「サマーギフト」と「お中元」

夏の贈りものシーズンはピークを過ぎたようですが、なんだか最近は従来の「お中元」とはまた違った夏の贈りものである、「サマーギフト」としての贈りものを、「夏の贈りものは・・・・・までに・・・・」みたいなことを気にすることなく、「のし」なしで贈る方が増えているようですね。

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 写真は、いわゆるサマーギフト。「お中元」や「暑中お見舞い」の「のし」を付けず、ラッピングの飾りも派手になり過ぎないギフトです。

 「お中元」には、会社関係とか親戚関係とか、フォーマルな感じがあり、なおかつ「いついつまでに出さなければならない」といった決まり事があったりします。また、困ったことに、その決まり事の認識が人によって、また地域によって違ったりするわけです。

この形式ばった感じの、のし紙を貼り付けた贈りものが、「贈る側としてしっくりこないな~」って場合に、「サマーギフト」としての贈りものが選択されるのだと思います。「形式にこだわらない感謝の気持ちを込めた夏の贈りものです」みたいな感じでしょうか。

 会社関係での贈りものも、本当にお世話になった方には、「お中元」ではなく、「のし」なしの「サマーギフト」が選ばれるようです。酒屋としても、この気持ちは良く分かる気がします。

例えが良くないかも知れませんが、バレンタインデーの義理チョコと本命チョコみたいな違いでしょうかね。

さて、酒屋に来店されて、贈り物にお酒を購入するのは、あたりまえですが相手の方がお酒好きだから。お世話になったお酒好きの方に、お酒の贈りものはほとんどベストな選択ですね。

サマーギフトで、さり気なく美味しいお酒を贈って喜んでいただくとは、素晴らしい心づかいだと思います。

また、サマーギフトの場合には、相手の方に喜んでもらえばそれでいいわけで、いわゆる日本の贈り物の作法的な気づかいが無用なのかも知れません。

難しい作法は抜きにして、お酒好きの方に喜んでもらいましょうね!

 

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