「・・・・・天気もふところも寒いな・・・・焼酎でもやるべ・・・・」。
まだ昭和の時代、焼酎を飲むといえば、いわゆる甲類焼酎をお湯割りにして、そこに梅干しを一個ポチャンと落とし入れたものでした。
今のように芋焼酎やら泡盛やらの、いわゆる本格焼酎を販売している飲み屋さんはほとんどありません。
まだ若かった酒屋のオヤジは、飲み屋さんで周りの先輩方のために、せっせとそんな梅干し入りお湯割り焼酎をつくりました。
飲めば最初はなんだか、お湯割りからまったく梅の風味が感じられません。そこで酒屋のオヤジなどは、無作法ながらそこにある割りばしを、お湯割りの中に突っ込んで、やおらグラスの中の梅干しをぐちゅぐちゅとつぶしながら飲んでおりました。
唐揚げとかポテトフライとか、そんないわゆる油ものをつまむことが多かったためか、ややスッパイぐらいの方が飲みものとして、ちょうどいい塩梅だったのかも知れません。
そして、あったまりました・・・・・・。
そんな昭和の時代から蘇ったようなチューハイ用の梅干しが、なんだか人気です。
【紀州 美智子漬】チューハイ用梅干し 1Kg @1400円+税 ⇒終売になりました
寒い夜に、梅干し入りお湯割り焼酎で癒されてみては如何でしょうか?
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
投稿日:2016年11月27日
カテゴリー:酒場放浪記系
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