しいシャンパンちょうだ~い!」酒屋にとっては慎重になってしまうお問い合わせです。

なぜならお客様が、いわゆるフランスのシャンパーニュ地方で生産された「シャンパーニュ」を求めているのか、それとも「シャンパーニュ」を含む地域を問わないスパークリングワインを求めているのかを探らなければならないからです。

だいたい8割ぐらいのお客様は後者のタイプなのですが、良い悪いとか、正しい正しくないとかは抜きにして、お客様の中には「「シャンパン」とはフランスの「シャンパーニュ」であって、それ以外のフランス産スパークリングワインは「ヴァン・ムスー」と言って・・・・・・・・・・・・・!(汗)」みたいな強い考えをお持ちの方もおられるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこともあって酒屋としては「シャンパン」と言う表現を意識的に避けて「シャンパーニュ」とか「シャンペン」とか「スパークリングワイン」とかの呼び方を使ったりもします。

「シャンペン」との呼び方には、「シャンパン」に対する考え方ほどの異論はないようですが、中には「シャンペン」とは子供向けのシャンメリーのことを指すのでは!?との考え方もあるようなのが難しいところなのですが。

「シャンパン」はたぶん日本語だと思うのですが、それが「シャンパーニュ」を指すのか?それとも「スパークリングワイン」全体を指すのか?

もし新しい日本語として過半数の意見を採用するなら、後者の「スパークリングワイン」全体を示す単語となるわけですが、最近は「シャンパン」=「シャンパーニュ」だ!派が増えている様な気もするわけで、どうでもいいような話ではありますが「難しい問題だな~!」って気がするわけです。

ほとんどの方にとってホントにどうでもいいような話なのですが、毎年クリスマス前の今の時期になると酒屋としては気になってしまうのです。

酒屋としては、できれば・・・できればで良いのですが・・・(汗)、「フランスのシャンパーニュ地方のスパークリングワイン」とか「お手頃なスパークリングワイン」とか明確にご指示を頂けるとヒジョーに助かるのであります。

なぜかと言えば、「値段がぜんぜん違うから!」。ともすると失礼なご提案になったりもするわけです。

酒倶楽部ステップではおススメしたい「フランスのシャンパーニュ地方のスパークリングワイン」も「お手頃なスパークリングワイン」も揃っております。お気軽にお尋ね下さい。また、今後このブログでおススメ商品をご紹介して行きたいと思っております。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

GWで有名シャンペン需要戻る!

震災で延期になっていたお祝いがGWに集中したようですね。

英国ロイヤル・ウエディングの影響なのか、いわゆる”いい酒”の代表ともいえる有名シャンペンの動きがGWに入ってよい感じ。想像するに震災などで延期されていたお祝い事を、大型連休で皆が休みのGWに行なおう!という方が多いようです。

英国での昨日のロイヤル・ウエディングに対するイギリス系の人々の熱狂ぶりは凄かったですね。古い伝統ある建物と、赤色やら金色やらを身に付けたカッコいいロイヤルガードの皆さん。ホントに絵になってました。

中でも憧れてしまうのは騎兵隊の皆さん。金ぴかでトンガっているヘルメットに赤色がまぶしい制服、白くて仮面ライダーがしてそうな手袋。そして大きくて凛とした馬。カッコ良いです。もし日本人でも英国の王室騎兵隊になれるのなら息子をイギリスに送り出しても良いかな!ぐらいに思っちゃいそうです。

ところでロイヤルガードには、どうやって就職できるんでしょうかね?イギリス人でないとダメなんでしょうかね?たぶん日本人はいないし、黒人さんも見たところいないようですから、最低でも白人さんでないとダメなんでしょうか?不思議な業界です。

話が脱線しましたが、お祝いの席に有名高級シャンペンは良いですね。いかにもおめでたい感じがします。非日常的な至福のひと時ですね。こんな時ですから、おめでたい事は大いにお祝いするべきだと思います。お祝いされたり、お祝いしたりできるのですから本当に幸せなことです。ロイヤルウエディング程ではなくても、大いに祝福しましょう!

 

 

 

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英国世紀のロイヤルウェディングに「ポール・ロジェNV」

来週末に予定されている英国ウイリアム王子とケイト・ハミルトンさんのロイヤル・ウエディングに高級シャンペンの「ポール・ロジェ」のノン・ヴィンテージが採用されるとのこと。

ポール・ロジェNVはヴァッキンガム宮殿で行なわれる、ザ・ウエディング・ブレックファーストと呼ばれる結婚披露宴で振る舞われるのだそうです。

このロイヤルウエディングで何のお酒が使われるかは、業界内でかなりの憶測が飛び交っていたようで「世紀のロイヤル・ウエディング」に採用される栄誉に浴したシャンペンのポール・ロジェには、今後の商品説明に「世紀のロイヤルウエディングに採用された・・・・・」とのコメントが付くことになるのだと推測されます。つまり一流品の中の超一流品ということですね。

そのあたりを配慮して宮殿側はノン・ヴィンテージを指定されたのかも知れませんね。

ポール・ロジェを楽しんだ後にはチャールズ皇太子主催で、イギリスの有名シェフ、アントン・モジマンさんが腕を振るう会食が続くのだそうです。

ポール・ロジェは、グルメで鳴らした元イギリス首相のウィンストン・チャーチルさんが愛したシャンペンとして、もう既に十分に有名。このロイヤル・ウエディングでの採用で更にブランドイメージに拍が付くこと間違いなしですね。

酒屋として思うのは、イギリスのスパークリングワインのレベルはフランスのシャンペンをしのぐほど素晴らしい実力です。イギリスの王子様の挙式なのですから、イギリスのスパークリングワインが採用されても良かったのではないかと思うのです。

もちろん振る舞われるお酒はポール・ロジェだけではないはずで、その中にはイギリス産のワインも含まれているのかも知れませんが。

 

 

 

 

 

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