「父の日プログラム」お父さんといっしょ!

今日、次男の通う蕨の幼稚舎さんで「父の日プログラム」を楽しませて頂きました!

先ずは園長先生と戸田の教会の牧師さんの素晴らしいお話。毎年心が洗われます。

今年のお話は「江戸しぐさ」。江戸の都は世界でも最も大都市でした。当時のロンドンの人口が72万人に対し江戸には120万人が暮らしていたのだそうです。そこで暮らす人々は、住みやすい街をつくるため、知らない人とも平等に接する工夫をしていたのだそうです。それが「江戸しぐさ」。皆が気持ちよく平和に暮らすための心得なのです。

この「江戸しぐさ」は礼儀作法として体系づけることをしませんでした。文章にするのも禁止されたのだそうです。それは江戸の人の常識、癖となることを先人達が願ったからなのだそうです。

この中には「肩引き」「傘かしげ」「こぶし腰浮かせ」「うかつあやまり」「逆らいしぐさ」「喫煙しぐさ」など、美しくて気づかいのあるマナーが多くありました。世の中には「財力の違い」「身分の違い」「年齢の違い」など様々な人々が一緒に暮らしています。そんな中で皆が気持ちよく平和に暮らすための常識として江戸庶民に伝わったのです。

今の時代、会社に出社して上司に「おはようございます」と挨拶すれば、「おはようございます」と返す上司もいますが、「おはよう」、「おう!」、うなずくだけ!、無視!など様々な返事があります。これは戦中、戦後に威厳を重要視したことから来ている文化で、その前の時代には、上司は部下に対して「おはようございます」と返していたのだそうです。これが「江戸しぐさ」の教えだったのでしょう。

酒屋のオヤジも、皆と気持ちよく平和に暮らすために、気づかいのできる人になりたいと思った次第です。

さて、園長先生、牧師さんのありがたいお話の後は、恒例の父の日ミニ運動会!

 

写真は、年少さんとそのパパ達が行なう、伝統の競技「あらっ、だれかしら?」。パパが積み上がっている袋の中から一つを選び、その袋の中に入っている変身具を身に付け、子供たちが自分のパパを探し当てるというゲーム。

これが意外に盛り上がるんですよ!パパそれぞれの持つ身体的な特徴と、変身具のアンバランスぐあいが違和感があり過ぎていい感じ。子供達の中には「こんなの!パパじゃないー!!」って泣き出す子供もいて、「確かに!気持ちは分かるぞ(笑)!」みたいな子供への共感と、同じパパとして「親父は大変だ~(汗)!」みたいなパパどうしでの共感が、ついつい笑いたくなってしまうのですよ(笑)!

そんなことで、心が洗われるのと同時に、楽しい時間を過ごさせて頂きました。関係者の皆さんありがとうございました。素晴らしい「父の日」です!

 

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