サンマの塩焼きには赤ワイン!!それも重厚な赤!
先日、フランス食品振興会さんより玉村豊男さんの料理本、「100本のボルドーワインのための100皿の料理」を頂きました。上の写真は、その表紙の一部なのですが興味深い文章が書いてありました。
それは「サンマの塩焼きには赤ワイン!」です。酒屋のオヤジ的にはちょっと驚いたのですが、ワイン担当に聞いたところ以外に知られた話なのだそうです。それも軽い赤ワインではなく、重厚な赤ワインに合うのだそうです。
玉村さんの本曰く、「直火で脂を落としながら煙の中でじゅうじゅう焼くのがいちばん、というのが日本国民のコンセンサスで私もそう思うひとりなのだが、大根おろしに醤油をかけて・・・・という食べ方に関しては実をいうと密かな疑念を抱いている。」とのことだ。
水っぽい大根おろしを、熱い直火の衝撃によって緊縛状態になっているサンマの身肉に接触させることは、ステーキを食べる直前に肉に冷水をかけたような、ある種の違和感を抱いてしまうのだそうです。ちょっと話が難しいですが、ようするにサンマが水っぽくなっちゃうってことですね!(汗)
確かに赤ワインと一緒に楽しむなら、大根おろしはない方が良いような気は酒屋のオヤジでもするのですが。この本で紹介されているサンマの料理方は、サンマの塩焼きにフォアグラとサンマの内臓、ビーツを裏濾してソースとして上から流したもので、下にはビーツと大根をグリルしたものをキレイに敷いてあります。たしかに赤ワインには合いそうですね。
この料理の最も良いところは、サンマの塩焼きは赤ワインにぴったりなのに、その邪魔をしている水っぽい大根おろしを取り除くことができたところなのだそうだ。
覚えてておきましょう!!「サンマの塩焼きには赤ワイン!でも大根おろしはなしで!」
フランス食品振興会さんからは他にも「ボルドーワインと楽しむレシピ集」も頂き、その中の「さんまの梅干し煮」をワイン担当である女房殿が次のワイン会のアテに出すとのことで試食を作ってくれましたよ。
それがこれ!
確かに赤ワインには合いそうです。次回の酒倶楽部ステップでのワイン会へご参加の皆さん、ご期待下さいね!
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