”もみすり”でお米作りに感謝!

毎年この時期になると仰せつかる、けっこう骨の折れる作業があるんです。この作業を行なう度に「昔の人は大変な作業をしてお米を作り続けてきたんだな~!(今ももちろん大変な作業だと思いますが。)」って、あらためて気づかされます。

次男が幼稚舎で収穫して乾燥させた稲穂を持ち帰って来るんです。それを各自が家で脱穀して戻し、幼稚舎で11月に行なう感謝祭でおにぎりにして食べるのです。

この「もみすり」とか「脱穀」とか呼ばれる作業を手作業で行なうのが意外に大変。少量でも1時間ぐらいはかかってしまうんです。子どもと一緒に共同で行なうのが理想的なのですが、あまりに非効率的というか、脱穀の成果が目に見えて進まないため、すぐに子供は飽きちゃって親がやるしかありません。で、パパかママのどちらか、気が長くて暇な方が行なうことになるのですが、うちでは当然パパというか親父なのです。

 次男が持ち帰った乾燥させた稲穂。すり鉢、すりこぎ、稲穂からもみを外すための割り箸を用意します。

稲穂から外したもみをすり鉢の中に入れ、後はひたすらすりこぎ棒で力を入れ過ぎないようにトントンたたいたり、ゴリゴリと擦ったりして、殻が外れてきたら息を吹きかけて殻を飛ばします。

「”米つき”ってのはきっとこのことなんだろうな~!」なんて考えながらボチボチ続けます。

そして、トントン、ゴリゴリ、フーを約1時間ボチボチ続けて完成したのがこれ

           ↓

 昔の人にしてみれば収穫が出来たからこその脱穀作業だったわけで、この地道な作業は喜びの時だったのかも知れません。大変なんて言ったらバチがあたりそうです。

「過剰消費の反動で今の不況がある!」と言う方もおられますが、こんな作業をボチボチやると「確かに日本は都市化し過ぎだよな~!」とか「便利になった分無駄も多いよな~!」とか「こんな作業を喜びを持ってできるようなライフスタイルは、やっぱりイイよな~!」などとボヤ~とした頭でガラにもなく考えてしまいます。

ひょっとしたら、こんな作業を通じて子供だけでなく親も育てて頂いているのかも知れません。流石は蕨の「ひかり幼稚舎」さん!ステディなファンが多い理由が分かります。

 

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