「ラオ・カウ」泡盛のルーツか!

タイ少数民族秘伝の蒸留酒の記事が、朝日新聞に掲載されておりました。泡盛のルーツのようです。

朝日新聞より

タイ北部のクンキョの少数民族シャン族に古くから伝わる蒸留酒で、タイで主食として食べられているもち米を材料に造られているのだそうです。透明で、米の甘みとアルコール度数の強さは泡盛に似ているのだとか。

シャン族が酒と言えばこの「ラオ・カウ」。生のまま飲むのだそうです。新聞内の写真は身体中に伝統の入れ墨を入れた酒屋さんで、仲間で造った「ラオ・カウ」をナイロン袋に詰め20バーツ(約54円)で小売りしているところ。

酒屋のオヤジも以前フーデックスの展示会で、似たような東南アジアの蒸留酒を試飲したことがあるのですが、これがまた泡盛と味わいがよく似てるんです。そこで気になってインターネットでその辺りのことを検索してみたんです。

ある方のHPによると、蒸留酒のアイデアはギリシャのアリストテレスから始まりアラビアで蒸留酒技術が開発され、ロシアやヨーロッパへ伝わったようです。キリスト教の伝道師、セント・パトリックが蒸留技術を伝えたとの説もあります。

その後、地中海経由でインドやインドネシアに伝わりタイにも伝わったらしい。そこから日本へと伝わったらしいのですが、当時の沖縄は琉球王国でありタイ王国から直接伝わったようです。

それから現在に至るまで泡盛の原料にはタイ米が使われています。これが日本のお米だと、なぜか味わいがいまいちなんですよね。

日本本土へはタイから中国、朝鮮半島と伝わり西日本に伝わったらしい。たぶんこの辺りではしばらく時間がかかり、泡盛とはちょっと違った製法の焼酎へと変化して行ったのかも知れませんね。

面白いのは紀元前に蒸留技術を開発したアラビアではお酒が禁じられ、各地に広まった蒸留方法はブランデー、ウイスキー、ウォッカ、ラム、焼酎、泡盛と様々なお酒へと変化して行き、蒸留法が伝わって行くたびに洗練されたお酒へと変化して行ったこと。興味深いですね。

ちなみに沖縄の伝統酒「泡盛」の味わいは「ラオ・カウ」などの東南アジアの蒸留酒に似てはいますが、泡盛の方が遥かに洗練されていて美味しいと思います。でも原料はタイのお米でないと美味しくないのです。これは、お酒に対しての世界観というか考え方の違いでしょうか!?


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