「酒屋の株話」グロース派の買い場

 

 

「今年のトウモロコシはうまい!」

それでも、その旬は短い。もうすでに旬が過ぎてしまった感がある。

条件の良い年であっても、旬の食材をより美味しく食べようと思えば、そのタイミングは難しい。

天候を予想してそのタイミングを計ろうとしても、その天候を予想することが、まったくもって容易ではないのだ。たぶん「美味しい」と感じた時がベストなタイミングなのだろう。

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9日のNYダウは、早期利上げ観測が強まり384ドル下げた。

来週の月曜日の日本株市場は、この影響を受けて急落するのかも知れない。

投資のスタイルがバリュー派でもグロース派でも、買いのタイミングは同じなのかも知れない。それでも、特に成長株に投資するグロース派なら、この急落は投資の神様がたとえるところの「Mr.マーケットの悲観」ではないかと思う。

つまりは買い場だ。

トウモロコシの最も美味しいときを狙って天候を予想するように、成長株の買い場を狙ってマクロを予想することもまた容易ではない。

マクロが悲観に動いたなら、成長株を妥当な価格で買いたい投資家にとって、それは素晴らしいタイミングと言えるのではないかと思う。

また、好業績により、その価格水準に魅力を増している銘柄も多いと感じる。

素晴らしい年の、素晴らしいトウモロコシは「美味しい」と思ったときが旬。すなわち買い場だ。

来週の月曜日は「旬」となるのか。

 

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