“のし”に関する記事一覧

「御神前」御神楽のご奉納、公演

 

 

御神楽とは、家内安全や五穀豊穣を願って、神様に奉納する舞のこと。

先日、九州の御神楽の公演が、ここ蕨市で行われました。

残念ながら見学はできませんでしたが、その御神楽に行く際の習わしである「御神前」の のし を付けた一升酒の2本しばりのご注文をいただきました。

九州の御神楽のためかお酒は芋焼酎で、習わしでは、これに金一封も合わせて奉納するのだそうです。

御神前

 

 

 

 

 

 

 

 

【御神前の芋焼酎2本しばり】

本来は神社にこの酒を奉納し、その下がりものを共に飲むことで恩恵を分かち合うのだそうですが、神社ではないホールなどでの御神楽の公演であっても、神様への舞であるため、「御神前」の酒はたぶん保存会の人たちのために必要なのだと思います。

また、御神楽の保存会の方々のそんな文化活動に対し、敬意を表したいと思えば、神前と同じように酒を差し入れるのが最善な方法だとも思います。

 

「・・・・・そういえば御神楽って見たことないかも!」と、酒屋のオヤジとしては失礼ながら思ったのですが、頑張って継承されている方々がおられるんですね。

 

お酒を差し入れる方とは、地域の文化に興味を持ち、場所がどこであろうと「御神前」の酒を届け、応援される心意気は素晴らしいと思います。

少子高齢化の流れで、地域の御神楽の保存は、ひょっとしたら難しいのかも知れません。

御神楽の保存会の方々はもちろん、そんな地域の文化を応援しようとしている方々にも、なんだか頭が下がる思いを感じたご注文でした。

 

 

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「清酒二本ゆわき」結婚祝いの水引き”結び切り”

結婚のお祝いに「大吟醸酒二本ゆわき」の注文を頂きました。

結婚祝いの場合、水引きの結び方は「結び切り」でないといけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結び切りの清酒二本ゆわき

日本の伝統的な礼儀作法の一つとして、のし紙や水引きには決まりごとがあります。

水引の結び方は大きく分けて、一度結ぶと引っ張ってもほどけない「結び切り」と、ほどけて何度でも結べる「ちょう結び」があります。結婚式や弔事(ちょうじ)では「一度きり」という意味で「結び切り」を、出産や昇進などの慶事一般では、「何度あってもよい」ので「ちょう結び」を使うのが一般的。

水引きの色は慶事では赤白や金銀、弔事では黒白や黄白などを使い、いずれの場合も濃い色が右側にくるようにします。

表書きは結婚祝いの場合には「寿」が一般的で、その他にも「御結婚御祝」や「御祝」となど。自分の名前は水引きの結び目の下に書きます。

一般的には「水引き」や「のし」が印刷された「のし紙」をテープで張り付けることが多いのですが、富山県では必ず写真のような「水引き」を用いるのだそうです。

より心のこもった贈り物であるとの気持ちを表そうと思えば、印刷されたのし紙を張りつけるよりも、富山県で行われているように伝統的な「水引き」を用いるのはどうでしょうか。

大切な方にお酒をプレゼントしようと思えば、中身が美味しいのは当然ですが、見た目も大切だと思うのです。

 

 

 

 

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のし紙付き清酒の二本いわき!

めでたい時のお届けものは、のし紙付きの清酒二本いわき!

正式には熨斗鮑(のしあわび)と呼ばれるのだそうです。

元々の熨斗鮑(のしあわび)とはアワビの肉を薄く削ぎ、干して伸ばしたものを贈り物に添えたらしい。元々の仏事での精進料理には魚などの生きものの使用が禁じられていたため、仏事でない贈答品では、精進ではない(仏事ではない)ことを示すためにノシアワビを添えたのだとか。

現在では熨斗鮑(のしあわび)と水引が印刷された紙を、贈り物に張り付けるだけですが、これにより、誰による何のための贈り物かが分かるのです。そののし紙の上部に「奉納」とか「御祝」との目的が書き込まれ、下部に贈る側の名前を書いてあるからです。

それと、言葉使いに敬語があるように、贈り物にのし紙を付けることで、言葉の場合の敬語のようになるような気もします。キチンとした儀礼の形式を重んじた贈り物になるのです。

のし紙に書く筆文字は、旨い下手の違いはありますが、街場の酒屋で書いております。もちろん酒倶楽部ステップでも行っておりますよ!清酒ののし紙付き二本いわきは、見た目の良い、絵になる贈り物だとも思います。お祭り、選挙、奉納、新築、機械の導入・・・・・・・と、のしを付けた儀礼の形式を重んじたお酒の贈り物が必要なときには、酒倶楽部ステップをご利用下さいね!

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