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埼玉の地産地消酒「金紋世界鷹」

埼玉県の酒屋さんで最近よく見かけるお酒がこれ「金紋世界鷹 特別本醸造」です。

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埼玉県の酒蔵最大手、小山本家酒造さんの創業200周年を記念してつくられた商品なのです。この商品、全て埼玉県産を使用し、埼玉県の限定販売。しかも非常にリーズナブルなのです!!

お米は生産者が明確な「埼玉県産日本晴」、お水は蔵で地下180メートルから2百年湧き続ける天然水(以外かもしれませんが、埼玉には美味しい水が豊富にあるのです)、酵母にいたっては小山本家さんの蔵付き酵母「蔵付き又兵衛酵母」を使用、更にお米は60%まで精米し、大吟醸と同様に長期低温発酵をさせています。

価格は1升で1,880円!流石は小山本家さん!

味わいは、香りよくフルティーな味わいながらスッキリとして、冷やでもぬる燗でも美味しく頂けます。

実は先程、小山本家さんの子会社で、販売会社の営業さんが来店されて、話たんです。ビール会社は装置産業などと言われますが、日本酒でも装置産業かもしれません(もちろんクオリティーの高い地酒蔵は今後も支持されて行くとおもいますが)。そうでないと上記の様な酒が一升1880円では販売できませんからね!

競合他社に負けない設備投資を行い、コストをより安くして、競合他社がまねの出来ない、もしくはバカバカしくてまねしたくない割安感のある商品を出す。日本酒の市場は現在、縮小傾向にありますが、その中で小山本家酒造さんの様な戦略は、大きな伸びはないかもしれませんが、打たれ強く、現在の様な不況下では力強くシェアを伸ばしていけるのだと思います。

小山本家酒造さんスゴイです。もちろん様々な考え方があるのですが、商売の方法としては尊敬できる酒蔵さんだと、酒屋のおやじは思ったのでした!

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麦焼酎発祥の地「壱岐の島」の焼酎

長崎の酒といえば「壱岐の島」の麦焼酎。「壱岐の島」は麦焼酎発祥の地なのです。

今回ご紹介するのは壱岐、玄海酒造さんの「貯蔵熟成麦焼酎スーパーゴールド壱岐 33度」

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長崎には大手造船会社の造船工場が多いのですが、その昔、某造船最大手企業の方々が壱岐の麦焼酎を試飲し、この焼酎が長崎へ出向した方々の東京本社への社内的なお土産に決ったのだそうです。必ずこの焼酎を手土産にしたとか!今では東京でも難なく入手できるのですが。とにかく、その大手企業での壱岐焼酎NO.1は、この焼酎に決まったのです!スゴイのです!

価格もスペインのホワイトオークに5年間貯蔵熟成の33度にしてはリーズナブル!酒倶楽部ステップの販売価格は720mlで1800円。

現在、麦焼酎は大分産が最もポピュラーですが、どちらかと言えば大分産はサラッとしていて、壱岐産はどちらかと言えば旨みが濃い感じがします。ウーロン茶とかお茶で割るには大分産の方が向いてる気がしますが、麦焼酎その物の味わいを楽しむには壱岐産の方が、どちらかと言えば向いています。(もちろん生産者によって個性が違いますから、一概には言えませんが。

樫樽貯蔵熟成系の麦焼酎、ウイスキーとどこが違うんだ?という気もしますが、スコッチ・ウイスキーみたいに凄い個性はありませ。やわらかくて繊細なほんのりとした甘みの広がる、和食の味わいの酒なのです。たぶん硬水の国のシッカリとした味わいの酒に対して、軟水の国の柔らかい味わいの酒なのだと思います。日本で造るウイスキーも、やっぱり柔らかい味わいが評価されているのだと思います。

朝夕が過ごしやすくなりましたね。もうすぐ秋です。秋の夜長、のんびりと読書でもしながらチビチビとやりたいですね!

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東京の地ビール「多摩の恵」

いっとき”地ビールブーム”というのがありましたが、その後、結構沢山の地ビールメーカーさんが廃業されました。

現在残っている地ビールは、ハッキリ言って、みんなすごいです。クオリティー高いんです。

今回ご紹介するのは東京福生市の地ビール「多摩の恵」!

