プレミアム和酒市場に底入れ感か!?

3Mなどと呼ばれた芋焼酎がリードした焼酎ブームが去って久しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 本格焼酎ブームが去って芋焼酎をメインとした、いわゆるプレミアム和酒の市場価格は、少しづつではありますが値を下げ続けて来たように思います。

それがここに来て、やや雰囲気が変って来た様子。市場にタイト感があり、なおかつ人気のある芋焼酎の「魔王」などは価格がやや値上がりしているようです。

確かにここ最近は、店頭でもこの手の和酒の動きが良い感じがします。経済状況は相変わらずで、景気の良い話は聞こえてこないのですが、ひょっとしたら消費心理が好転してきたのかなあと期待してしまいます。

もちろん流通の過程で、資金力に余裕を持つどなたかが何かをされて、戦略的に市場をタイトにしているのかも知れませんし、この手のお酒を扱う小売店や居酒屋さんが増えて、そのお店さん方の仕入れだけでタイトになっているのかも知れません。また、ただサイクルの中で偶然に今タイトになっているだけなのかも知れません。

ただ、酒屋の店頭での動きが良くなっている事だけは分かります。

インターネットでの販売競争で、値下げへの圧力はこれからも続くのだと予想されます。しかし、しばらくは積極的に販売価格を下げる状況ではなさそうですね。

やはりアイコン的なお酒は、それなりの価格でないと魅力もないのではないかと小売店としては思います。ある程度の価格が維持された方が売れ行きも良いのではないでしょうか。

6月の四半期決算を無事に乗り越えて、たまには贅沢な気持ちにさせてくれる芋焼酎でも、仲間と酌み交わすというのも素晴らしい考えではないでしょうか。自分自身のためには購入することのない酒には、みなさん喜んでくれるハズです。そして「今期も頑張ろう!」という糧になってくれるのではないでしょうか。

 

 

 

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