「酒屋の株話」日本株上昇第二波のシナリオ

推測するに、海外の大金を運用するどこかの誰かが行った、日経平均のオプション相対取引で構築したドデカい強気のオプション・ストラテジーは今のところ理想的に推移しているようだ。

このまま9月のSQくを迎えれば、おそらくリスクフリーの非常に長い期間有効な買いのポジションを持つことになるわけです。そして今後、日本株が上昇すれば大儲けとなるわけですね。

流石に大金の運用を任せられる運用者。見事な戦略だと思います。

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【今朝の日経新聞さんの一面記事】

世界情勢には混沌とした印象がありますが、そんな中で大金を動かす海外投資家は「日本買い」へと動き始めているのかも知れません。

新聞によれば大手の海外投資家は、第二の「アマダ」さんを探しているとのこと。「アマダ」さんは先日利益をすべて配当と自社株買いに回すと発表した。

振り返ってみれば「株価上昇の第一波」は、2012年末からのアベノミクスへの期待感でのショートカバー的な上昇。約半年間その上昇は続き、その後は今までずっと上がったり、下がったり、横ばいだったり。

次の「株価上昇第二波」があるとすれば、大手の海外投資家が注目する「アマダ」さんの様なお金持ち企業の変化に対する評価がポイントのようです。

自己資本比率はめちゃくちゃ高くて、自己資本利益率は低いみたいな企業さんって、日本にはたくさんあるように思います。

日本企業による資本効率向上の動きに、世界の過剰流動性資金が大波のごとく押し寄せるのような状況が、「日本株上昇第二波」をつくり出すのではないかと推測する次第です。

いまどきのアリさんを目指す者の一人としては、次に来るであろう株式市場の大波にワイプアウトさせられないようにしないと。

 

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