酒蔵地下水仕込み、無濾過、非加熱の酵母入りビールで、東京限定での販売!種類は定番、限定品いれて11種類ぐらいあるようです。

「酒倶楽部ステップは蕨と戸田の間にある埼玉の酒屋なのに、なんで東京限定のビール売ってんの?」と言われそうですが、橋を渡ればすぐ東京だし、東京でお勤めの人が沢山いるし、銀行口座だって東京に持ってる人がほとんどなんで、まーいいでしょう!って話になったみたいです。それに地方へ行くと「東京から来ました!」って言っちゃう人結構いるんですよね!(おめー”わらび”じゃねーか!)って突っ込みたいですけど!(以外に地方の男性には”わらび”って言ったほうが「あーあー知ってる西川口のとなりの、むずかしい字のとこでしょ!」なんて言われたりするんですよね。「なんで西川口知ってんだ?」って感じですけどね)(すみません。話がそれてしまいました)tamanomegumi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多摩の恵 500ml 609円 上記写真は「多摩の恵ボトルコンディショナー」。

ボトルコンディショナー: 瓶内二次発酵させたビールで、瓶のなかで4~5年かけて熟成します。瓶詰めから6ヶ月間はホップの効いた爽やかな味わいで、その後は香味がさらに深く複雑に変化していき熟した果実のような味わいになっていきます。

酒屋のおやじは奥多摩から続く多摩川沿いが、結構好きなのです。ここの石川酒造さんとか、もっと奥の澤乃井さんとか、川沿いにガーデンカフェや食事処を併設されてて、朝方からちょっと山登りに出かけ、その後一杯やったりできるのです。

以前、この奥多摩地区の御嶽山という山に登ったことがあるのですが、頂上に突然、神社を中心とした住宅地が現れたのです。そこでは明らかに生活している人がおられて、「どうやって生活してるの?」といった疑問が残っております。例えば、学校とか買い物とかです。車が通れる道があるとは思えないのです。何だか興味深い場所なのです。

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一口飲んでリフレッシュしたいワイン

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今日もムシムシ蒸し暑いですねぇ〜。こんな時に酒倶楽部ステップお薦めのフレッシュ・フルーティーワインを一本ご紹介します!オーストラリアのセミヨン・ソービニヨンブラン。スッキリと爽やかな果実味で夏の疲れも吹き飛びます。このメーカーのワインは英国王室の晩餐会でも飲まれているそうです。ということでちょっぴりセレブ感も味わえるかしら〜。といっても、お手頃価格で、普段飲みにちょうどいい価格も嬉しいですね。今日ご紹介したのはセークレッドヒル セミヨン・ソービニヨンブランです。CAT:WINE

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酒屋のおやじが大好きな自然派ワイン!「クロ・シギエ」

酒屋のおやじこと味覚人酒好物体(すみません。発酵仮面小泉武夫先生コラムのマネです)はワイン担当ではないのですが、大好きな自然派の赤ワインがあるのです。

このワイン、軽くてピュアーな味わいなのですが、懐かしいような、田舎っぽいような、洗練されてないような、そんな素朴さを持った味わいなんです。

申し分けないのですが、女性にたとえるとモデルさんのような美しいタイプでは決してはなく、美人でもないし洗練もされていない感じなのですが、非常にナチュラルで素朴、きさくな感じがする、美人じゃないけど好みのタイプみたいな感じなのです。(おやじ好みって訳じゃないから!)。

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Clos Siguier(クロ・シギエ)フランス・カオール地方。 酒倶楽部ステップでの販売価格1,890円。

パリで注目のワインショップ「ラ・ヴィーニャ」でも販売されており、年配のお客様から「昔飲んでいたワインそのままの、とても懐かしい味わい」と言われ人気があるのだそうです。

素朴でどこか懐かしい味わいのワインをかたむけ、遠い過去に想いを馳せながら味わえば、あなたはもうこのワインにハマってしまったも同然!!ステップに通い詰めることになるのです!ガハハハハ・・・!

 

この「自然派ワイン」。最近よく目にする言葉なのですが、やたらと気合の入ったワイン造りをする人たちで、労力と造りのリスクが大きく、大手のメーカーにはとても出来ない分野なのです。

例えば、収穫したぶどうは直ぐに潰すのが一般的ですが、自然派は潰さずに丸いまま発酵させるのです!もちろん酵母の添加も行いません。ぶどうの皮に付いている天然酵母を利用します。それには農薬に頼らない自然な農法を行わなければなりません。

つまり、味わいを変化させるようなテクニックは使わずに、健全なぶどうを育て、その土地や気象条件による(専門家はテロアールといいます)ポテンシャルを最大限に高めるワイン造りなのです。

アドバイス:自然派ワインの試飲会に行って、プロの方はワインを口に含み味見して、すぐにワインを吐きだし、グラスのワインも捨ててしまいますが、労力を惜しまず生産しているワインメーカーにとっては、あまり気分の良いものではありません。プロでない方は、是非、労力とリスクをいとわず少量生産されたワインをゆっくり楽しんで飲んであげてくださいね。

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