夏祭りと生ビール

このところ週末になると必ずどこからか、「~月が~でったでた~月が~でた、ヨイヨイ♪♪~」って盆踊りの音楽が聞こえてきます。細かく分かれた町会ごとの盆踊りがそれぞれ開催されているんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

盆踊りを踊られている方々の中には、衣装も踊りも素晴らしい方が数人おられて、「素晴らしいなあ~!」と感じました。まさに地域に密着した行事なのだから、将来に残して行くためにも「小学校や地域で子供達に盆踊りの楽しさを教えたらよいのに!」などと、ただ見ているだけの者としては無責任ながら考えてしまったりするわけです。

 それでも、集まって来る子供達のお行儀の悪さを嘆くよりも、子供達に誰かが盆踊りの楽しみ方を教えた方がより建設的です。親の世代では酒屋のオヤジも含めて、もう既にそれを教えられませんからね。

酒屋のオヤジのような酒屋が盆踊りなどで良く言われるのが、「お祭りで生ビール売ってよ!」ってこと。もし生ビールを販売しようと思っても、自分では酒屋の仕事もあってやりきれないため、誰かにお願いしなければなりません。その辺が難しいところなんですよね~。

 大きい夏祭りや、花火大会になると、生ビールを販売する方はおられるのですが、場所の確保や機材の調達、人手の確保などがあり、なかなか簡単ではありません。沢山販売できる場所ではそれなりの規制もあり、沢山の人手が必要なのです。

そこで、酒屋の立場から見た「これは成功だな!」って思えるお祭りでの生ビール販売の成功事例を一つご紹介します。

それはスポーツ少年団の父母会の方々が、手弁当で子供達のユニフォームを購入するために、大きなお祭りで生ビールを販売したことです。父母の皆さんは手弁当のため人件費はゼロ。規制が多いため、その分ビールの異動などで人手が必要なのです。また、自分達も楽しんで販売活動ができたことも良かったのだと思います。

その結果、目標金額を超える資金を調達できたとのこと。資金が調達できて、みんなで楽しめて、親同士の絆も深まり、ホントに良い結果に終わったと感じた次第。

その後にはみんなで、本当に美味い酒を飲んだのだと思います。

 

 

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