「酒屋の株話」コーナリングでインをつくのはグロース株か

 

 

今週の日経平均株価は、急激な円安に牽引されたかのように一時18000円台を回復した。

トランプ米次期大統領が選出されたことをうけての、いわゆるトランプ相場の継続だ。

それでも個別株に目を移せば違った景色も見えた。業績に関係なく急騰した銘柄、また急落した銘柄と、ばらばらな印象の個別株。

トランプ相場による円安にも牽引された様子だが、11月の海外の金融機関やヘッジファンドの決算による季節要因も影響したのではないかと推察する。

また、そうでなければ、この市場のばらばらな動きの説明がつかないのではないか。

つまりは含み益のある株式の売却と、主に金融銘柄などへの空売りの買戻しだ。大型株に対しての空売りが多く、その買戻しが主導して日経平均が強含んだとも考えられる。

ここで注目すべきは、業績に関係なく含み益が出ているために、売却され急落したと推測できる銘柄ではないか。

トランプ相場による円安と、大型株の買戻しと考えられる上昇の後に続くコーナリングで、そのインをついて、後に続くストレートでもっとも加速するのは、成長が期待されるグロース株ではないかと思う。

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子供新聞を読んでいた息子が、「トランプさんって、酒もタバコもやらないんだ・・・・意外とかたぶつなんだね・・・・!」みたいなことを言っていた。

高級ワインを生産するワイナリーを所有しているとのことだが、それでも酒を飲まないとは、たしかに意外ではあるが堅い人なのかも知れない。

また、うちの子供でも興味を持つキャラクター、覚えやすい名前、インパクトのある見た目、遠慮のない喋り、大富豪の経営者・・・・・・・・と、ひょっとしたらアメリカにピッタリなイメージの大統領ではないか。

「よく分かんないけど、たしかに魅力がある」と考える人は以外に多いような気もする。

トランプ相場が本格化するのは、まだまだこの先と期待したい。

 

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