ワイン市場を制するものは次の国内酒類市場を制す・・・のか?

ワインブームと呼ばれ1998年にピークを打った国内のワイン消費量を上抜いたのは2012年でした。

その後も人口が減少傾向にあるにもかかわらず国内のワイン消費量は右肩上がりの増加傾向。また、足元では消費量だけではなく消費金額も増加しているようなのです。

2014082911020000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【日本経済新聞に掲載されていた調査会社リスキーブランドさんのアンケート調査】

このアンケートによれば20~34歳の「日常的に飲む酒」としてワインの比率が高まっており、対照的にビールは鮮明な減少傾向。

また、日本酒もワインの半分ぐらいだが比率は高まる傾向で、ブームが過ぎ去り減少傾向にある焼酎の比率と同じレベルにある。

そのワイン消費をけん引しているのが、家で楽しむ、いわゆる「家飲み」で、最近ではワインの売れ筋価格も上昇傾向にあるとのこと。ワイン販売に影響力を持つ国内大手スーパーも、最近の需要傾向に合わせてワインの販売戦略を変化させているとのことだ。

ライフさんはワインに強い高級スーパーの成城石井さんと連携して1000~3000円のワインを特設売り場で販売。

マルエツさんはワイン専門商社のエノテカさんと組み2000~3000円の専用コーナーを設置。

国内最大手のイオンさんは新たにフランス、イタリアのワイナリーと直接取引を始め1500円以上の品揃えを2倍に。

2014年4月~6月の家計調査によると、酒類の支出は消費増税の影響もあり6.3%減ったが、ワインの支出は逆に3.5%増えたとのことで、ワインへの支出は増えているのだそうだ。

人口の減少と少子高齢化で国内ビール消費の減少は想像に難しくないのですが、そんな状況下にあって特に若い人にワインが支持されていて、ワインの消費量、消費額ともに増加傾向にあるのですから、大小入り乱れてのワイン商戦はますます激しさを増すのかも知れませんね。

ちなみにアンケートの「日常的に飲む酒」では、ワインが上昇傾向にあって約12%の比率。ビールは激しい減少傾向が見て取れ、4年間で7ポイント落ち込んで約20%。この傾向が継続すれば、後3~4年で逆転することになるわけです。

今どきの若い人たちの乾杯は、もう既にもっぱらスパークリングワインなのだそうです。、国内ワイン市場のシェア争いはますます激化の様相を呈するようですね。

・・・・・って、ひとごとじゃなかった・・・・なんとかせねばぁ・・・・(汗)!

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