「北信流」フルボディ熟成生酒

 

 

最近、いくつかの日本酒の試飲会に参加させていただきました。

そこで試飲させていただいた日本酒の中で、特徴的な印象を持った日本酒を何回かに分けてご紹介させていただきます。

 

まったく火入れをしていない生酒を1年ぐらい冷蔵庫の中で貯蔵すれば、ものによって驚くほど美味しくなります。

「ぴちぴちフレッシュ」⇒「まるみあるシルキー」に熟成され、「やっぱり、あらゆる酒は寝かせた方がうまい!」となるわけですね。

考えてみればワインだって、ビールだって生。日本酒意外に火入れ殺菌を行う醸造酒はありません。

日本酒はワインよりもアルコール度数が高く、糖分の含有量も多い。貯蔵熟成による耐久性はより高いとも推測できます。

そのため実際に日本酒造りを行っていない者としては、「なぜ日本酒だけ火入れするの?」と不思議に感じておりました。

 

それでもあったんです。生酒を貯蔵熟成させて、生酒のまま出荷する酒蔵さんが。

 

 

 

 

 

 

【北信流 熟成した生原酒】

蔵元さんの話では、熟成して美味しくなるタイプの酒はワインと同じとのこと。

最近人気の高い、フルーティでサラっとした線の細い味わいのお酒は熟成に適していないとのことで、ボルドーワインのように豊かな成分を感じる骨太な味わいのお酒が熟成に適しているのだとか。

生原酒を寝かせて、味わいにまるみが出て、やわらかさのある味わいになってから、生原酒のまま出荷する。

新しい日本酒の流れでしょうか。

また、ボルドーのシャトーからのトランシェのように、「蔵で熟成させたヴィンテー古酒だから価格もそれなりに高い」となっていないことは、非常にお得感ある日本酒ではないかとも感じた次第です。

 

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